Tag Archives: 炭素回収
建物から出るCO2が素材に。カナダの「石けんづくり」事例に学ぶ
カナダの企業であるCleanO2が、建物の暖房から排出されるCO2を回収して作った固形石鹸などを販売しています。アーモンド、アロエ、ミント、バラなど、様々な香りを楽しめます。
ごみでCO2を回収。気候変動、プラスチック問題の同時解決なるか
プラごみとCO2排出量の増加はどちらも、世界が直面する喫緊の課題。「それなら、プラごみを使ってCO2を捕まえればいいのでは」と考えたのが、米ライス大学の研究チームです。
ハイネケンの「CO2を96%循環させる」ビール
ハイネケンは、ビールの発酵工程で発生するCO2を捕集し、ビールを炭化する際に再利用していると発表しました。2040年カーボンニュートラル達成に向けて、着実に歩みを進めている様子です。
CO2で飛行機を動かす、ポルトガル生まれのクリーン燃料
削減努力はされているものの、ゼロにすることは難しい都市での廃棄物。ポルトガルでは、そんな廃棄物由来の炭素を燃料にするためのプロジェクトが始まりました。
未来の難民を救う。大気中のCO2を回収し、エネルギーに変える空中ハウス
あなたは「環境に優しい家」と聞いて、どのような姿を想像しますか? NYの建築家であるブレス・イー氏は、大気中からCO2を回収する、宙に浮かぶ家を提案しています。
海が温暖化を止めるタンクに。海洋のCO2吸収力を上げる技術者が登場
海が大気中のCO2を吸収しすぎた結果、 海のCO2吸収能力が低下することが懸念されています。アメリカのEbb Carbon社は、海水の酸性化を抑え、CO2吸収能力を向上させる取り組みを進めています。
Carbfixに聞く、脱炭素社会に向けた「炭素固定技術」の可能性【ウェルビーイング特集 #4 脱炭素】
脱炭素とは、炭素の排出量を削減するだけではありません。排出した炭素を減らすことも、脱炭素。先進的な「炭素回収技術」を持つアイスランドの企業「Carbfix」は、炭素を石に変えることで炭素回収を行っています。炭素を岩に貯蔵し、固定化。水に溶けて分解された炭素が、玄武岩などの特定の種の岩層に注入され、マグネシウムやカルシウム、鉄などの成分と反応することで炭素を含む鉱物となる。要する期間は約2年ほどで、その後何千年もの間、つまり半永久に、炭素は地中に貯蔵されるそう。
Carbfixで研究を続けるKari博士によると、脱炭素実現に向けた技術はそろっている。しかし、パリ協定など共通のゴール達成に向けた、国を超えた人々の協力が必要だ。そのように言います。
宝石も脱炭素化。「空気」生まれのダイヤモンド
アメリカ・シカゴのスタートアップ企業Aetherが、空気中の炭素を集めてダイヤモンドをつくりました!スイスにある機械で集められた空気中の炭素は、シカゴに送られ、そこでダイヤに生まれ変わります。世界発のカーボンネガティブなダイヤモンドです。さらに、デザインも重視されたこの美しいジュエリーは、炭素の削減だけでなく、化石燃料の採掘により発生していた搾取や森林破壊などの防止にも貢献しています。
炭素の循環経済を実現する。ユニリーバの脱化石燃料戦略「カーボンレインボー」
気候危機に対する懸念が高まるなか、世界では脱化石燃料の流れが加速化している。化石燃料からの