Tag Archives: Design for Good

image via Tommy Hilfiger

デザインで循環性を実現。トミーヒルフィガーとエレン・マッカーサー財団のサーキュラーデニム

米のアパレル大手トミーヒルフィガーが、ブランド初となる『サーキュラーデザインデニムコレクション』を発表しました。デザインの方法を再考することで、従来の8割の廃棄をなくすことが可能となっています。

wheels

ガムのかみかすをスケートボードの車輪に。フランスの学生が考えた、街の美化活動

ヒューゴ・マウペティ氏とビビアン・フィッシャー氏は、街で回収したガムのかみかすからスケートボードの車輪を作るという、サステナブルな取り組み方を考案しました。2人によるとガムのはっきりした色と質感は、スケートボードの車輪にもってこいなのだそうです。

マスク

土に埋めると花が咲く、100%生分解性のマスク「Marie Bee Bloom」

オランダのグラフィックデザイナーであるマリアンヌ・デ・フロート・ポンス氏は、地球に優しく、なおかつコロナ禍で人々に笑顔を届けるマスクを販売しています。彼女が作っているのは生分解性100%のマスク「Marie Bee Bloom」で、使い終わった後に土に埋めると花が咲くというもの。マスクには花の種が埋め込まれており、アスター、コレオプシス、ギリアといった花が咲きます。

グラレコ

【イベントレポート】Tokyo Meets Doughnut 〜ドーナツ経済学で東京の未来を考えるワークショップ〜

2021年3月5日に行われた「Tokyo Meets Doughnut 〜ドーナツ経済学で東京の未来を考えるワークショップ〜」のレポート記事です。ドーナツ経済学の東京への応用について参加者の皆さんと共に考えました。

紙カミソリ

世界初の「紙でできたカミソリ」使い捨てプラスチック削減へ

使い捨てカミソリの国内トップシェアを持つ刃物メーカー貝印株式会社が、カミソリ自体の素材を変えてしまおうというユニークな発想に至りました。ヘッドに金属を使い、持ち手部分に紙を使った、脱プラスチック仕様のカミソリである紙カミソリを、2021年4月22日にオンラインショップで発売します。

廃棄建材を、一点もののアクセサリーに。アップサイクルブランド「KiNaKo」

私たちは普段、仕事をする中でたくさんのごみを目にしています。洋服をつくるときに余った布きれや、一度しか使わなかった大量の紙の資料。何に使えるのかはわからないけれど、そのまま捨ててしまうのはなんだかもったいない。そんな想いを形にしたのが、アップサイクルのアクセサリーブランド「KiNaKo」を手がける木上奈都子さんです。木上さんは、建築物をつくるときに出る端材や建材を、一点もののピアスやリングに生まれ変わらせています。

old milk

食品ロスを減らす、腐った牛乳の香水「Old Milk」

スウェーデンの大型スーパーが、腐った牛乳の匂いを再現した香水「Old Milk」を開発しました。その背景には、日常的な食品ロスを削減したいという想いが込められていました。

イケアジャパン

あなたの家の「家事分担」はフェア?対話を促すイケアのゲーム

イケアが3月8日の国際女性デーに合わせて公開したのが、FiftyFifty(フィフティフィフティ)と呼ばれるデジタルカードゲームです。これは、自宅における家事の平等について、オープンで楽しく対話を始めるためのツールです。

Land down under

ジーンズからジーンズへ。land down underが投げかける循環ファッションの未来

「循環するジーンズ」を提供するland down under。代表の池上慶行さんは、「廃棄物をなくす」さらにいえば「廃棄物という概念をなくす」ことを念頭に、ジーンズづくりと循環の仕組みの構築に励んでいます。

ゆずりばいちかわ 石垣さん

孤立化していく地域コミュニティに挑む、ランドセルのアップサイクル「ゆずりばいちかわ」

こうした地域コミュニティの希薄化、孤立化に対して、「困った時はお互い様」のコミュニティビジネスで問題解決に取り組む会社が千葉県市川市にある、学生服リユース商品やランドセルのアップサイクル商品の販売事業を展開する「ゆずりばいちかわ」です。理念として「リユース、アップサイクルを通じたコミュニティ(譲り場)を提供することで地域活性化と柔軟な雇用創出」を掲げています。

【わかる、えらぶ、エシカル#16】今からでも備えたいアイテム。「災害対策商品」を買おう

「エシカル消費」という言葉を知っていますか? エシカル消費とは、人や社会、環境に配慮した消

The Braunstein Taphouse

サーキュラー建築で廃棄物を最小限に。デンマークの「分解可能な」複合施設

建物の解体で廃棄物を出さないように建築デザインされたのが、デンマークの「The Braunstein Taphouse」です。解体後に建物の資材をリサイクルできるよう、分解可能なデザインになっています。分解可能にするため、建物はできるだけシンプルに、取り外し可能な結合部品で作成。それにより、別の場所で建物を再建築したり、部品を他のプロジェクトに再利用することができるのです。

大井さん

スラム建築を現代の建築に活かす。TAUが目指す、自然と一体化した無駄のないデザイン

現代の建築は見栄や無駄が多くなってしまっています。無駄を作ると、それは最終的にごみになってしまう。建築のスクラップビルドは、ものすごい量の廃棄物を出し、エネルギーを有し地球汚染につながっています。それを最小限に抑えることはもちろんのこと、廃棄物を利用して建築ができないか──そう話す、アトリエ「TAU」の創業者である大井雄太(おおいゆうた)さんは、スラムで用いられている建築方法を学び、現代の建築に生かしています。

IKEA

イケア、家具に第二の人生を与える「Circular Hub」をIKEA港北にオープン

IKEA港北にオープンしたサーキュラーハブでは、顧客から買い取ったイケアの家具や展示品を購入できます。さらに、従業員による家具の組み立てを見学できるコーナーや、商品のメンテナンス方法などに関するワークショップ「Learn & Share area」を設け、顧客がより簡単かつ手頃な価格でサステナブルな暮らしを実現できるよう提案していきます。

ディスレクシアカナダ

ディスレクシアの人の視点を疑似体験する「とにかく読みづらいサイト」

カナダの団体が、あるウェブサイトを立ち上げました。文章のスペルはめちゃくちゃ。文字が点滅したり、勝手に動いたり、時にぼやけたりしているので、とにかく読みづらい。これは実は、日常的にディスレクシア(失読症・読み書き障害)と共に生きる人の気持ちをより多くの人に知ってもらうためのサイトでした。

パイナップルのヘタをドローン部品に変えるプロジェクト、マレーシアで始動

マレーシア・プトラ大学のプロジェクトチームが、パイナップルのヘタを原材料にドローン部品を開発しました。プロジェクトの目的は、マレーシアのフールランガット地区の農家の収入を安定させ、農産業の全体を活性化させること。パイナップルのヘタによって製造しているのは、ドローンのバッテリーやプロペラを固定する胴体の部分です。