家族で楽しくエシカルなものづくり体験!アップサイクルワークショップレポート11月

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大阪・うめだにオープンしたPLAT UMEKITAにて、2024年9月から2025年1月中旬の土曜日に、「アップサイクル」をテーマに、廃材を活用したモノづくりを楽しむワークショップを開催しました。大阪は昔から「ものづくりの町」として栄え、多くの職人やクリエイターが活躍してきた地。そんな大阪ならではの創意工夫を活かし、廃材の可能性を広げるワークショップを展開しました。

2024年11月には、3つのワークショップを開催しました。

淹れた後の珈琲豆でコースターを染めよう!

コーヒーを淹れた後に残るコーヒーカスを活用しコースターを染める 「コーヒー染めワークショップ」 を開催しました。今回は、PLAT UMEKITAの隣のカフェ「TALKS cafe & bar」 様より提供いただいたコーヒーカスを使用。そのまま染めたり、丸めたり、絞ったりとさまざまな技法で、オリジナルのコースター作りを楽しみました。

染めている間は、ほんのりコーヒーの心地よい香りに包まれ、リラックスしながらの体験に。
同じ材料を使っていても、染め方次第で模様や色合いが異なり、コースターを広げる瞬間には思いがけない仕上がりに出会える楽しさがありました。

株式会社福井プレス(染食還・染ノ学舎)

創業86年目となる東大阪市の染工場。 地域で循環する染工場を目指し、サステナブルな染色方法に取り組んでいます。 衣類を染め直して生まれ変える「染め直し屋」、廃棄資源から出る色素や素材について研究する「染食還」、染色のノウハウを伝授するインストラクター養成講座やワークショップを行う「染ノ学舎」の3つのブランドを手がけています。

役目を終えた電子部品でオリジナルグッズをつくろう!

「ウラカタの晴れ舞台」をテーマに、電子廃材に新たな輝きを与える活動を行っている立命館大学の学生サークル「potential」によるワークショップを開催しました。大学の研究室から出る電子廃材を活用し、ボールペンやキーホルダーを制作。普段はあまり目にすることのない電子部品のパーツを自由に選び、組み合わせながらデザインを考えます。

「どんなデザインにしよう?」
参加者の皆さんは、真剣に悩みながらも、楽しそうに創作に没頭していました。

potential

電子機器が生産・廃棄される過程で生まれる電子廃材を輝かせるブランド。立命館大学の学生を中心に関西で「ウラカタの晴れ舞台」をテーマに活動を展開しています。主に子ども向けのワークショップやイベントの企画運営、アクセサリーの制作・販売を実施しています。「誰もがジブンに染まれる文化を創る」をミッションに好きなものを見つける機会の提供、それらを認め合える文化形成を目的としています。

廃アクリルパネルで作るクリスマスオーナメント


コロナ禍で使用されたアクリルパネルが、今では大量に廃棄され、多くが焼却処分されています。ワークショップでは、不要になったアクリルパネルから切り抜かれたサンタさんやクリスマスツリー、雪だるまの形にマーカーなどを使ってカラフルな絵を描いたりシールを貼ったりと、家で飾れるオリジナルのクリスマスオーナメントを作成しました。


太さの違うペンを使った表現や裏から色を通すデザインなど、小さい子どもから大人まで夢中になりながら、個性あふれる作品が次々と生まれました。楽しく創作しながら廃材の新たな可能性を学べる体験になりました。

ごみの学校

ごみを通してわくわくする社会をつくろう。ごみ問題を正しく学び、考え、行動することで少しでも良い社会をつくれるのではないか?と考えできたのが『ごみの学校』です。 これまで合計7000名にごみに関するセミナー・ワークショップを実施し、facebookグループ「ごみの学校」2700名超えのコミュニティを運営しています。

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