Tag Archives: ヨーロッパ

ブロックチェーンで「情報の循環」を実現する。オランダ発のスタートアップCircularise【ウェルビーイング特集 #17 循環】

「サーキュラーエコノミー(循環型経済)が仕組みとして機能するには、資源だけでなく、“情報”も循環する必要があります」企業のサーキュラーエコノミー移行をブロックチェーン技術によって後押しするオランダのスタートアップにお話を聞きました!

バリスタ

コーヒーを通じて再犯率を減らす、英国の「刑務所」カフェ

英国のコーヒー卸売会社は、刑務所内に焙煎所を構え、囚人たちに対してバリスタを育成する講座を運営したり、受刑者の就労支援を行ったりすることで、コーヒーを通じて英国での再犯を減らすことに貢献しています。

低地オーストリア美術館

オーストリアの博物館が、地域初の「グリーン・ミュージアム」になるまで

オーストリアの厳しい基準のエコラベルを、国内で3番目、地域では初めて取得した低地オーストリア博物館。晴れて「グリーン博物館」となったこの博物館を訪ねました!

Nordgreen創業者たち

苦しいときこそ「Give」をする。デンマークの腕時計ブランドNordgreenの哲学

デンマーク生まれの腕時計ブランドNordgreen。同社が出したコロナ禍でのキャンペーン動画が、公開からわずか1週間で83万回再生を記録しました。創業者の二人に、この動画のテーマである「Give」の精神について聞いてみました!

レイキャビク

アイスランドの「1日7時間労働」実験。結果は?

アイスランドでは、給与を下げることなく労働時間を週40時間から週35~36時間に短縮する社会実験が行われました。生産性とサービスの質が落ちることはないのでしょうか?2021年、ついに結果報告がされました。

街を歩く

熱中症予防に。日陰を通るルートを案内してくれる地図アプリ

「早く着きたいけど涼しい方がいい」「直射日光は絶対に避けたい」暑い夏で知られるスペインで、「日に当たりたくない人」のためのルート検索アプリが登場。熱中症予防、として日陰が多くある道を選んでくれます。

ジャンクフード広告

イギリス、肥満防止のためジャンクフードのCMを「深夜枠」に限定へ

「やみつきになる美味しさ」は、健康に悪いことも多い──。英国で、脂肪・砂糖・塩分を多く含むジャンクフードの広告の表示が、21時前にはテレビとオンラインで「禁止」になることが決まりました。食品業界などから懸念の声も上がる中、若者たちの健康を守るためのかなり思い切った政策です。

運行業

海運業の脱炭素化。船舶からのCO2排出量を削減する「空気のカーペット」

イギリスの企業が、船底を細かい気泡で覆うことにより、船体と水の抵抗を減らし、燃費を向上させる空気潤滑システムを開発しました。これにより、運航中の燃料消費量を5~12%削減することができるとしています。

飛行機を使わない「スロートラベル」を楽しもう。陸路専門の旅行代理店『Byway』

「そろそろ旅に出たい…でもどうやって?」2020年11月、2度目のロックダウン中のイギリスで誕生した『Byway』なら飛行機を使わず陸路でゆっくり目的地までの旅路も堪能できる「スロートラベル」を体験できます。

国境による分断をなくす。リアルタイムで都市と都市を結ぶ窓「Portal」

「Portal」と呼ばれるプロジェクトでは、その名の通り世界を知る入り口として、街にコンクリート製の丸いオブジェクトを設置します。そしてカメラとインターネットを利用し、オブジェクトの中央にあるスクリーンに互いの街の様子を映すのです。両都市の人たちはスクリーンの前で手を振ったり踊ったり、相手と自由にコミュニケーションをとることができます。

HUBBUB&Coca-cola

「海賊」が川を救う。HUBBUBとコカ・コーラの河川清掃プロジェクト

イギリスの7つの河川で始まった清掃プロジェクト。市民は「海賊」になり、楽しみながら川の汚染問題に取り組みます。ナッジで社会問題にアプローチするHUBBUBとコカ・コーラによる、市民参加型のユニークな活動です。

眠れずスマートフォン

気候変動が心配で眠れない人のためのSpotifyプレイリスト

ごみを分別をせずに捨てた、飲食店で料理を残した……「地球に悪いことをした」と自分を責めた経験はないでしょうか。スウェーデンのエネルギー会社は、そんな「エコギルト」に対する“お薬”となるプレイリストを配信しています。プレイリスト名は「Super Soothing Climate Progress Engineering Tracks」。問題提起ではなく、エネルギーや水力発電、電気自動車など、現在世界で行われている革新的な取り組みに焦点を当てています。

ドイツのバーガーキング、期間限定で「肉ナシ」店舗をオープン

ドイツ第四の都市ケルンに、お肉がまったく入っていないハンバーガー店が出現。まるで「お肉を焼かない焼肉屋」のような不思議な響きですが、大手バーガーキングの店舗が、2021年6月6日から11日までの5日間、期間限定で同社で初となる完全に「肉ナシ」のベジタリアン・レストランになったのです。

ベルリン在住のアーティストに聞く、人間と動物のちょうどいい距離感とは?【ウェルビーイング特集 #10 再生】

「私たちが動物たちの居場所を奪ってしまった。」そう話すのは、ベルリン在住のエコロジカル・アーティスト、井口奈保さん。彼女は、”Human Animal(人間としての動物)”と“GIVE SPACE(居場所を返す)”という2つの言葉を通して、「人間の動物としての役割は何か?」問いかけています。GIVE SPACEのSPACEには、フィジカル、メンタル、スピリチュアル、3つのスペースがあります。これらを少しずつ開放していくことで、他の動物と、そして人間同士が「ちょうどいい間合い」で生きていける。そのように井口さんは言います。

forest

「人間」の存在を問い直す。組織を生命システムとして捉える「リジェネラティブ・リーダーシップ」とは?

2021年3月に開催された、Ecological Memes主催のオンラインフォーラム。自然の叡智に学び、生命システムとしての組織や社会の変容を促す「Regenerative Leadership(リジェネラティブ・リーダーシップ)」について、Giles Hutchins氏のお話を伺いました。

reNature創設者たち

お金がなくても環境はよくできる?貧困国でアグロフォレストリーを進める「reNature」【ウェルビーイング特集 #9 再生】

環境を良くすることは、自分のお財布の危機とのトレードオフなのか?余ったお金で植林をするのではなく、本気で農家による環境の再生と経済性のアップを目指す団体がオランダにあります。