Tag Archives: 取り組み

カナダの病院が先住民の伝統食を採用。「ふるさとの味」で孤独を癒す、新しいケアのかたち
食はただの栄養ではなく、記憶やアイデンティティーを支える大切な要素。カナダでは、先住民患者の文化を尊重した病院食の導入が進んでいます。

“チーズの副産物”でチーズを包む技術、ネスレが導入
“食品が自らを包む”という前代未聞の発想から誕生した、ネスレの「セルフパッキング・チーズ」。チーズ副産物を再活用する、循環型パッケージが使われています。

自閉症や学習障害のある報道クルーが手掛ける、ノルウェーのニュース番組「TV BRA」
ノルウェー発のニュース番組「TV BRA」は、学習障害や自閉症を抱える記者たちが制作に携わり、週1回の番組を配信。ニュースをわかりやすく伝えることで、多くの視聴者に新たな報道のかたちを届けています。

飼料に混ぜるだけ。腸内細菌を整え、牛の健康もメタン削減も実現する添加物
牛のげっぷから出るメタンは、地球温暖化の原因の一つ。新たに開発された飼料添加物は、牛の腸内細菌を調整してメタン排出を大幅削減。環境保護と畜産業の生産性向上を同時に実現するかもしれません。

南米のインテリア店が、あえて「散らかった部屋」を展示した理由
散らかった部屋は、うつ病の兆候かもしれません。南米のインテリア用品店は、「見えない心の不調」に光を当てるキャンペーンを実施。店内ディスプレイを通して、気づかれにくいメンタルヘルス問題を可視化しました。

Philips、3Dプリント用の部品修理データを公開。小型家電は“自分で直す”時代へ
壊れたら“自分で直す”という選択を。Philipsが、電動シェーバーなどの小型家電の交換パーツを3Dプリントで無料提供開始。チェコで始まったこの試みが、修理をもっと身近にしてくれるでしょうか。

「雨と共に生きる」都市デザイン。グラスゴーに学ぶ、気候変動時代のまちづくり
気候変動による降雨増加が深刻化する中、英国グラスゴーでは「雨と共に生きる」都市づくりが進行中。雨の日でも快適に移動や滞在ができる空間を整備し、公平で持続可能な暮らしを目指す新たな取り組みです。

「その電気は、誰のもの?」再エネを地域で“所有”するOur Powerの共同モデル
気候変動に立ち向かう若者たちのプロジェクト・Our Powerは、地域が主体となって再エネを所有・活用。その利益を福祉や教育に還元する取り組みは、エネルギーの民主化を目指す新しい実践例です。

“ケアされる人”から“表現する人”へ。高齢者が作ったアート作品をバーチャル美術館で展示
フランスで、施設の高齢者がアートを通じて社会と再びつながる福祉プロジェクトが実践中。作品はバーチャル美術館で世界中に発信されています。

“菌”が食べて分解する、次世代型おむつ
分解に数百年かかるとされる紙おむつ。環境負荷を減らすため、スタートアップ企業がプラスチックを食べる菌を活用した新技術で紙おむつを開発しました。

“新品同様”の部品が再び走る。欧州2社、「再製造」で循環型モビリティを推進
自動車部品の再生・再利用を本格化させるため、欧州の大手メーカーが新たな戦略を発表。高付加価値部品をリマニュファクチャリングし環境負荷を低減し、新車販売に頼らず循環型モビリティへの転換を目指す挑戦です。

芸術作品を“聴こう”。名画の世界に音で誘う「Sound of a Masterpiece」
7点の名画を音で再現する多感覚プロジェクトが、ドルビーと英国王立盲人協会(RNIB)により始動。ドルビーの空間音響技術で、すべての人に新たな形の芸術体験を提供します。

街中の「昨日」のパンを集めて売る、パリのベーカリー「DEMAIN‐明日‐」
フランスではパンの廃棄が深刻な問題となっています。そんな中、パリでは売れ残りのパンを活用し、手頃な価格で提供するベーカリーが登場しました。

「それ、ウチなら資源にできます」企業間で余剰電子部品を再利用する、英国のマッチングサービス
電子機器の過剰生産や電子廃棄物の増加が問題視される中、企業間で余剰部品を売買する「部品再配分」が注目されています。不要な在庫を必要な企業に受け渡すことで、廃棄削減とコスト回収の両立を目指します。

屋外看板をそのまま遊具に。洗剤広告が子どもたちに伝える、外遊びの楽しさ
子どもの「外遊び」の大切さを訴求すべく、イスタンブールでは洗剤ブランドが「Out Of Home」キャンペーンを実施。広告を遊具に変え、屋外でのどろんこ遊びができるようにしました。

「結婚は?子どもの予定は?」男性が面接で聞かれたら。オランダ企業の実験が問うジェンダー平等
オランダ企業bolは、男性社員が女性が受けがちな面接質問を体験する実験を実施。結婚や育児、容姿などの質問に戸惑う男性の姿を通じて、ジェンダー不平等の現実を映し出しました。