Tag Archives: マルチスピーシーズ
落ち葉掃除が、生物多様性の損失に?野生生物を守る、米国の「落ち葉を残そう」キャンペーン
微生物を含む生物にとって、落ち葉は生息地であり、餌でもあります。アメリカではそれらの生物を助けるために「#LeaveTheLeaves(落ち葉を残そう)」のスローガンが市民に呼び掛けられています。
人間以外の生物が、街をデザインしたら?植物やきのこの住処「Urban Reef」が都市環境を再生
都市を緑化するのは、人間それとも他の生き物でしょうか…?オランダのデザイナー二人組・Urban Reefは、「人間ではない」存在により都市が緑化される方法を見出し、生態系の一部を可視化しているのです。
技術開発2社が「自然資本業務提携」。あらゆる生き物に優しい、都市の森を目指して
ソウワ・ディライトとBIOTAが「自然資本業務提携」を締結。一般的な業務提携とは趣が異なるこの締結の意義とは?
「再生型ビジネス」戦略の6分類と、実現への懸念とは?生態系として捉えた“本当の再生”へ
ビジネスの環境負荷をゼロにするだけでなく、事業によって自然環境を回復させる取り組みが広がっており、これは再生型ビジネスと呼ばれます。ある研究がまとめた、その分類や既存の取り組みを紹介します。一方、再生型に潜む懸念点と忘れてはならない「視点」もあるのです。
【イベントレポ】ようこそ、多元世界の入り口へ。水野大二郎先生と考える、変革のためのデザインのあり方
二元論を超越した視点を持つ専門家や実践者に話を聞き、私たちを取り巻くあらゆるものの関係性を再考する新たな眼差しを探った、特集「多元世界をめぐる」。その総まとめとして、デザイン研究者・リサーチャーの水野大二郎先生を招き、多元世界を理解するカギとなるデザインや概念、その役割について考えるイベントを開催しました。その様子をお届けします。
魚のために扉を開けて。市民が“オンライン観察”で産卵を支援する、オランダの「フィッシュ・ドアベル」
オランダの生態学者が生み出した「The fish doorbell(フィッシュ・ドアベル)」プロジェクト。水中カメラとオンラインプラットフォームを通じて、魚が産卵のためにヴェヒト川からクロメ・ライン川などへと移動する際に魚が水門に近づくと、人々がそれを視覚的に確認し、水門の開門をリモートで操作できるようにしています。
光害を減らして、渡り鳥を守ろう。北米「街の消灯」が、マルチスピーシーズの実践に
都会の眩しい光は、人間だけでなく鳥にも大きく影響を与えています。特に、長距離を移動する渡り鳥たちにとって、慣れない場所での強い光は、命を奪う危険も伴うのです。これを解決するべくアメリカでは渡り鳥のために消灯する取り組みが広がっています。
ベルリンの空港跡地を「気候中立都市」に。すべての生き物が住みやすい街を目指す
かつて利用されていたベルリン・テーゲル空港は2020年に閉鎖しましたが、その跡地はカーフリーで、そして持続可能な新しい地域として生まれ変わる予定です。
【5/10オンライン開催】ようこそ、多元世界の入り口へ。水野大二郎先生と考える、変革のためのデザインのあり方
【5/10 オンライン開催】西洋中心ではない多様な価値観の存在を是とする、多元世界。そんな世界に向かうために大きな役割を果たす新しいデザインのあり方について、デザイン研究者の水野大二郎先生と考えます。
微生物と共に社会をつくる?人間中心ではない「マルチスピーシーズ」の社会がもたらす喜びとは【多元世界をめぐる】
「マルチスピーシーズ」という言葉、聞いたことがありますか?「多種」を意味するこの言葉が今、人間中心のデザインから脱却する一助になるとして注目されているのです。愛媛大学のルプレヒト教授にお話を伺ってきました。
人間中心を超えて都市の正義を問う。ヘルシンキが目指す「マルチスピーシーズ・シティ」とは?
フィンランド・ヘルシンキが発表したのは「マルチスピーシーズ」の視点から目指す、カーボンニュートラルへの道のりです。人間中心でない新たな考え方を提案するというこの概念が、いまヘルシンキで広がりを見せています。
人間社会の「当たり前」を解体する、芸術人類学【多元世界をめぐる】
「ヒト」を研究する学問、人類学。科学的でデータ重視の研究の世界に、もし感覚的なアートの要素を組み合わせたら……?長年、秋田で「芸術人類学」を教える石倉さんに話を聞いてみました!
アマゾン生還の子どもたちに見る、コロンビア先住民の世界観
人間は、自然によって生存を脅かされていると同時に、自然によって生かされています。そういう現実を、コロンビアの先住民の人々の世界観から学べるかもしれません。
マルチスピーシーズを味わおう。京都の庭園アートが問いかける、「美しさ」の再定義
日本人が古来から好んできたお茶会。そこに生物多様性と、アートという実験的要素を組み合わせたイベントに参加してきました!
いま知りたい「プルリバース」とは?【多元世界をめぐる】
IDEAS FOR GOODが今年新たにフィーチャーするのは、「多元世界(プルリバース)」!デザインの分野では、数年前から注目されている言葉です。今回は、そんな多元世界について少しときほぐしてみました。