Tag Archives: お金特集

「お金のあり方」を問い直した一年。編集部が選ぶ注目の取材・コラム5選【2025年ハイライト】

「もっと早く、大きな利益を」だけがお金の役割じゃない。
“与える経済”から“ケアとしての金融”、ゼブラ企業、地域通貨まで。2025年の「お金特集」は、お金の流れをつくり直す人たちの物語でした。

新しい経済には、新しい会計が必要。Circle Economyが語る、CE金融と会計システムの未来

サーキュラーエコノミーの協働のカギとして挙がる「お金」。実は、長く使うほど会計上の価値が下がるという仕組みの課題があります。金融や会計のルールを再設計するための視点を、オランダの専門家に聞きました。

KOYIA

代金はあなたの「599秒」。スウェーデンの森にある“時間で支払う”香水ショップ

スウェーデンの森の中にある、住所非公開の香水ショップ。ここでは、あなたの「時間」が唯一の通貨となります。自然のなかで、“599秒”ゆっくり深呼吸してみましょう。

「移動」とは、生きること。自然とともに動いてきた人類は、いま何を動かしているのか

かつて自然とともに動いていた人類はいま、経済のリズムに合わせて地球を動かしています。止まることを忘れたこの時代に、「移動」とは何かを問い直すことは、生き方そのものを見つめ直すことなのかもしれません。

給与の「公平性」は何によって測られる?昇給連動モデルとニーズベース給与が投げかける問い

努力では測れない“フェア”のかたち。経営層の昇給を従業員と連動させる「昇給連動モデル」、そして生活の実情に応じて支払う「ニーズベース給与」──この二つの新しい考え方から、公平性が担保された働き方を改めて考えます。

アイルランドが、芸術家向けベーシックインカムを恒久化。アーティストの「不安定な生活」に終止符を

「好き」を仕事にすることの裏側にある、経済的な不安。アーティストが直面するこの根深い課題に、アイルランドがベーシックインカムという答えを示しました。試験導入の成功を受け、恒久化が決まったこの制度は、参加者のウェルビーイングを向上させ、創造性を支える社会のあり方を問いかけています。

経済成長よりも人間らしさを。150年前フランスの“実験都市”ファミリステールに学ぶ

19世紀フランスに実在した“実験都市”ファミリステール。資本主義でも社会主義でもない第三の道を模索し、労働者の尊厳と人間らしい暮らしを追求したこの共同体の思想は、経済成長を超えた豊かさを問い直す今に響いています。

【10/31開催】もしも、経済成長がゴールじゃなかったら?欧州のソーシャルバンクや日本の協同組合──“ケアのためのお金”を考える夜

【10/31イベント開催📢】私たちを豊かにするはずのお金は、いつの間にか私たちを縛るものになっていないでしょうか。欧州のソーシャルバンクや日本の協同組合など、「ケアのためのお金」に取り組む実践者たちの姿から、経済成長の“その先”を考える夜を開催します。資本主義の新しいかたち、そして「もう一つの経済圏」の可能性を、一緒に探ってみませんか?

“もっと早く大きな利益を”の呪縛を解くには?ゼブラ企業が築く「課題解決」を支えるお金の形

「早く、大きく利益を出す」だけが正解じゃない。さまざまな社会・環境課題の解決に向き合う企業に必要なのは、時間をかけて価値を育む事業を支えるお金の流れです。社会性と経済性を両立する「ゼブラ企業」の挑戦から、オルタナティブな金融のヒントを探ります。

なぜ私たちは、豊かさを実感できないのか?「経済成長なき繁栄」を科学する英国の研究所

経済成長しても、なぜ豊かさを実感できない?英国の研究機関CUSPは、経済という「家」を支える「見えない土台」が重要だと指摘。GDPでは測れない、ケアや関係性を中心とした新しい繁栄のかたちとは。

Freie Gemeinschaftsbank

「利子ゼロ」を選ぶ投資家たち。スイスの小さな銀行が描く、金融の常識を超えた幸せなお金のかたち

スイスの小さなソーシャルバンク、Freie Gemeinschaftsbank。投資家の約2割が利子ゼロを選び、人と人との関係性を基盤に金融を再発明しています。

カードを持って幸せな女性

お金は稼ぐほど幸せ、は本当か。心理学者が伝える「後悔しない8つのお金の使い道」

幸せはお金で買える?買えない?米国のポジティブ心理学専門家が提唱する「後悔しない8つのお金の使い道」を紹介します。

GABV

「銀行は利益のためだけにあるのか?」世界70行を結ぶGABVの“価値でつながる金融”実験

銀行は「利益のためだけ」に存在するのか?世界には、融資の判断基準に“環境や社会への価値”を組み込む銀行ネットワークがあります。その名も Values-based Banking。金融の未来を変える、この挑戦の最前線に迫りました。

なぜ、彼らは絶望しなかったのか?経済危機を「堆肥」に変えた、英国シューマッハ・カレッジ再生の物語

英国のシューマッハ・カレッジは、経済危機で校舎を失いながらも「終わりを堆肥に」と学びを再生。市場原理に評価されにくい価値を問い直し、希望を編むレジリエンスの物語を、現地で取材しました。

根間さん

貨幣より信頼で地域をつなぐ。宮古島・かりまた共働組合がつくる、もう一つの経済圏

沖縄・宮古島の狩俣集落で始まった、お金だけではない「つなぐ心」の挑戦。過疎化が進む地域で住民が自ら仕事を生み出し、暮らしと経済を立て直す取り組みのヒントは「原点回帰」でした。

「ケアとしての金融」をデザインする。wait, what.が仕掛ける、公共を育むお金の新しい使い方

お金は「成長」のため?それとも「ケア」のため?スイスの投資会社wait, what.は、金融をコミュニティや生態系を育む道具として再設計。公共の価値を生み出す、新しい投資のカタチに迫ります。