All posts by Natsuki
ごみを出し過ぎたら罰金?「捨てた分だけ払う」ごみ箱、欧州で広がる
資源循環の取り組みが広がる一方で、排出されるごみの量が劇的に減っているわけではないのが現状です。ヨーロッパでは、ごみ箱にマイクロチップを取り付けてごみの量を計測し、料金を徴収する動きが広まっています。
COP28に訴えかける。気候危機によって「失うもの」を印刷したレシート
スペイン・マドリードの街中に現れた巨大なレシート。そこに書かれていたのは、化石燃料の使用によって地球上から失われるものだったのです。
もし「くまのプーさん」が破壊された森に住んでいたら?環境問題を啓発する新たな物語
くまのプーさんが住む森に、異変が起きました。すべての木が伐採され、100エーカーの森が失われてしまったのです。この絵本が訴えかけるのは、トイレットペーパーの背景にある森林伐採の現状なのです。
報道されなくなったら終わり、じゃない。「忘れられた」問題への支援を考える動画
1年前、どんなニュースを見ていましたか?メディアの報道が扱うトピックは次々と変化しており、緊急事態に対しても、時間が経つと報道がはたと消えることも珍しくありません。しかし、こうした移り変わりにより、被害を受けた地域や人々に長期支援が届かない課題があるのです。
インドで女性のバス乗車が無料に。背景にある、深刻なジェンダー格差
2019年以降、インド国内で女性客のバス運賃を無料化するプログラムが導入され始めています。多くの人が交通手段とするバスの無料化により、改善点を伴いつつも、女性の労働や教育にも良い影響を与える可能性が見えてきました。
全員が働き手で、経営者。「企業組合あうん」に学ぶ、労働者を使い捨てない組織のあり方
全員が働き手かつ経営者である「企業組合あうん」。なんと、全員の賃金が同じです。資源回収や販売をおこなう小さな団体が多世代を繋ぎ、新しい働き方を実践しています。
再生経済は、尊厳を守ること。バリ島で森と農家をつなぎ直す「竹」のチカラ
荒廃してしまったというインドネシアの森。その生態系を「竹」によって再生し4つの課題解決に同時に挑むアリーフ氏に、話を聞きました。
おいしい料理の裏で「燃え尽き症候群」に悩むシェフたち。英米で支援団体が立ち上がった
レストランやホテルなどのホスピタリティ業界での深刻なメンタルヘルスの課題を知っていますか?この慣習を変えようと、英米の団体が立ち上がりました。
偏食の子たちが考えたメニューをプロが再現したら?ロンドンで生まれた「想像レストラン」
「子どもが偏食で栄養バランスが心配…」と悩む人も多いはず。でもこのレストランなら、子どもが考案したメニューを栄養満点に実現してくれます【偏食の子どもに朗報?粘土のメニューをシェフが作ってくれる体験】
「海のスポンサーになりませんか?」人口1,700人の島国がひらめいた海洋保全アイデア
南太平洋にある島国、ニウエ。海洋生物そして島民の暮らしを守るため、政府が独自のイニシアチブを立ち上げました。【私たちの海のスポンサーになりませんか?人口1,700人の島国がひらめいた海洋保全アイデア】
分断された社会でユダヤ人は世界をどう体験したのか?暴力を映し出す「鏡」の壁
ポーランド・ワルシャワの街中に現れた壁。片方は鏡で、もう片方は半透明になっています。博物館が主体となったこの取り組みには、ユダヤ迫害の歴史を伝えたいという願いが込められています。
その絵、解説します。イギリスの美術館が先住民族アートと生態学の専門家をガイド採用
イギリスのテート・ギャラリーで新たなキュレーター2名が採用されました。気候危機を宣言した同美術館は今回、「先住民族によるアート」と「生態学」という新たな視点からアートを理解しようと取り組んでいます。
【アムステルダム視察レポ】サーキュラーエコノミー先進都市を支える「システム」を問う(Beyond Circularity 2023)
欧州でサーキュラーエコノミー実践の現場から学ぶ視察ツアーを開催。最後に向かったのはオランダ・アムステルダムです。サーキュラーエコノミーの先駆けとなったアムステルダムの現状とは?
妊娠期から使える「父子手帳」を。父親が父親を助ける社会システムを考える
育児休暇をとりたくても、とれない。子育てのあり方が見直される一方、父親が育児を「できる」環境はいまだ整っていないようです。父親に妊娠や育児についての知識を届ける父子手帳が、この課題を解決する助けとなるようです。
「親愛なる地球へ」世界中から手紙を書ける“Letters to the Earth”
気候変動による危機的な状況に、不安やストレスを感じたことはありますか?地球に宛てて手紙を書くことで、そんな不安や希望を自由に表現し、世界中で思いを共有しようとするプロジェクトが今、広がりを見せています。
「もしもし、ヘイトさん?」“嫌い”の感情に向き合う電話ボックス、オーストリアに登場
オーストリアの劇場に突如現れた電話ボックス。一見すると普通の電話のようですが、友人にも家族にも電話できません。受話器を取ると、代わりに、自分の中のヘイト感情に向き合うヒントを教えてくれます。