Tag Archives: まちづくり

「自転車市長」が都市を変える?世界40か国の市民による“住み心地のよい”地域づくり

ペダルを漕ぐ、止まる、ちょっと立ち話──そんな身軽な移動とコミュニケーションが大切にされる都市をつくる「自転車市長」が、世界40か国に登場しています。あなたのまちにも「自転車市長」が誕生するかも?

まちの未来どう描く?市民が予算の使い道を提案しあう「アイデア銀行」

アイデアを出すのも、選ぶのも市民。北アイルランドで話題を呼んでいるのが、まちの予算を動かす「アイデア銀行」です。市民の声がちゃんと届き、形になる、参加型予算が広がっています。

畑から始まる経済の民主化。アフリカ発、農業×住宅×金融の実験都市

アフリカ・マラウイ発の「Small Farm Cities」は、農園・住宅・金融を融合した新しい“まちづくり”の形。育てて、住んで、稼ぐ──生活のすべてが小さな畑から始まる仕組みは、貧困や環境破壊といった複合課題への実践的なヒントであり、日本の地域再生にも示唆を与えてくれます。

オーバーツーリズムを超えて「人口過多」のバリ島。観光は悪なのか

観光が地元の負担になる一面を知ると、罪悪感を抱くことがあります。一方、バリ島のFive Pillar Experienceが教えてくれるのは、「地域の互助を紡ぎ直すため」の責任ある観光の姿です。

道端のタイルを剥がし、緑を植える。街の“呼吸”を取り戻すオランダの市民発プロジェクト

オランダでは、住民が自らコンクリートのタイルを剥がし、草花を植える「タイル剥がし」運動が広がっています。都市の過剰な舗装がもたらすヒートアイランドや浸水リスクへの市民からの応答であり、公共空間を取り戻す新たな動きとして注目されています。

私たちはなぜ歩き、なぜ自転車に乗るのか。「移動」が再構築する、人と都市の関係性

パリの街を歩いていると、パン屋の香りや花の匂い、子どもの笑い声に気づきます。移動はただの手段ではなく、都市との関係性を築く行為です。歩くことで、私たちは社会とつながっているのです。

「雨と共に生きる」都市デザイン。グラスゴーに学ぶ、気候変動時代のまちづくり

気候変動による降雨増加が深刻化する中、英国グラスゴーでは「雨と共に生きる」都市づくりが進行中。雨の日でも快適に移動や滞在ができる空間を整備し、公平で持続可能な暮らしを目指す新たな取り組みです。

【6/12開催】「循環型都市」は誰のため?ケアの視点で探る、サーキュラーと包摂が交わるまちづくりワークショップ

【6/12東京開催】まちづくりにも広がる「循環型」の波。しかし、サーキュラーな都市は住民の暮らしを豊かにするでしょうか?多様性からケアの視点から循環型のまちづくりを考えるワークショップを開催します。

高齢者

暮らしも医療も、ご近所で完結。高齢化に備える、英国マンチェスターの「エイジフレンドリー・シティ」構想

高齢化と都市化が進む今、都市は誰にやさしくあるべきでしょうか?イギリス・マンチェスターで始まった新しいまちづくりの取り組みをご紹介します。

トークセッションの様子

“あそび”が都市をやわらかくする。横浜から始まる、ブリコラージュ的まちづくり

まちの“すき間”こそ、創造の舞台になる──「ブリコラージュ」で都市をやわらかくするヒントが、横浜・星川の芸術祭で語られました。

【2025年4月】イルカの言葉を通訳できるAI登場?グッドニュース5選

日々飛び交う悲しいニュースや、不安になる情報、ネガティブな感情ばかりを生む議論に疲れたあなたに。心が少し明るくなるグッドニュースを世界中から5つピックアップしてお届けします!

「ボール禁止」の看板を、バスケットゴールに。外遊び促進で子どものウェルビーイングを守る英国のキャンペーン

街中にある「ボール遊び禁止」の看板が、「ボール遊びをもっと」に書き換えられ、バスケットゴールになってしまいました。これはイタズラではなく、子どもたちが外で運動し健康に過ごせることを目指した、NGOによる企画です。その背景には、子どもたちの運動不足がありました。

実証実験に採択された事業者5名が並んで立っている

循環経済をまちづくりの根幹に。産官学で作る「サーキュラーシティ蒲郡」の現在地

2021年11月にサーキュラーシティを表明した、愛知県蒲郡市。3年半近くが経った今、市内ではどのような変化が起こっているのでしょうか?表明の舞台裏から2024年度の実証実験の結果までを取材しました。

「待つ」はデザインできる。世界のバス停から、都市における“ムダな時間”を問う

忙しなく動き続ける都市のなかで、「待つ」という行為は、ときに無駄な時間とみなされがち。しかし、バス停で過ごすわずかな時間には、人と空間、そして他者との関係性を映し出す静かなケアの営みが潜んでいます。スウェーデンやアメリカ、オランダの事例をもとに、公共空間における「待ち時間」のデザインが、人々のウェルビーイングやまちのあり方にどのような影響を与えているのかを読み解きます。

【2025年3月】気仙沼の“豊かさ”を問いなおすイベントで、「バイネーム」の強さを知る。今月のポッドキャストエピソード紹介

【2025年3月】編集部の考え事をお届けする、IDEAS FOR GOODのポッドキャスト。配信されたエピソードの概要を記事でもお届けします!

ワタシノ

「用がなくても通いたくなる役場」が防災を変える。北海道小清水町の新庁舎・ワタシノ

フェーズフリーの考え方を取り入れた、北海道の小清水町防災拠点型複合庁舎。住民の安心安全を守りながら、町のにぎわいも創出する、新庁舎建設の背景を聞きました。