All posts by Natsuki

もっと本を手に取りやすく。デンマーク、書籍税25%を撤廃
デンマークでは、これまで書籍に対して25%もの税率がかかっていました。しかし2025年8月、これを撤廃すると発表。値段のハードルを下げることで、子どもたちが書籍に親しみやすい環境を整える狙いのようです。

その眠りは、地球にやさしいか?「眠りの専門店」の挑戦に見る、バイオマスマットレス開発の最前線
人生の3分の1を占める睡眠。その寝具が地球の健康にはどんな影響を与えているでしょうか? 国内初のバイオマスマットレス「NATURE REST」の開発秘話を取材。品質を妥協しない技術者たちの挑戦と、サステナブルな眠りの未来に迫ります。

気候危機は「誰に」重くのしかかる?エコフェミニズムが問う視点
気候変動は、誰しも平等に影響を与えるわけではありません。環境問題と、ジェンダー問題を中心とした社会の不平等とを、抑圧という切り口で繋ぎ捉え直す「エコフェミニズム」について、その基礎を学ぶべく研究者を取材しました。

最短じゃなくても「快適」なルートを知りたい。市民がつくる、街を安全に歩くためのオンライン地図
最短ルートが「快適」とは限らない。イギリスの「Slow Ways」は市民のレビューでつくる、歩くための地図。道の状態や傾斜など自分に合った特徴のルートを選ぶことができる、人間的で温かいオンライン地図の仕組みです。

沖縄戦の“分からなさ”を、共に受けとめる。90年代沖縄生まれが言葉を綴るZINE『あなたの沖縄』
戦争を経験していない世代は、何を受け継げるのか──90年代沖縄生まれの若者が綴るZINE『あなたの沖縄』が、沖縄戦をめぐる“分からなさ”を抱えながら、自身に、社会に、問いを投げかけます。

トロント市が「熱快適性ガイドライン」を採用。体感温度を重視したまちづくりへ
気候変動は命の問題。カナダ・トロント市は、猛暑から市民を守るため「熱的快適性ガイドライン」を導入。体感温度に近い指標を使い、木陰やミスト、日だまりを計画的に作り、一年中「心地よい」と感じる屋外空間を目指しています。

AIのカーボンフットプリントを削減するプロンプト「PromptZero」。チャットにコピペするだけで使用可能
AIを使うときのCO2排出を削減できるプロンプト「PromptZero」をご存じですか?使い方は、公開されている無料の指示文をいつものAIチャットに“コピペ”するだけ。日々使うAIだからこそ、環境にも配慮した賢い使い方を考えてみませんか。

広島に育つ植物から、戦後を考える企画展示「ひろしま みどりとりどり」【8/17まで東京開催】
「75年は草木も生えない」と言われた戦後の広島。そののち多様な植物が芽を出してきたものの、近年は倒木も相次いでいるといいます。そんな戦後の広島と植物の関わりに光を当てた企画展「ひろしま みどりとりどり」が東京で開催されています【東京 8/1〜8/17】

AI音楽ユニットがSpotifyを“ハック”する?気候正義のため、収益をすべて寄付
音楽配信サイトを、AIがハイジャック?デンマーク発のAIアーティスト「N.O.」が、音楽再生の収益をすべて気候正義の活動に寄付。今までなんとなく流していたBGMも、課題解決の一部になれるのです。

GDPよりも、暮らしの質。「ドーナツ経済モデル」を政策に導入したスウェーデン・トメリラ市のまちづくり
スウェーデンの小さな町・トメリラ市は、国内で初めて「ドーナツ経済モデル」を本格的に導入。自然を破壊せず社会の基盤を守ることを指標に、公共交通から学校の設計まで、さまざまな分野の改善が進んでいます。

気候危機に立ち向かうためのデジタル・デザイン。Sustainable UXとは?【イベントレポ】
私たちが日々使うアプリやウェブサイトの快適なユーザー体験(UX)を支えるデザインが、意図せず未来の可能性を奪っていたら──。地球目線で持続可能なUXのあり方に問いを投げかけたイベントの様子をお届けします。

循環の次はネイチャーポジティブ。でも、それは「誰にとっての」ポジティブ?
生態系に良いことをしていたらネイチャーポジティブ、なのでしょうか?そのポジティブとは、何をもって「ポジティブ」と言えるのでしょうか?ここに人間のメリット=ポジティブとするリスクが潜んでいます。

万博・ドイツパビリオンが描く「循環型の未来」。多世代の心を掴む“自由で深い”体験展示をめぐる
夏休みに万博へ行くなら、「循環型の未来」を体現したドイツパビリオンもお忘れなく。子どもから大人まで多様な学びを届け、注目を集める展示デザインの背景を、パビリオンディレクターに伺いました。

BBCが「脱成長」の短編ドキュメンタリー公開。動画公開から1週間で8万再生突破
「私たちの経済は、永遠に成長し続けられるのか?」英BBCが“脱成長”をテーマに短編ドキュメンタリーを公開。気候危機と経済成長をめぐる根本的な問いが、ついに世界のメインメディアに登場しました。

“光る地面”が、横断歩道の存在を知らせる。信号のない道で子どもの交通事故防止に
新生活に慣れてきた子どもたちの交通事故が増える初夏。見逃されがちな横断歩道に“光るサイン”が登場しました。大阪・守口市に設置された日本初の「埋込型ライト」が、信号のない道路の横断を助けます。

「自転車市長」が都市を変える?世界40か国の市民による“住み心地のよい”地域づくり
ペダルを漕ぐ、止まる、ちょっと立ち話──そんな身軽な移動とコミュニケーションが大切にされる都市をつくる「自転車市長」が、世界40か国に登場しています。あなたのまちにも「自転車市長」が誕生するかも?