Category Archives: インタビュー

バリ島の食と自然を再生する。「森本来の営み」に学んだリジェネラティブ農法【後編】

バリ島では、観光業の拡大とともに農地の減少が進み、食料自給率の低下が課題となっています。そんな中、観光収入を活用して農業を再生する「アストゥンカラ・ウェイ」が注目されています。リジェネラティブ農業の実践を通じ、自然と共生する持続可能な未来を目指すこの取り組みについて、ゼネラルディレクターのトンギー・コウ氏に話を聞きました。

バリ島の未来はローカルにある。観光と農業をつなぐ再生プロジェクト「Astungkara Way」【前編】

バリ島では観光と農業が交錯し、持続可能な未来が問われています。オーバーツーリズムが進む一方で、食の自給率は低下。そんな中、「アストゥンカラ・ウェイ」は、旅行と農業を再生的に結びつける取り組みを進めています。その可能性とは?

ワタシノ

「用がなくても通いたくなる役場」が防災を変える。北海道小清水町の新庁舎・ワタシノ

フェーズフリーの考え方を取り入れた、北海道の小清水町防災拠点型複合庁舎。住民の安心安全を守りながら、町のにぎわいも創出する、新庁舎建設の背景を聞きました。

“できない”を隠さない「弱いロボット」。開発者の岡田教授と考える、テクノロジーと私たちのコンヴィヴィアルな関係

テクノロジーは人間を解放するか、拘束するか。その差を生むのは、「不完全さの受容」かもしれません。〈弱いロボット〉を研究する岡田美智男教授に、本質的な“幸せ”や“豊かさ”の実現を支える可能性を秘めた、コンヴィヴィアルなテクノロジーについて聞きました。

インクルーシブ公園

“みんな一緒”に囚われない、誰もが自分らしく遊べる公園へ。福岡市の「インクルーシブな子ども広場」づくり

「バリアフリーに配慮したものを作ればいいのだろう、くらいに思っていました。でも、それだけではだめなんだと気づかせていただいたんです」すべての子どもが“自分らしく遊べる”ことを目指す、福岡市のインクルーシブな子ども広場づくりとは?

日立R&Dチームが小冊子『リペア社会をデザインする』を発行。修理に心躍る未来へ向けた提言とは?

「あ、これなら自分も修理したくなるかも」そんな想像を掻き立てたのは、日立製作所R&Dチームが作成し2024年9月に公開された冊子『リペア社会をデザインする』。5つの提言から、リペア社会への一歩を探ります。

陶泊

丹波焼の歴史を受け継ぐ。土づくりと陶芸家の営みに触れる旅「陶泊」

丹波焼の職人の工房に泊まり、その暮らしに溶け込み、土づくりから作陶を体験できる、陶芸版の農泊「陶泊」。単なる観光体験を超え、人生を見つめ直す契機ともなります。その裏にある想いとは?

顔の見える“小さな”調達方法「スモールバッチ」とは?メルボルンのコーヒーショップに学ぶ

独自のコーヒー文化が根付くメルボルンのカフェ・Small Batch。食材の調達では「土壌」との関係を重視し、フードシステムの改革を体現しています。オーナーにその背景にある想いを聞きました。

【後編】それでも、海と生きる。震災と津波を乗り越えた気仙沼に学ぶ、自然と共生する暮らし

地域の食文化や自然を大切にし、2013年にスローシティに認定された宮城県・気仙沼市。後編では、東日本大震災を受けて見直された海と共に生きる町のあり方や、持続可能な漁業の文化に迫ります。

気仙沼スローフェスタの様子

【前編】食が、人も産業もつなぎ直す。スローフードを中心に置いた気仙沼のまちづくり

地域の食文化や自然を大切にし、2013年にスローシティに認定された宮城県・気仙沼市。前編では、人も分野もつなぐ食を起点としてまちづくりの変遷について伺います。

食の未来を紡ぐのは、文化と人。デンマーク「noma」髙橋シェフと日本の食を考える【持続可能なガストロノミー#11】

京都での2度目となるポップアップを終えた、noma。地域の食材を使用することを重視するnomaから見て、日本の食材や食文化はどう映っているのでしょう。高橋シェフにお話を伺いました。

人間の手と気の幹

世界をシステムから問い直す。人間中心のレンズを外すと見える、サーキュラーバイオエコノミーの可能性【crQlr Awards 2024 #1】

「自然は偉大な教師であり、パートナーである」──自然と完全に調和する、再生的なサーキュラーエコノミーを実現するためには?サーキュラーエコノミーをデザインするcrQlr Awards審査員のalaya Kovidvisith氏に聞きました。

シンガポールで「成長からの脱却」が注目の的に。Post Growth Singapore代表が語る、“再想像”の力

めざましい経済成長を遂げるシンガポールで、「成長からの脱却」が話題になっていることをご存じですか?この流れをけん引するPost Growth Singaporeの代表・リム氏に勉強会やイベントの様子を伺うと、未来を“再想像”する議論が見えてきました。

ジェリー

私たちは良い先祖になれるのか。先住民族アートが伝える「第七世代の原則」

「私たちは良い先祖になれるのか?」─カナダ先住民の哲学「第七世代の原則」を彫刻で伝えるアーティスト、ジェリー・シーナ。消えゆく野生サーモンの声をアートに刻む彼の想いとは?

ここは診療所と大きな台所があるところ。軽井沢の森小屋「ほっちのロッヂ」で育まれる“互いをケア“する関係

軽井沢に拠点を置く、“診療所つきの”森小屋・ほっちのロッヂ。そこでは症状・状態・年齢にかかわらず、人々が交わりの時間を持っています。共同創設者である藤岡さんに、ほっちのロッヂに込められた想いを聞きました。

Hotel Hoyの花屋

地元市民も行き交う、パリのウェルネスホテル・Hoy。「今ここ」を感じる滞在体験デザインの秘訣は?

地元の人と観光客が訪れる癒しの場所、パリのヨガホテル「Hoy」。レストラン「Mesa de Hoy」では100%植物ベースの料理が提供され、「少ないことは豊かである(Less is More)」という理念が施設全体で体現されています。創設者にお話を聞きました。