Tag Archives: 伝統文化
【5/24開催】「サーキュラーエコノミー視点で考える、伝統的なものづくりの新しい形とは」〜Circular X〜
日本の「もったいない精神」や「金継ぎ」「焼継ぎ」などの文化・哲学には、サーキュラーエコノミーで重視される「必要以上の消費を抑え、修理しながら長く使用する」という考えが含まれています。サーキュラーエコノミー視点で考える、伝統的なものづくりの新しい形とは?
お供え物は、日光だけ。日本古来の「八百万の神」を自宅で感じるインテリア・オブジェ
モダンな神棚や神具のオンラインショップ「かみさまとおうち」が、透明度の高い樹脂の中に水・米・塩を封入したオブジェをつくりました。自然現象に宿る尊い何かを、感じてみませんか。
イタリアを旅する中で出会った「社会的協同組合」とは?【土とリジェネラティブ#3】
「土をめぐる旅で、なぜ社会的協同組合を訪れるのか?」イタリアのローカルコミュニティに深く根ざした人たちとの対話と体験レポートです。
地球にも肌にもやさしい「廃水スキンケア」!?藍染で作るオーガニック美容液
藍染の工程で出る廃水を、そのまま使ったスキンケア製品「WASTECARE™(ウェイストケア)」。日本とドイツの技術が組み合わさったこの製品は、実際に肌に良いものなのでしょうか?製品の秘密に迫ります!
発酵が教えてくれた、「目に見えないもの」を大事にする力
2023年2月、イタリア、フィンランド、スペイン、タイから、食文化の研究者、ジャーナリスト、世界トップクラスの料理人など、計12人の食や農の専門家たちが日本にやってきました。ほとんどが初めて日本を訪れるという彼らの訪問の目的は、日本各地の「発酵の現場」を回ることでした。
発酵食品は、健康に良いのはもちろん、その持続可能な生産工程はサステナビリティの側面からも魅力的なものです。ただ、今回のツアーを通して発酵食品が教えてくれたのは、「目に見えないもの」の大切さでした。たとえば、発酵食品は、作り手の技術だけでなく、微生物、土地の風土、環境、素材……そのすべてが重なり合って完成するもの。イタリアで地域の素材を使って味噌や醤油をつくる発酵食品のプロフェッショナルのカルロさんは、発酵は「魔法だ」と言いました。
そんな発酵に欠かせない微生物の存在は、私たちが生きる土地の健康を守るために大切な存在であり、土地の健康こそが、私たちが生きる世界をよくするために必要なもの。カルロさんはそんな言葉を伝えてくれました。そして、その土地の健康を守るために、化学薬品を使った大規模な農業ではなく、小さな農業や家庭での食事などが大事だと言いました。
最後に、こんな言葉を残してくれました。
「日本は島国です。世界中の島には、それぞれ生態系がありますが、その境界はどこでしょう?微生物の境界はどこでしょうか?たとえば、日本の生態系は、中国や韓国、他の国の生態系ともつながっています。私たちは、海や土地が誰かのものだと思っていますが、世界はすべてつながっています。宇宙はすべて一つの生態系。私たちが勝手に境界線を引いているだけで、本当は、ばらばらではなくかかわりあっています。料理も同じ。イタリア料理、フランス料理……全て同じ宇宙のなかにある材料を使っています」
効率や論理、目に見えるものが重視される社会では、つながりや微生物などの「目に見えないもの」はしばしば見逃されてしまいます。だけど、そんな目に映らない存在を大事にしながら生きることができたら、そこにはきっと、もっとやさしくて明るい世界が広がっているはず。そう思うのです。
台湾の“昔ながら”を体験できる。山奥のビレッジ「台湾原住民族文化園区」
伝統文化を、どう継承するか?日本から3時間ほどで行ける台湾には、原住民の文化を体験できるビレッジがあります。昔ながらの暮らしや、服装・武器・家、そして歌と踊りのショーが楽しめる場所です!
イタリアの名門ワイナリーが、小学校を作った理由【土とリジェネラティブ#2】
「育む生態系をより良くかき混ぜるために、子どもたちの存在が必要不可欠」。イタリアの名門ワイナリーが小学校をつくった理由とは?
環境教育の未来は”手を動かすこと”にある。イタリアの「命あふれる土」をめぐる旅【土とリジェネラティブ#1】
なぜ土がこれほどまで世界から注目されてるのか?なぜ土をテーマにした旅で最初にごみ処理場を訪れるのか?手で触れて感じるイタリアの旅から、これからの環境教育について考えます。
捨てられるモノに価値を与える複合施設「トトン」富山に誕生
富山市に2022年9月23日にオープンしたサステナブルな複合施設「トトン」。地元のいいモノを取り入れたこの場所に足を運んでみた様子をお届けします!
西アフリカには「欧米的」じゃない豊かさがあった。伝統×アパレルブランド「AFRICL」が語る
各地で問題になっている伝統文化の後継者不足。この問題に悩むのは日本だけではありません。アパレルブランド「AFRICL」はベナンと日本の伝統工芸を組み合わせ、まったく新しいファッションの形を提案します。
もし、明日故郷が消えたら?パタゴニアが描く「気候難民」ドキュメンタリー
2019年、アメリカではこれまでほとんど例がない、気候変動による国内移住者が発生しました。彼らはなぜ、移住せざるを得なかったのか。その様子を追ったドキュメンタリーです。
サーキュラーエコノミーの文化醸成に役立つ日本文化・哲学とは?
日本文化を「循環」という視点で見てみたことはありますか?今回は、サーキュラーエコノミーに欠かせない「リペア」や「リユース」のヒントが多くある日本の哲学・文化についてご紹介します。
「食べたことない」「知らない」”地元メシ”が消える前に。子供向け絵本で日本の伝統食材を遺そう
このままでは消えてなくなってしまう日本固有の美味しい食材を、後世にも残したい。そんな想いから、子供向けの絵本を作っている団体がいます。
床を拭かないアイヌ民族から考える、私たちとモノの良い関係とは
床に水をこぼしてしまった……そんな時、あなたならどうするだろう? 「すぐに床を拭く」──お
なぜ今、世界はキンツギに魅了されるのか
欠けた食器類を漆で継ぎ、金などの金属粉で仕上げる日本の伝統的な修繕方法「金継ぎ(キンツギ)」。これが世界でひそかに注目を集めています。
伝統工芸を守る一歩は、ヘアケアから。福島生まれの「あいくし」開発秘話
「あいくし」は、2021年4月、福島県・会津で誕生した世界初の3Dカーブを持つクシ。プロジェクト企画者である美容師のアイデアと、地元の企業・そして職人さんたちによるコラボで、「今後も残していきたい」伝統工芸品をつくりあげています。