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今日からできる、ファッションをもっとサステナブルにする50のヒント

ファッション選びに迷わない日本で毎年捨てられる衣服の量は約100万トン。近年は、衣服づくりの過程でも地球環境や動物、労働者の生活などに配慮する「エシカルファッション」や「サステナブルファッション」が出てきているが、私たちはそれをどのように見分け、日常の中に取り入れていけばいいのだろう。また、責任のある消費をしよう!と言われても、具体的にどうすればいいのかわからない人も多いのではないだろうか。

本記事では、すぐに実践できるファッションのサステナブルアイデア(初級編~上級編)から、サステナブルファッションの選び方、国内で買えるおすすめブランドまでを、わかりやすくご紹介する。

ファッションをもっとサステナブルにする50のヒント

初級編:今日からできること

01. サステナブルやエシカルを基準に買い物をしてみる

日々の買い物を見直すことは、消費者としてできる行動の第一歩だ。まずはひとつ、「この製品はデザインや着心地が良いだけでなく、環境にもいい!」と思ったものを買ってみよう。

服の選び方については、サステナブルなファッションを選ぶコツとは?を参考にしてみてほしい。

02. エシカルファッションが探せるアプリを使ってみる

エシカルファッションを探すのが難しければ、便利なアプリを使うこともできる。今のところ対象言語は英語のみだが、有名なのはオーストラリア発の「Good On You」。2,000を超えるファッションブランドの「エシカル度」を比較したうえで自分の好きな服を選び、そのままワンストップで購入できる。

▶ 日本でもダウンロード可能な Good On Youはこちら(App StoreGoogle Play

03. ヴィンテージや古着を購入する

古着を買うことだって、見方によってはエシカルになる。誰かにとっての要らない服は、自分にとっては価値のある服かもしれないのだ。新しい服を買いたい、と思ったときはまず古着(セカンドハンド)やヴィンテージが買えるお店を見てみよう。

04. 服を買うのではなくレンタルする

アウトドアウェアや、結婚式のお呼ばれ服など、人によってはあまり着ない服があるかもしれない。そういうときは、買うのではなくまず借りることを考えてみてはいかがだろうか。「ファッション レンタルサービス」と検索エンジンで探すと、さまざまな日本のレンタルサービスが出てくる。

05. 服や靴を友達とシェアする

レンタルサービスが身近でない場合は、家族や友人に一時的に服を借りるのも一つの手だ。人のものなので大切に使おうと思うのはもちろんだが、新しい服を買うコストが減り、あまり使わずに廃棄される服の量も間接的に減らすことができる。

06. いらなくなったら誰かにあげる

服がいらなくなったら、それを必要としている人にあげるという方法もある。ベビーウェアや子供服など、特に一定期間しか使わないものなどは、身近な人々や、近所の広告掲示板「ジモティー」などで欲しい人とマッチングすると無駄にならない。

07. いらなくなったら交換に出す

手持ちの服がいらない人同士で交換してみるのもいい。今の時代に物々交換をしてみるのも、なかなか粋ではないだろうか。スイスのバッグブランドFREITAGは、同ブランド同士の安全でスムーズな交換を応援するプラットフォーム「S.W.A.P」を立ち上げ、商品を無駄にしない仕組みをつくっている。

08. いらなくなったらリサイクル・寄付する

ただ捨てるよりは、リサイクルや寄付をしたほうがずっとエシカルだ。近くの古着屋でリサイクルボックスが設けられているところはないだろうか。また、季節の変わり目に、羽毛の布団や使い古したダウンジャケットがあれば、日本全国にある回収場所に持ち込んで「Green Down Project」に参加するのもアリ。

09. いらなくなったら売る

服がいらなくなったら、近くの古着屋に持っていくか、メルカリやオークション等のサービスに出品することも検討しよう。何もメリットがなく捨てるよりは、ちょっとしたお金になるほうがうれしい。

10. いらなくなったら切って布として使う

服が売れる状態でない場合や、単純に出品しにいくのが面倒なときは、ハサミで切って布として使ってしまうのはどうだろう。ちょっとした掃除に使える雑巾になるし、他の洋服を修繕するときに使えるかもしれない。

11. 買い物をするとき、ショッピングバッグをもらわない

買った服が入る大きさのカバンを持ち、できるだけプラスチック袋や紙袋をもらわないようにする。最近ではショッピングバッグを有料化しているお店もあるので、お財布のためにもそうした方がよさそうだ。

12. 着回しを意識しながら洋服を選ぶ

気に入った服を見つけても、自分が今持っている服とマッチしなければいつのまにか着なくなってしまう。買う前に一度立ち止まり、着回しができるのかどうかを想像してから購入すると、あとから無駄になることが減る。

13. タンスやクローゼットを整理する

一度自分がどの服を持っているのかを確認することは、着回しを考えるときにも役に立つだろう。掃除がてら、タンスやクローゼットも整理することで、「これは買ったけど全然使わなかったよな」という服もわかるのでオススメだ。

中級編:少し余裕があるときに

14. それぞれの衣服が長持ちするような洗濯方法を知る

基本的なことだが、服にはそれぞれ適した洗い方、適さない洗い方がある。まずは洋服のタグを見てみて、どのように洗うのが良いのかを確認するところからはじめよう。

▶ 参考:新・洗濯表示の正しい意味は?(パナソニック)

15. 形がくずれない干し方を知る

服の形が崩れたり、伸びたりすると見栄えが悪くなっていつしか着なくなってしまう。そんな経験はないだろうか。ハンガー干しやつり干しなどさまざまな方法があるので、「ワンピース(自分の持っている服の種類)+干し方」等で検索をするといいだろう。

16. ほつれたり破けたりしたら修繕する

サステナビリティの基本は、少ない服を長く大切に着ることだ。少しのほつれなら縫い直し、アレンジしながら着られるといい。各地域に「洋服お直しサービス」はあるはずなので、自分で直すのがむずかしければ、こういったサービスを使ってみよう。アウトドアブランドのパタゴニアは、オンラインで自社製品の直し方を公開している。

17. 子供服は、成長に合わせて長さなどを調整できるものを

子供はどんどん成長する。洋服を頻繁に買い換えるのは経済的にも負担がかかるので、なるべく伸びる素材のものを。イギリスでは、子供の成長とともにサイズが伸縮するファッションを販売するブランド「Petit Pli」もある。

18. 布マスクや布ナプキン、布おむつを使う

「使い捨て」は便利だが、環境負荷は大きい。捨てられたマスクが海に漂流して海洋生物の健康に危害を及ぼしているという報道もある。できるだけ、洗って何度でも使えるものを使っていきたい。

19. 服をあまり頻繁に洗濯しない

基本、洋服は頻繁に洗濯することで寿命が短くなる。また、ファッションデザイナーのステラ・マッカートニー氏も提言していたように、ポリエステルやアクリルといった合成素材を多く使っている大量生産の服は、洗濯することで水も汚染することになる。新型コロナウイルス感染症が広がるなかでは難しいかもしれないが、基本的に寒いときは洗濯の頻度を下げられると理想だ。

21. 環境負荷の少ない洗剤を使う

せっかく洗うのであれば、洗剤のサステナビリティにも目を向けたい。選ぶポイントとしては、石油ではなく植物由来であること、成分がシンプルであること、生分解可能であることなどが挙げられる。環境にやさしい洗剤は検索すればいくつも出てくるので、自宅で取り入れられる価格かどうかも含めて検討するのがいいだろう。

20. お風呂の残り湯で洗濯する

お風呂の残り湯は、水道代を節約するという意味でも洗濯に使ってみよう。洗濯機には、お風呂の水を吸い上げるポンプがついているものも多いので、すでに実践している人もいるかもしれない。

22. 製品の背景・ストーリーに意識を向けてみる

服を買うときに見るのはまずデザイン、次に価格、という人も多いだろう。しかし一度立ち止まり、その背景にある生産者や製造者、この服をつくるのにどれほど環境への影響があったかにまで目を向けてみると、違った景色が見えてくる。本当に環境を汚すことに間接的に加担してまでこの服を買いたいのかどうか、考えるきっかけになるだろう。

23. エシカルファッションのキャンペーンに参加してみる

毎年、春にはファッション業界のサプライチェーンの安全性・公平性・透明性を高めるエシカルな取り組みをまとめた「ファッションレボリューションウィーク」が開催される。さまざまな企業の話がきけるので、ぜひ参加してみてはいかがだろうか。(2019年度参加レポート 前編後編

24. ファッション業界のグッドな取り組みをSNSでシェアする

エシカル・サステナブルなファッションに関して個人的に面白いと思った取り組みがあったら、情報を拡散するのも立派な行動だ。アメリカでは、ファッション業界と消費者がオープンに議論をすることを促すキャンペーン「#LowestWageChallenge」が行われている。フェイスブックのシェアや、ツイッターのリツイートなど、手軽にできるアクションは色々ある。

上級編:ここまでできればグッド!

25. 「流行」に左右されない

インスタで紹介されてたから、他の人が着ているから、と流行りのデザインを選んだものの、あとから自分に似合わないことがわかり後悔したことはないだろうか。流行に関係なく、自分に似合う服であり、長く着られる服を選んでいこう。

26.  シーズンごとに服を変えなきゃいけない、という考えも捨てる

一般的な服は「春服、夏服、秋服、冬服」とデザインや厚みが分けられているが、同じ季節でも気温差が激しいときがあるので、季節が変わるたびに新しい服を買い足す必要はない。夏でも寒ければ“冬用”の服を着ていいのだ。

27. 買い物をするとき、販売員さんに質問をしてみる

エシカルファッションのショップ店員さんは、環境配慮やアニマルライツ(動物の権利)、フェアトレードなどについても詳しいことがある。服を買うときに、ふと「このブランドはサステナブルなのかな」と気になったら、思い切って質問を投げかけてみてはいかがだろうか。

28. 「ゴミから作った服」に価値を見出す

ゴミからつくる、というと不潔なイメージがあるかもしれないが、H&Mは廃棄予定だったフルーツでワンピースをつくり、アディダスは海洋プラスチックでユニフォームやシューズをつくって世界的に高い評価を受けている。

不要になったものを、より価値の高いものにリサイクルする「アップサイクル」の取り組みはユニークなものが多いので、見つけたらSNSでシェアしたり、実際に店に訪れてみるといいだろう。

29. 雨水で洗濯してみる

かなり上級者向けだが、雨水をタンクに貯めて洗濯の水として使うこともできる。洗剤はいつものように使うので服はきれいになるし、水の節約にもなる。

30. 靴を履かないでみる

毎日靴をはくのが当たり前となっている私たちだが、熊本でオルタナティブ(持続可能な)文化を模索するエコヴィレッジ「サイハテ」では、これを実践している人もいる。靴を履かない生活をすることは、血流をよくして健康的な生活を送るのと同時に、いらない靴の所持数を減らすことにつながる。

31. 服を着ないで過ごしてみる

これも、「サイハテ」で実践されていることだ。さすがに家の中限定だが、慣れればファッションに頓着しなくなるかもしれない……!?

32. ファッションに関するサステナブル認証を知る

ファッションに関する認証はいくつもあるので、一部だけでも知っておけば、服選びに役立てることができるだろう。代表的なのは「世界フェアトレード連盟(WFTO)」マークの認証や、「GOTS(オーガニック・テキスタイル世界基準)」の認証だ。

33. 自分で洋服をつくってみる

普段、私たちは洋服を買うことはあっても自分でつくることはない。Tシャツのデザインをする、藍染めをしてみるなど、生産・製造の一部にでも関わることで、普段どれほどの工程を経て洋服がつくられているのかを知ると同時に、つくった洋服を大切にしようという気持ちになる。

34. 洋服の生産者に会いにいってみる

自分が着ている服はどこから来たのだろう?と疑問を持ち、生産者や製造者にコンタクトをしたり、実際に会いにいくことができたら立派な上級者だ。これからは、野菜農家がスーパーで販売されるパッケージで「私がつくりました」と顔を出すように、「顔の見えるファッション」が主流になっていくかもしれない。

35. 普段気をつけていることをブログやSNSで発信する

良い取り組みをシェアするだけでも素晴らしいが、自分で実践して発信することにはもっと価値がある。覚えておきたい考え方、洋服を選ぶ基準、おすすめのエシカルファッションなど、まだまだ知られていない情報を発信することで、サステナビリティは加速する。

サステナブルなファッションを選ぶコツとは?

ファッション
まず、環境にも、動物にも、自分の肌にも、さらに財布にもやさしい100%サステナブルで完璧なブランドというものはない。ただ、小さなブランドから有名ブランドまで、それを目指すところは増えてきている。

サステナブルな服を選ぶ基準としては、天然素材や有機素材であることや、リサイクルが可能なこと、公正な取引をしていることや、生産者・製造者などの働く人の権利を確保していることなどが挙げられるが、ここでは、洋服を買うときに注視したいポイントを紹介していこう。

35. 安かろう悪かろう、の服をそもそも買わない

「素材や見た目が100%気に入っているかというと微妙だけど、安いからいいや!」こんな経験はないだろうか。長く使える、質の高いものを買うことはエシカル消費の第一歩だ。

36. アクリル、ナイロン、ポリウレタンなどプラスチック由来を買わない

これらの化学繊維の服を洗濯すると、細かな繊維が抜け落ちマイクロファイバーとして海に流出する。ダブリン大学の研究者らは、これが海洋生物の体内に蓄積して健康に害を及ぼす危険性があると指摘。日々の洗濯で環境を汚染してしまう可能性のあるものは、できるだけ買わないのがベストだ。

37. 動物の皮製品(レザー)を買わない

レザーブランドの多くは、食肉などの副産物として動物の皮を利用しているが、下請けの工場や、地域によっては生きたまま動物の皮を剥ぐ行為が行われている場合もある。最近はキノコや果物の皮などでつくったレザー製品も出てきているので、そのようなエシカルな代替品を探してみるのもいいだろう。

38. グリーンウォッシュなブランドからは買わない

環境に良いように見せかけて実態はそうではないことを、グリーンウォッシュという。根拠のない「エコ」や「天然成分」などの文章をみて意思決定をするのではなく、製品をみたら自分でも調べるクセをつけることで、グリーンウォッシュに加担するのを避けられる。

40. 売れ残った衣服を廃棄するブランドからは買わない

NHKによると、市場にでる28億点の衣服のうち、約半数が余剰在庫として売れ残り、その一部は新品のまま焼却処分されているという。売れ残った衣服をブランドイメージ保護のために埋め立てしているのか、廃棄処分しているのか、それとも再利用しているのか、一度好きなブランドについて調べてみると良いかもしれない。

41. 地元産の製品を買う

グローバル企業ではなく、ローカルな小規模事業者にお金を落として支援することは、地域の経済的な充実につながる。

42. フェアトレード製品を買う

フェアトレードとは、開発途上地域などの生産者・労働者の生活改善と自立を支援するための「公正な取引」のことを指す。製品を買うときは、「世界フェアトレード連盟(WFTO)」のマークがあるかどうかを基準にするといいだろう。

43. オーガニックコットンの製品を買う

農薬、化学肥料を使わずにつくられたオーガニック綿花(コットン)。柔軟剤や漂白剤なども使われておらず、製品をつくる過程で労働者の搾取もしないことが特徴だ。これを購入して使うことは、ただ自分の肌にいいだけではなく、社会全体のエシカルな消費の需要を増やすことにつながる。

39. 草木染め、藍染めの服を買う

ジーンズなどによく使われる合成インディゴ染料などの化学染料ではなく、日本に古来から伝わる草木染めや藍染めを服を着よう。洋服の染色のときに水を汚さないだけでなく、職人さんによる伝統技術の継承にもつながる。

44. 土に還る素材でつくられている製品を買う

土に還ると聞くとイメージがしにくいかもしれないが、これは捨てたときに土を汚すことなく、生分解できる服のことを指す。日本でも意外と増えてきているので、ためしに検索エンジン等で「土に還る服」を探してみてほしい。

45. 包装を最小限にしているブランドから買う

近年は、レジ袋を有料化するお店も増えてきた。ビニールで包んだ服をさらにオシャレな紙袋に入れることでサービス精神を表現するよりも、環境のことを考えてパッケージレスを実践しているお店から洋服を買おう。

46. 修繕や染めなおしをしてくれるブランドから買う

たとえば、パタゴニアは修繕のワークショップを全国で行っている。一度壊れたり色あせたりしても、長く使っていくための工夫をしてくれるブランドは、本当の意味でサステナビリティを目指しているといえる。

47. 労働環境に関して、情報公開をしている企業の製品を買う

欧米では、最近ファッション業界でサプライヤーを公開する動きがある。労働者の人権や環境への配慮が一層求められるようになった今、そういった情報をひた隠しにせず、サイトでオープンにしていたり、聞いたら教えてくれたりする企業の信頼性は高い。

48. サステナビリティに関するストーリーを発信している企業の製品を買う

これは、「エシカル」や「サステナブル」などの言葉がたくさん使われているという意味ではない。ブランドの公式サイトやSNS、ブログなどで、生産者への還元や地域への貢献、環境負荷の少なさが伝わるようなストーリーを発信してくれていると、選ぶ側としてもわかりやすい。

49. 発展途上国や社会的弱者の方の雇用創出をはかる事業者から買う

フェアトレードと似ているが、障がい者雇用や外国語の母語とする人の雇用、貧困に苦しむ人の雇用なども社会的に大きな意義のあることだ。洋服を選ぶには、こういった基準もあることを頭の隅に置いておきたい。

50. 着心地、デザインが本当に気に入った服だけを買う

究極、「買わない」ことが一番エコでエシカルだ。しかしあえて買うのであれば、本当に気に入ったものだけにし、長く使うこと。それはきっと今後も変わらないサステナビリティの基準だろう。

日本国内で買えるエシカルなファッションブランド7選

01. REBIRTH PROJECT(リバースプロジェクト)

「消費が未来を変える」をミッションとしてファッションをはじめ多様なエシカル活動を行うリバースプロジェクト。廃材のアップサイクルを行い、エシカルな新素材からつくられたオリジナルアイテムや、限定のコラボレーションアイテム等を販売している。

【関連記事】次世代のスタンダードを目指すファッションプロジェクト「S.STANDARD」、「水」に注目したアイテム販売開始
【公式サイト】REBIRTH PROJECT

02. People Tree(ピープルツリー)

オーガニックコットンを使用した着心地の良いエシカルファッションで知られる。手作りのコットンでつくった服を通して開発途上国の自立を支援。服のほかにも、チョコレートやコーヒーなどのフェアトレード食品などを販売している。

【公式サイト】ピープルツリー

03. tennen(てんねん)

「ゴミを出さない、生まない、服づくり」をコンセプトとしている。生地からボタン、縫い糸すべてに天然素材をつかい、土に還る衣服を販売。草木染めや藍染めなどをし、服を染める過程でも環境を汚さない。

【公式サイト】tennen

04. TSU.NA.GU(つなぐ)

伝統技術やオーガニック素材を使用。受注してから生産するため、在庫のロスや無駄が発生しない仕組みとなっている。また、洋服の材料費や縫製費、デザイン料、輸送量など、具体的な価格を公表しているので製品づくりの背景を知ることができる。

【関連記事】大量消費に替わるクラフティビズム。草木染めから見直すファッションとの付き合い方
【公式サイト】TSU.NA.GU

05. Liv:ra(リブラ)

オーガニックコットンを使用したエシカルランジェリーブランド。主に女性用下着を販売している。伝統の草木染で仕上げた、エシカルランジェリーブランド。化学染料ではなく、京都の職人による「新万葉染め」という草木染めの技術を使っている。

【関連記事】「見える距離感」で本質的な「エシカル」を目指す。草木染めランジェリーブランドLiv:ra
【公式サイト】Liv:ra

06. UNDERSON UNDERSON(アンダーソン・アンダーソン)

肌と環境にやさしいブランド。販売するルームウェアやアンダーウェアのうち、肌に触れる部分の99.9%が和紙でできており、合成化学染料やシリコンなど、添加剤は使っていない。1500年もの昔から続く伝統素材である和紙と、最新技術の新しい組み合わせ。

【公式サイト】UNDERSON UNDERSON

07. Enter the E(エンター・ジ・イー)

ブランドではなく、人や環境に配慮した「エシカル・サステナブル・フェアトレード」を基準にさまざまなブランドから厳選した衣服を販売しているセレクトショップ。幅広いデザインや価格のものを集め、一か所に集めることで人々の「知る機会」を増やしている。

【関連記事】サステナブルな服が当たり前になる社会を目指す。エシカルファッションブランド「Enter the E」
【公式サイト】Enter the E

まとめ

イギリスのサステナビリティ分野専門のコンサルタント会社Eco Ageの創設者は、エシカル消費に関してこんな言葉を残している。「洋服の買い物をするときは常に、“私はこれを30回以上着るだろうか?”と自分に問いただします。そして答えが“イエス”だった場合だけ、購入します。」

ファッションは私たちの人生にあらゆる彩りを与えてくれるが、その裏には環境破壊や労働者、動物からの搾取などがあるかもしれない。私たちは消費者として、できるだけサステナブルなものを選んでいきたい。

(記事監修:サイハテ運営チーム)

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