【4/23開催】「答え」を急ぐ前に、「問い」を耕す。Zero Waste Designの現場で、循環の解像度を高める共創プログラム

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身体感覚を通じた「気づき」から、問いをひらく。循環の「本質」を探る対話型フィールドプログラム

「循環経済(サーキュラーエコノミー)」という言葉すでに多くの企業にとって当たり前のテーマになってきました。最新の潮流を学び、他社の事例を分析し、自社の現在地を確かめる。そうしたプロセスを積み重ねているにもかかわらず、いざ「次の一手」を打ち出そうとすると、どこか既存のビジネスモデルの延長線上から抜け出せない──そんな感覚を抱いている担当者の方も多いのではないでしょうか。

「解くべき課題」が明確であればあるほど、私たちは無意識に、今のシステムの枠内で導き出せる「正解」を探してしまいます。しかし、私たちが直面しているのは、効率性や最適化だけでは解決できない、複雑に絡み合った社会の仕組みそのものの変革です。今必要なのは、一度立ち止まり、私たちが手にしている「問い」そのものを捉え直すことかもしれません。

今回のプログラムの舞台は、埼玉県三芳町に本社を構える石坂産業が持つ、資源循環プラントと環境フィールド「三富今昔村(さんとめこんじゃくむら)」。石坂産業は、産業廃棄物の中間処理・再資源化を主業とする企業でありながら、「ごみをごみにしない社会」を掲げ、廃棄物処理の高度化と環境再生を両立させてきた存在。単に廃棄物を処理するのではなく、徹底した分別と選別技術によって資源へと再生し、その循環を社会に開く取り組みを続けています。そこには、高度な技術で資源を再生するプラントと、かつて荒廃した雑木林を再生し、里山へと復元させた「三富今昔村」が共存しています。

再生された里山(左)と資源循環のプラント(右)が共存する三富今昔村。Image via 石坂産業

机上で語られる循環ではなく、フィールドで感じ取る重機の音、里山の土の感触や木々の香り。このフィールドに流れるリアリティに触れることで、頭だけで考えていた「循環」の解像度を高めていきます。IDEAS FOR GOODが捉えてきた世界のサーキュラーデザインの知見、企業や自治体の共創ファシリテーションを手掛けるフューチャーセッションズが培ってきた対話の作法をガイドに、この場所でしか得られない気づきを掘り起こすプログラムとなっています。

現場のリアルから生まれる違和感や気づきを見逃さず、現在抱えている「問い」を一度手放してみる。そこから、社会の要請と自社のミッション、そして個人としての問題意識を重ね合わせながら、改めて向き合うべき問いを再構築していきます。

10年後、自社の事業は社会にどのような価値を提供しているでしょうか。本プログラムは、サーキュラーエコノミーの実装に取り組む実務担当者が、現場のリアリティを手がかりに中長期の問いを再構築する機会です。施策の延長ではなく、前提の見直しから始めたい方の参加をお待ちしています。

こんな方におすすめ

  • 自社のサーキュラー実践に向けた「解くべき問い」と「次の一歩」を見直したい方
  • 10年後の未来から逆算して、経営視点で今取り組むべきサーキュラーアクションを明確にしたい方
  • 組織におけるサーキュラーエコノミーの理解・意識の浸透、実践等、人材育成に関する課題をお持ちの方
  • サーキュラーな未来の実現に向け、業界やセクターを超えた共創パートナーとの繋がりを求めている方
  • フィールドワークを通じて循環の現場を体感し、学びで終わらせずに自分自身にとっての問いを考えたい方

当日のプログラム内容

  • 10:00-10:30 受付・移動
  • 10:30-11:00 イントロダクション
      • 現在の課題から「仮の問い」を立てる
        • チェックイン
        • レクチャー:フィールドで循環を体験する「視点」
  • 11:00-14:00 フィールド体験と気づきの抽出:五感で「循環の全体像」を捉える
      • 廃棄物処理の最前線(技術サイクル)と里山(生物サイクル)の視察
      • 身体感覚を通じた「違和感」の言語化ワーク
      • 里山でのランチ(循環を感じられるお弁当をご用意する予定です)
  • 14:00-16:00 未来探索ワーク
      • 「自分」「会社」「社会」の視点から10年後のありたい姿を描く
  • 16:00-17:00 解くべき問いのプロトタイプ
      • 最初に立てた問いをあえて「壊し」、ありたい姿に向けた具体的な「実装」や「共創」に向けた「真の問い」を試作
  • 17:00-17:30 チェックアウト

※プログラムは現在準備中のため、予告せず変更することがあります。

プログラム概要

  • 開催日時:2026年4月23日(木)10:00-17:30
  • 形式:フィールドワーク・ワークショップ
  • 会場:三富今昔村(埼玉県入間郡三芳町上富1589-2)
  • アクセス:東武東上線「ふじみ野」駅下車、9:30発の無料巡回バスをご利用ください。お帰りの際もバスをご利用いただけます。
  • 参加費:14,800円※昼食費込み
  • 支払い方法:現地決済(現金、クレジットカード、QRコード決済等) ※領収書発行可能
  • 定員:20名
  • 主催:石坂産業株式会社
  • 共催:株式会社フューチャーセッションズ、ハーチ株式会社
  • お申し込み:申し込みフォームからお申し込みください(Microsoft Formsへ遷移します)。

石坂産業株式会社について

石坂産業は、「ごみをごみにしない社会」を目指す「Zero Waste Design」をビジョンに掲げ、埼玉県三芳町を拠点に、産業廃棄物の再資源化や環境教育に取り組む。単なる産業廃棄物処理にとどまらず、不法投棄の山だった周辺の森を再生させ、広大な環境教育フィールド「三富今昔村」を運営。自然と共生する持続可能な社会のあり方を五感を通じて伝え、次世代へ豊かな環境をつなぐための活動に力を注いでいる。

【参照サイト】石坂産業株式会社
【関連記事】「捨てない社会」は実現できるのか?廃棄物の循環をつくる石坂産業に聞く【ウェルビーイング特集 #18 循環】

三富今昔村について

「三富今昔村」は、石坂産業が展開する、自然と調和する豊かさを五感で学ぶ「自然と文化と人々を、ふたたびつなぐ。」がテーマの環境教育フィールド。自然や生き物との触れ合い、里山の暮らし体験や農業体験など、五感を目一杯使った体験を通じ、共に学び合い、一人ひとりが「循環する暮らしのために自分にできること」を見つけるきっかけを提供する。

住所:埼玉県入間郡三芳町上富1589-2
TEL : 049-259-6565開村時間: 10:00-17:00
休村日:火曜日(GW、夏季、年末年始他などにより変動あり)

【参照サイト】三富今昔村

株式会社フューチャーセッションズについて

株式会社フューチャーセッションズは、「対話」を通じて多様なステークホルダーの知恵を引き出し、複雑な社会課題の解決や新たな価値創造を支援する共創の専門集団。ハーチとは、サーキュラーデザイン思考を身につけるワークショッププログラム「Circular Design Program」やAI時代の新しい持続可能なメディアの形を探る「Sustainable Media Futures」などを通じて、共創型のサステナビリティ事業開発・組織デザイン・コミュニケーション支援を展開。

【参照サイト】株式会社フューチャーセッションズ

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