160年前の開港以来、常に新しい技術や製品が海外から入ってきた国際イノベーション都市「横浜」。
環境やエネルギーなど、地球規模課題の解決に向け、多様なアイデアやナレッジ、最先端の技術が集まる“アジアのグリーンハブ”として世界とつながり続けている。
そんな横浜を舞台に、2024年10月23・24日の2日間、横浜市はアジアの脱炭素をテーマ『第13回アジア・スマートシティ会議(Asia Smart City Conference)』を開催する。脱炭素をはじめ持続可能なグリーン社会の実現に向けて、アジアの都市の連携を深めるとともに、行政、企業、国際機関、大学など国内外の多様なステークホルダーが集い、知見やアイデアを共有する場となる。
また、次世代を担う若者が参画して議論・交流を行うほか、企業の先進的な技術を紹介するブース展示などを通じてビジネス交流を促進。さらに「GX(Green Transformation)」、「最先端技術」、「都市課題解決」、「イノベーション」をキーテーマに約50の多彩な出展ブースも設けられる。持続可能なグリーン社会の実現に向けた技術やソリューションを発信し、商談やネットワーキングの機会も盛りだくさんだ。
2027年に国際的な園芸文化の普及や花と緑のあふれる暮らし、地域・経済の創造や社会的な課題解決への貢献を目的に開催されるGREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)に向けて、持続可能な都市像をアジアのグリーンハブ横浜から世界に発信する2日間となる。
アジア・スマートシティ会議とは?
「アジア・スマートシティ会議」は、アジアの都市、政府機関、国際機関、学術機関及び民間企業等の代表者が一堂に会する国際会議であり、アジアにおける持続的な都市づくりに関する知見や実践事例を共有する、横浜市主催の国際会議である。
本会議では、各都市の代表者から提示される都市課題や成長へのビジョン、民間企業や学術機関によるソリューションの提案、及び公民連携を資金面で支援する国際機関の施策など、世界の様々な知見(ベストプラクティス)が共有される。また、参加者が新しいビジネスチャンスを発見できる場を提供している。
昨年度の第12回会議(Y-SHIP2023と併催)では、45か国・地域から約2,700人が参加。持続可能な都市づくりに向けた多くの知見が共有され、44の海外都市・政府機関等の参加のもと、アジアの脱炭素化に向けた共同宣言を行った。
プログラム内容
横浜市他、世界銀行、アジア開発銀行などの国際援助機関、JICA(国際協力機 構)、OECD(経済協力開発機構)、シティネット(アジア太平洋都市間協力ネットワーク)等
・半導体、モビリティ、サーキュラーエコノミー、次世代/再生可能エネルギー等をテーマに、各分野のトレンドや企業等の先進的な技術・取組を紹介するセッション
・市内企業等によるピッチステージ、アジアの都市が課題解決に向けた提案を募るリバースピッチ
・GREEN×EXPO 2027
・2025年8月に横浜で開催される第9回アフリカ開発会議開催に向け、アフリカビジネスをテーマとしたセッション
・ヨコハマ未来創造会議や市内大学の若者が、グリーン社会の実現に向けたアイデアを発表するセッション
『第13回アジア・スマートシティ会議』開催概要
- 会期日程:2024年10月23日(水)・24日(木)
- 会場:パシフィコ横浜ノース(アクセスはこちら)
- 主催:横浜市
- 参加費:無料
- 言語:英語・日本語(同時通訳あり)
- 参加人数:約2,000人を想定
- 会議参加者:脱炭素・GX 関連企業、行政機関(国・都市)、大学など
- 申し込みリンク:https://ascc13th.city.yokohama.lg.jp/
※IDEAS FOR GOODは第13回アジア・スマートシティ会議(Asia Smart City Conference)のメディアパートナーです。
【参照サイト】Asia Smart City Conference公式サイト
【参照サイト】「第13回アジア・スマートシティ会議」を開催します~持続可能なグリーン社会の実現に向け、横浜から世界に発信~