インテリアにも。自宅で水耕栽培できるアクアポニックスキット「eva」

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皆さんは、「アクアポニックス」をご存知だろうか。魚を育てることを意味する「アクアカルチュア」と、土の少ない状態で植物を育てる「ハイドロポニックス」を組み合わせたアクアポニックスは、植物と水生生物を一緒に育てることができる農法である。

植物が、微生物によって分解された魚の排泄物を養分として吸収することで成長し、同時に、浄化された水が魚が入った水槽へと再び戻っていく循環型の有機農法だ。この仕組みでは、単純に水耕栽培を行うよりも必要な水の量が少ないうえに成長が早く、生産量も15%ほど増えるという。

そんな近年注目を集めるアクアポニックスをお洒落で機能的にしたのが、香港で活躍するフランス人デザイナー・Francois Hurtaud氏だ。彼が制作した屋内型アクアポニックス「eva」はまるでインテリアのようにスタイリッシュで、人々が生活に取り入れやすいような見た目になっている。

Eva

image via Francois Hurtaud Design

デザイン性に加えてもう一つの特徴なのが、その高い機能性とシンプルな設計だ。植物と魚を照らすevaのLEDライトは、ユーザーの住む地域の日の出・日の入りに合わせて明るさを制御する高機能ライト。

さらに、搭載された精密なモニタリング機能は、光度や気温、水質を常時チェックし、5段階評価でコンディションを教えてくれる。これら高い機能性にも関わらず、工具なしで簡単に組み立てられ、シンプルな作りとなっているのも特徴だ。

evaには、金魚から熱帯魚まで、さまざまな種類の魚が適しており、栽培する植物は観葉植物はもちろん、レタスやミニトマトなどの野菜も育てることができる。新鮮なオーガニック野菜を育てることができるため、学校やレストラン、ホテルやオフィスなどでの設置に最適だという。

部屋の中に彩りを与えながら、人にも環境にもやさしい植物を育ててくれる室内用アクアポニックス。evaのように見た目と機能性、環境への配慮を兼ね備えたモノがこれから増えていくだろう。

【関連サイト】Francois Hurtaud eva
【参照サイト】Aquaponics – a smart fish-based solution to growingfood using limited resources and little water

Edited by Tomoko Ito

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