Tag Archives: 廃棄物削減 × ファッション
服を資源に紙づくり。サーキュラーコットンファクトリーが描く、日本流の循環モデルとは
ファッション業界から排出される、大量の繊維くず。そんな繊維から紙を作り循環を生み出すのが、サーキュラーコットンファクトリーです。団体の立ち上げ経緯やその哲学について、代表の渡邊智恵子さんに聞きました。
【イベントレポ】ゼロ・ウェイストのまち上勝町で見た、循環型ファッションの最前線
ゼロウェイストのまち上勝町で開催されたイベント「KURU KURU Fashion Market」。服の分解体験や、業界に身を置く人々のリアルな視点から「ファッションの未来」を考えます。
子どもの成長にあわせて大きくなる。インド生まれの「咲く」シューズ
すぐにサイズが合わなくなってしまう子どもの靴。買い替えで出てしまう大量のごみ問題を解決するために登場したのが、足に合わせて「成長する」靴です。
先進国の激安古着が流れ着くウガンダの、サステナブル・ファッションイベント訪問レポ
ウガンダのファッションレボリューションイベントで、自分たちの伝統と誇りを呼び覚まそうとしている人々に出会いました。先進国から流入する古着やSNSが、アフリカのファッションにも影響している中、アイデンティティを呼び覚まし、歴史を探り、誇りを与えてくれるファッションをレポートします。
クローゼットが預金口座に早変わり。30秒で服を売れる英国発アプリ「Twig」
Z世代に人気のフリマアプリの中でも、自宅のワードローブをまるごと銀行口座に変えてしまうサービスがあります。ロンドンに拠点を置く「Twig」です。Twigの強みは、なんといっても取引に要する時間の短さ。ユーザーが売りたいアイテムをTwigに登録すると、わずか30秒程度で買い取りオファーが提示されます。その価格に納得すれば即座に取引完了。一般的なフリマアプリでは買い手が決まるまで数日から1週間以上かかるなかで、Twigは、40以上の中古品販売業者とのネットワークと機械学習を用いたアルゴリズムにより、待ち時間ほぼゼロを実現しました。
服で困ってる人と、近所の仕立て屋をマッチング。古着を楽しくするアプリ「Sojo」
好きなデザインの古着を見つけても、サイズが合わないことがあるのではないでしょうか。そんなときに使ってみたいのが、服のお直しをする地元の仕立て屋とマッチングしてくれるアプリです。
イベントから「ごみ」の概念をなくす。循環し続ける“SEN”の挑戦
機材や装飾の調達に始まり、余剰に作られた備品や食事を用意し、イベントが終われば大量廃棄するというイベント業界の「あたりまえ」。この現状を変えるべく動き出したのが、イベント産業全体を持続可能に作り変えるためのプラットフォームSustainable Event Networkだ。
数々のイベントを企画・運営してきた同社がイベントのサステナブル化を推進すべく、具体的にどのような取り組みを目論んでいるのかお話しを伺った。
服飾学生らが考える、「問題だらけのファッション」の解決法
ファッションが私たちにもたらしてくれるワクワク感。それらを失わずして、新しいファッション業界のあり方を問えないものだろうか。これからのファッションの「担い手」となる人たちがファッションを再考するためのプログラム「Rethink Fashion Program」が開催されました。
ファッションを通してサステナビリティを体現するには?【講座レポ】
日常生活のなかで身近な服。近年ファッション業界では、従来の大量生産・大量消費型のビジネスモデルからの脱却を図り、多様化するニーズに応えるのと同時に、社会問題や環境問題の解決を目指すブランドを目にする機会が増えています。そうした先駆者のように、自ら実行に移したいと考えつつも、何から始めればよいかわからないと思っている人も少なくないだろう。今回は、ブランド作りだけでなく、何か行動に移したい人に向けて開かれているKSI主催のサステナブルファッション講座をご紹介します。
余った果物の皮を生分解可能なバッグに。ドイツ発サーキュラーデザイン「Sonnet155」
「Sonnet155では、サステナビリティを“重荷”ではなく“ご褒美”として表現することを目指しています。」ドイツのデザイン学生2人が、果物の皮を原材料としたバッグを開発しました。
エシカルでサステナブルなファッション10選【2020年まとめ】
2020年にIDEAS FOR GOODが注目したファッションの事例は、ソートクチュール、デジタルファッション、リジェネラティブファッションなど。どれもあまり聞きなれない言葉ですが、今後のトレンドをリードしていく用語となるでしょう。
自分の古着が生まれ変わる瞬間を目撃。H&M店舗内の”見える”リサイクル工場
地球環境を守るために、ファッション業界における環境への対策が求められている中で、スウェーデンに本拠を置くアパレル大手H&Mが、ストックホルムの同社店舗内にリサイクル工場を誕生させた。顧客は、リサイクルシステム「Looop」を使用した同リサイクル工場で、古い衣服を新しいファッションアイテムにリサイクルすることができ、その工程を実際に見ることができる。
Looopのシステムでは、衣服は洗浄されて繊維に細断され、新しい糸に紡がれて新たなファッションアイテムとして生まれ変わる。サステナブルな方法で調達された、最小限の資源を追加する必要はあるが、水や化学薬品を使用しないため、環境負荷を大幅に小さくする。またH&Mは、ファッションのループを閉じる(ごみや有害物質を外に出さない)ことに取り組んでおり、Looopのシステムを通して、「古い衣服には価値があり、ごみになるべきでない」というメッセージを、顧客に対して視覚的に伝えている。
汚染も廃棄もゼロ。デジタル完結型ファッションの「The Fabricant」
ファッションは最もクリエイティブな産業であると同時に、国連の統計によると、2番目に多くの汚
圧倒的クオリティと遊び心でファッション業界を導く「Kings of Indigo」
「遊びが大事だからですよ。サステナブルファッションには特に」そう話すのは、アムステルダムに拠点を置くデニムブランド「Kings of Indigo」の創業者であるトニーさん。サステナブルなファッションを作る秘訣を取材しました。
ウイルス対策は、環境に優しく、かっこよく。プラスチックをアップサイクルしたコロナ防護服
コロンビアのスウィムウェアブランド「Maaji」が、プラスチックをアップサイクルして作ったコロナ防護服を販売しています。ウイルス対策も、ファッションを楽しみながらしたいですね。
【欧州CE特集#20】デニムをこれからも気持ちよく使い続けるために。アムステルダム「Denim City」
環境問題に大きな爪痕を残してきたファッション業界。デニムの使用量No.1であるオランダでは、環境先進国としてどんな取り組みをしてきたのかを取材しました。