Tag Archives: ガイア理論
今こそ私たちが、利他的に生きるとき。生物学者・福岡伸一先生が「いのちとは何か」を問い続ける理由
「いのちをつなぐ学校」で、生物学者である福岡伸一先生は、「生命とは何か?」という問いに対して、「生命は流れであり、動的平衡なもの」と話しました。そこに垣間見える生命の「利他性」。それこそが、環境破壊や紛争など、さまざまな危機に直面する私たちにとって、立ち返るべき生き方なのではないか──福岡先生はそう話しました。
微生物で世界を捉えたら?環境活動家・酒井功雄さんに聞く、地球と私をつなぎ直すヒント
私たちの体の中には、微生物が住んでいます。普段生活している中ではあまり気にしないでしょう。ところが、微生物の視点から人間や自然環境を捉えてみることで、思いがけない世界が立ち現れてくるかもしれません……。
沈黙する「自然のオーケストラ」が、私たちに教えてくれること
減っていく森林、CO2排出量を示すデータ……私たちは、視覚情報や知識を通して環境問題を知ることが多いかもしれません。しかし、自然の音を聴くことが、今地球に何が起こっていることを知るために有効な手段となりそうです。
光害を減らして、渡り鳥を守ろう。北米「街の消灯」が、マルチスピーシーズの実践に
都会の眩しい光は、人間だけでなく鳥にも大きく影響を与えています。特に、長距離を移動する渡り鳥たちにとって、慣れない場所での強い光は、命を奪う危険も伴うのです。これを解決するべくアメリカでは渡り鳥のために消灯する取り組みが広がっています。
微生物と共に社会をつくる?人間中心ではない「マルチスピーシーズ」の社会がもたらす喜びとは【多元世界をめぐる】
「マルチスピーシーズ」という言葉、聞いたことがありますか?「多種」を意味するこの言葉が今、人間中心のデザインから脱却する一助になるとして注目されているのです。愛媛大学のルプレヒト教授にお話を伺ってきました。
人間中心を超えて都市の正義を問う。ヘルシンキが目指す「マルチスピーシーズ・シティ」とは?
フィンランド・ヘルシンキが発表したのは「マルチスピーシーズ」の視点から目指す、カーボンニュートラルへの道のりです。人間中心でない新たな考え方を提案するというこの概念が、いまヘルシンキで広がりを見せています。
普段は聞けない「自然の声」を聴き、生物多様性を守る世界のテクノロジー5選
テクノロジーの進化により、自然界の音をリアルタイムで収集・解析ができるようになってきました。私たちには、地球上のすべての生き物を意識しながら、人間活動をしていくことが求められています。最新の地球規模のガバナンスと、テクノロジーの事例を紹介します。
マルチスピーシーズを味わおう。京都の庭園アートが問いかける、「美しさ」の再定義
日本人が古来から好んできたお茶会。そこに生物多様性と、アートという実験的要素を組み合わせたイベントに参加してきました!
“木の声”を聴く。自然のリズムを音楽に変えるラジオ局「Hidden Life Radio」
木陰やきれいな空気、心を清められる空間を私たちに与えてくれている、樹木。「ケンブリッジ市の木を気にかける人が増えてほしい」との想いから始まった、木の活動を音楽に変えるアートプロジェクトをご紹介します。