Category Archives: コラム
オーバーツーリズムを超えて「人口過多」のバリ島。観光は悪なのか
観光が地元の負担になる一面を知ると、罪悪感を抱くことがあります。一方、バリ島のFive Pillar Experienceが教えてくれるのは、「地域の互助を紡ぎ直すため」の責任ある観光の姿です。
AIは環境の“味方”か、それとも新たなリスクか?貢献と負荷のトレードオフを考える
AIは環境の味方?それとも新たな負荷?再エネ最適化や自然保護の裏で、大量の電力と水が使われている現実も。環境負荷の「トレードオフ」の前提を見つめ直します。
「畏怖の念」は気候変動を解決に導くか。自然への恐れと慈しみを捉え直す
自然は美しいか、恐ろしいか──自然の捉え方は私たちの行動や文化を形づくると言われています。このことから、「畏怖の念(awe)」が気候変動時代に行動変容と新しい文化形成を担うのではと注目されています。
私たちはなぜ歩き、なぜ自転車に乗るのか。「移動」が再構築する、人と都市の関係性
パリの街を歩いていると、パン屋の香りや花の匂い、子どもの笑い声に気づきます。移動はただの手段ではなく、都市との関係性を築く行為です。歩くことで、私たちは社会とつながっているのです。
ブラック校則の見直し本格化。日本で「学校内民主主義法案」成立なるか
行き過ぎた校則を見直す「学校内民主主義法案」が国会に提出されました。問われているのは、何をルールにするかだけでなく、誰がそのルールに声を持てるかということです。民主主義は教科書ではなく、日常の学校生活のなかでこそ育まれるもの。日本の教育は、今その原点を問い直そうとしています。
4℃上昇でGDP40%減?「気候を守ることが経済を育てる」最新研究が示す
温暖化対策は「負担」ではなく未来への「投資」。再エネ分野では中国を中心に150万人の雇用が創出され、OECDも対策が経済成長を促すと示しています。気候と経済はもはや切り離せなくなっています。
週5勤務が当たり前“じゃない”時代へ?欧州の事例に学ぶ、「働く」の先にあるもの【欧州通信#40】
生産性や効率だけでは語れない「人間らしい働き方」とは何か。週4日勤務、つながらない権利、パートタイム文化、メンタルヘルス──ヨーロッパ各国の取り組みから、これからの社会のあり方を考えます。
AIの力でリスク評価を合理化。金融包摂を目指すインドネシアの事例
インドネシアでは、AIによる金融包摂の強化が進んでいます。AIによる不正検知やリスク評価が、より合理的な判断を可能にし、これまで金融にアクセスしにくかった人々の橋渡しになっているのです。
女性たちの課題が、AIを「やさしく」する。ChatGPTに潜むジェンダーギャップ
AIの利用におけるジェンダーギャップが深刻化しています。特に女性は、倫理的な懸念や専門性に対する不安からAIの活用を躊躇する傾向があり、この偏りがAIの学習にも影響を与える可能性があります。社会的格差を再生産しないためには、すべての人が平等にAIを活用できる環境を整える必要があるのです。
ウェルビーイングは「買う」もの?ヨガに瞑想、トレーニングの商品化へのアンチテーゼ
ヨガや瞑想、ジムでのトレーニング……ウェルビーイングを高めるはずが、たくさんの「商品」を追い求めることになっていませんか?ウェルビーイングへの注目が高まる今、それらが商品化されている現状に疑問を投げかけ、ウェルビーイングと経済の位置付けについて捉え直します。
制度で守り、暮らしに組み込む。欧州のネイチャーポジティブ都市政策【欧州通信#39】
都市に動物の住処をつくるドイツ、国土を自然と共生する方向へ再設計するオランダ、生物多様性フットプリントの測定に踏み出したフランス。欧州では「ネイチャーポジティブ」を合言葉に、自然との新しい関係づくりが始まっています。
消費しなくてもいい街、ヘルシンキ。循環型社会を支える「フィンランドらしい」文化のあり方
フィンランドのサステナビリティは、消費を超えた文化に根ざしています。ヘルシンキの「Oodi」図書館や街の循環型活動が、持続可能な未来を形作っています。
地域通貨のその先へ。持続可能なローカル経済を強くするためのヒント
地域経済を活性化する新しいカギは「お金の循環」。スペインの市民協同組合「Ekhilur」の革新的な決済システムが、地域内での富の循環を促進し、経済を強化する方法を紹介します。
「安さ」は誰を苦しめるのか?揺れるフランスのファッション規制が映す、“買う側”の代償
フランスで審議されていたファストファッション規制法案が撤回され、低価格商品の拡大が社会に及ぼす影響が浮き彫りに。安さの裏に潜む過酷な労働環境や不安定な雇用に焦点を当て、企業の責任と規制の必要性を考察します。
「SDGsの〇番に取り組んでいます」への違和感。ポスト2030に必要な問いとは
SDGsは目標を「切り取る」ことができてしまった。次の目標で重要なのは課題の「相互依存性」の視点ではないか──ポストSDGsやBeyond SDGsが議論される今、根本的な課題解決に必要な観点を探ります。
私たちはなぜ、AIに「ありがとう」と言ってしまうのか?
ChatGPTに「ありがとう」と言ったこと、ありますか?AIは機械なのに、なぜ感謝してしまうのでしょうか。海外での研究をもとにその理由を考察してみると、「ただ気分が良いから」という理由だけではない可能性も垣間見えてきました。
