Category Archives: ニュース

貧困と海洋プラの問題を同時に解決。ごみを出した分だけ支払う「プラスチックオフセット」
プラスチックの排出量10kgあたり6ドルを支払うと、途上国でプラスチックごみを集める貧困層の人たちの賃金になる。温室効果ガスを相殺するカーボンオフセットならぬ、「プラスチックオフセット」に取り組む人々がいます。

車が来るまで青信号。ロンドンの「人」を中心にしたまちづくり
世界で歩きやすい街づくりが進む中、イギリスのロンドン交通局は新たに、市内で歩行者が多い18の横断歩道について「車が来ない限りは歩行者用信号を青にしておく」取り組みを開始させると発表しました。

世界初、100%再生プラスチックで作られた美術館
スペインの首都マドリードに、再生プラで作られた美術館がオープン。10日間限定で設置され、修了後はすべてリサイクルされます。普段の生活でいかにプラスチックに囲まれているかを認識し、行動したくなる場所です。

アメリカの醸造会社がつくる「気候変動が進んだ世界のビール」
宴会でも家飲みでも定番のお酒といえば、ビール。しかし、このまま気候変動が進めば、慣れ親しんだビールの味を二度と味わえなくなるかもしれません。アメリカの醸造会社・New Belgiumは、気候変動が進んだ未来の世界でも手に入る材料だけで作ったビールを発表しました。ホップの代わりに、ホップエキスやタンポポを使用したり、汚染水を使ったりして仕上げた気候変動ビールのお味は、ひどい味がするといいます。消費者にデータを見せるだけでなく、五感を通して体験してもらうことで、気候変動に警鐘を鳴らすユニークなプロジェクトです。

オーストラリア先住民の知恵が詰まった「自然のバーム」文化継承と自立の一助に
オーストラリアの社会企業が、アボリジナルの人々の経済的自立と文化継承の問題を同時に解決する画期的なビジネスモデルを作り出しました。古来より伝承されてきた知恵を活かした先住民族たち自身の手による製品開発です。

Zoom疲れの軽減へ。金融大手シティが「ビデオ会議しない日」を導入
「ビデオ会議は意外と疲れる」と感じたことはないでしょうか?「Zoom疲れ」という言葉がある中で、米金融大手シティグループは、少なくとも社内のビデオ会議を行わない「ズーム・フリー・フライデー」を導入しました。

廃棄を減らす。QRコードを読み込むと「思い出」を語るオフィス家具ブランド
もし捨てられる家具がそれぞれの個性的な「ストーリー」を語ったら?2021年のアースデイに立ち上げられたブランド「Heirloom Design」では、捨てたくない循環型デザインのオフィス家具を販売しています。

ECサイトの廃棄を減らす「デジタル試着」世界最大手の小売ウォルマートで導入へ
ウォルマートが、AI技術を活用しネット上で瞬時に服の着せ替えができる仕組みを提供しているZeekitの買収を発表。環境負荷の観点からも問題視されている、ネットショッピングにおける返品率の増加を解決するアイデアとは?

古い自転車が、街の便利な移動手段に変身。フランス生まれの電動タイヤ
2024年までに「職場にも買い物にも自転車で15分の街」計画を掲げているパリで、徐々に活躍を広げるスタートアップTeebike。使われなくなった古い自転車を回収し、電動タイヤを取り付けて市民の生活を便利にしています。

コロナ禍のウェルビーイングな働き方。スウェーデンの習慣「小さな土曜日」
多くの人が、他にも様々なリフレッシュ方法を試しているかもしれないが、ぜひ一度スウェーデンの文化である「lillördag(小さな土曜日)」を取り入れてみてはどうでしょう。これは水曜日の夜に行われる慣習で、土曜日のようにリラックスして疲れを癒すことを目的としています。仕事から切り離されていれば時間の使い方は完全に自由で、ちょっと贅沢な食事を楽しんだり、体を鍛えたり、映画やドラマを見たりと、それぞれが週の真ん中で思い思いの時間を過ごします。

スターバックス、日本国内の店舗で使う電力を100%再エネへ
スターバックスによる全面的な店舗の電力の切り替え。環境へ配慮するだけでなく、「地域で生まれた電力を地域ので循環させる」ことも意識して切り替え先を選んだとのことです。

イランにできた土と砂の家。貧困に苦しむ住民と、観光客を結び付けるコミュニティハブへ
ペルシャ湾に位置するイランのホルムズ島。海岸からすぐ傍に、一際目を引くドーム型のカラフルな施設ができました。Majara(ペルシア語で“冒険”を意味する)と名付けられたこの多目的の住宅施設は、島を訪れる旅行者をさらに惹きつけるとともに、地元の人々の生活をより経済的、文化的に豊かにすることを目的に作られています。

コロナ禍で地域経済の活性化を目指す、チェコのデジタル通貨「Corrent」
チェコのキヨフでは、2021年4月から1か月間、コロナ禍で打撃を受けた地域経済の活性化を目的としたデジタル通貨を発行します。有効期限があるため、支給されたお金が貯蓄より消費に回りやすく、経済を回すことにつながります。

「つけ襟」で、一着を長く大切に着よう。Z世代発サステナブルファッション
一着の服を長く着続けることが、本当のサステナビリティにつながる。そんな提案を私たちに投げかける、Z世代のインフルエンサーぷるこさんが開発したリサイクル素材のつけ襟を紹介します。

余った果物の皮を生分解可能なバッグに。ドイツ発サーキュラーデザイン「Sonnet155」
「Sonnet155では、サステナビリティを“重荷”ではなく“ご褒美”として表現することを目指しています。」ドイツのデザイン学生2人が、果物の皮を原材料としたバッグを開発しました。

スポーツ界の「ネット・ゼロ」。英・飲料メーカーの植林プロジェクト
サッカーの試合が0対0のとき、勝者はいないはず。しかし、今季のイングランドとスコットランドで開催される試合では「勝者」がいます。英の飲料メーカーinnocentは、0対0の試合ごとに50本の木を植えることに決めました。対象は、イングランドプレミアリーグ、リーグ選手権、リーグ1・2、スコットランドリーグ選手権、スコットランドリーグ1及び2、そして女子サッカースーパーリーグ。今シーズン(2020年9月~)開催された試合も対象で、2021年2月時点で127の試合が0-0の結果となり、6,350本の木が植えられた。今シーズン末までには、その数は1万本以上に達すると見込まれています。