Browse By

タレンティズムとは・意味

絵を描く子供

タレンティズムとは

タレンティズム(talentism、才能主義)とは、金銭ではなく起業家精神や才能を中心に置いた経済を指す。

ここでの「才能」はエリート層に限定された意味合いとは異なり、全ての人がそれぞれの個性を生かした才能のことをいう。対照的に、現行の資本主義は資本を中心に置いた経済として捉えられる。

タレンティズムが注目される背景

2021年1月、世界情勢の改善に取り組む国際機関である世界経済フォーラム(WEF)は「グレート・リセット」をテーマとしたダボス会議を開催した。グレート・リセットとは、インクルージョンや環境破壊の視点で持続性に欠ける現状のシステムを、人々の幸福を中心としたものに再考する転換を指す。

WEFのクラウス・シュワブ会長は、グレート・リセット後の資本主義について、成功を導くのはイノベーションを起こす起業家精神や才能であるとし、その一例として、香港経済の一翼を担っている若手起業家の活躍を賞賛している。

タレンティズムが期待される理由

WEFのリー・ハウエル氏は、タレンティズムの重要性が増す理由について、Forbsの取材で下記のように答えている。

“第1〜3次産業革命では、「資本」が成功の最重要要因だった。一方、第4次産業革命では、イノベーションと多様な才能の集まりが求められる。(省略)適応策が必要な変化には、斬新な解決策や新たな学びが求められ、それは批判的思考や協働、創造性などの「才能」にかかっている。”

企業の戦力は、いかに起業家精神溢れる人材を獲得できるかが要となってくるだろう。理念やビジョンに共感してもらい、個性や才能を発揮しやすい環境を整えることが企業成長にとって必要不可欠だ。

【参照サイト】 資本主義の「リセット」議論を WEFシュワブ氏
【参照サイト】 ‘Talentism’ defines success in new capitalism, says Davos chief
【参照サイト】 企業が向き合う「グレート・リセット」の世界とは(Forbes Japanより)

FacebookTwitter