社会をもっとよくする世界のアイデアマガジン、IDEAS FOR GOOD編集部が選ぶ「ちょっと心が明るくなる世界のグッドニュース」。過去にはペットのための“育児休暇”や、絶滅したかと思われた種の復活などをご紹介した。
日々飛び交う悲しいニュースや、不安になる情報、ネガティブな感情ばかりを生む議論に疲れたあなたに。世界では同じくらい良いこともたくさん起こっているという事実に少しのあいだ心を癒し、また動き出そうと思える活力になれば幸いだ。
愛に溢れた世界のグッドニュース5選
01. 卵が、マイクロプラスチックをろ過するのに役立つ
海洋に漂う微細なプラスチックを「マイクロプラスチック」という。魚や海鳥、人間の体内に入り込むマイクロプラスチック汚染との戦いに、今回意外な味方が見つかった。卵だ。
アメリカのプリンストン大学は、凍結・乾燥した卵白や過熱した卵白が、海水から塩分とマイクロプラスチックをそれぞれ98%と99%の効率で除去することができることを発見。
卵というごく小さなものだけでは海水に含まれる膨大な量のプラスチックをすべて取り除くことは不可能なものの、製造プロセスを改善すればより大規模な水の浄化プロジェクトに使えるとしている。
【参照サイト】Good eggs: Eggs can be used to filter microplastics and salt out of water, research finds
02. アマゾン熱帯雨林で入植者と先住民が協力し「巨大魚」再び繁栄
世界最大級の淡水魚 「ピラルク」。アマゾン川流域に住んでいたが、地域によっては現地の船が網で一掃したため、消えたと思われていた。
しかし1990年代後半ごろから森林の保護を行なったり、違法漁業を取り締まったりした結果、近年少しずつ姿を見せているという。地元コミュニティと、後から移住した人々が分断するのではなく協力した結果、絶滅の危機に瀕していた魚が生態系に戻ってきたのだ。
【参照サイト】In the Amazon rainforest, a giant fish makes a comeback thanks to settler and Indigenous cooperation
03. インド全土で「目の不自由な人」の症例が劇的に減少
インド国内における目の不自由な人のケースが、WHOが発表した2010 年の数値と比較して劇的に改善していることが明らかになった。2019年には、失明した人の症例が47.1%、視覚障害の人の症例51.9% 減少。インドの人口を考えると相当な数だ。
国家プログラムとしてこの問題に取り組み、失明の原因を特定し、現地の優秀な医師のもとで多くの手術が行われた結果、このような数字になったという。
【参照サイト】Cases of blindness and visual impairment decline dramatically across India
04. 「瞑想は薬と同じくらい不安軽減の効果がある」米大学が発表
不安に押しつぶされそうになっているときには、他の薬を飲むのと同じくらい瞑想・マインドフルネスが効く。ジョージタウン大学医療センターの不安障害研究プログラムが、新たにそう発表した。
276人の被験者と共に8週間かけて行った実験では、「不安に対し薬を使用した被験者」と「不安に対して瞑想をしたり、リトリートクラスを受けたりした被験者」で症状の軽減が同程度(どちらも20%減)だったという。メンタルを守るために、今この瞬間に集中することはおすすめできるかもしれない。
【参照サイト】Meditation works as well as a popular drug to reduce anxiety, study finds
05. 95歳のおばあちゃんがグラミー最優秀新人賞を受賞
ラテングラミー賞のアーティスト新人賞を受賞したのは、なんと95歳キューバ出身のアンジェラ・アルバレスさん。弾き語りを得意としており、Spotifyにアルバムもある。「人生の浮き沈みに対処するのに、音楽は常に役立っていた」と彼女は語る。
何歳になっても自分の情熱に正直に生き、好きなものを極める彼女の姿勢には元気付けられる。
【参照サイト】How a 95-Year-Old Grandmother Nabbed a Latin Grammy Best New Artist Nomination









