Tag Archives: 自然

落ち葉掃除が、生物多様性の損失に?野生生物を守る、米国の「落ち葉を残そう」キャンペーン

微生物を含む生物にとって、落ち葉は生息地であり、餌でもあります。アメリカではそれらの生物を助けるために「#LeaveTheLeaves(落ち葉を残そう)」のスローガンが市民に呼び掛けられています。

木は住民の“薬”。ケンタッキー州の調査が、植樹と健康の関係を明らかに

米・ケンタッキー州では、低所得地域に植樹をして住民の健康が改善されるかの臨床実験が行われてきました。結果、木が“薬”になり住民の健康リスクが減少したようです。

室内ではページが真っ白?「外でしか読めない絵本」が問う、自然とデジタルのバランス

室内で見ると真っ白な絵本。ところが、太陽のもとで開いてみると鮮やかな物語が浮かび上がるのです。デジタル社会で生きる子どもたちを、楽しさと共に自然界に連れ出してくれる絵本がブラジルで登場しました。

森林を脅かす「音」を検知。生物多様性を守る、音響モニタリング技術

生物多様性の破壊は、人間の暮らしにも大きな影響を与えます。「音」の検知システムは、リアルタイムで森の脅威をモニタリング。録音された膨大な音声データは、森の保全に大きく役立っています。

目的地は“焼け野原“。スペインのバイクツアーが山火事の被災地域を巡るワケ

La Ruta+Feaというスペインのバイクツアーでは、山火事によって焼けてしまった複数の被災地がルートに組み込まれています。彼らが被災地を目的地に選んだのには、いくつかの理由がありました。

辞書

天気と気候、何が違う?言葉から環境問題を捉え直す「気候辞書」

「言葉を学び、環境問題をめぐる対話に積極的に参加したい」と思ったときは、言葉をわかりやすく解説する、用語集を参照してみてはどうでしょう。国連開発計画は、「気候辞書」をインターネット上で公開しています。

We Are Nature

人間も自然の一部。オックスフォード英語辞典が「Nature」の意味を再定義

「自然」と聞いて、何を思い浮かべますか?広大な森や海、道端の草花かもしれません。オックスフォード英語辞典では、私たち人間も含めたより広い自然の定義が誰にでもアクセスできる形で公開されました。

まちの果実は、みんなのもの。果物マップで地域のつながりを作るLAのアートコレクティブ

ロサンゼルスのアートコレクティブが、公共空間にある果樹の位置を示す、地図を作りました。地図は無料で提供し、人々が果物を積極的に手に取りながら、地域への関心を高められるよう、働きかけています。

秋の風景

土に還らぬ都市の落ち葉を「紙」に。ウクライナ発スタートアップ

秋になると道を覆い始める、落ち葉。通常は有機廃棄物として燃やされてしまうこの落ち葉から、紙を作ることに成功したウクライナ発のスタートアップを紹介します。

レコーダー

沈黙する「自然のオーケストラ」が、私たちに教えてくれること

減っていく森林、CO2排出量を示すデータ……私たちは、視覚情報や知識を通して環境問題を知ることが多いかもしれません。しかし、自然の音を聴くことが、今地球に何が起こっていることを知るために有効な手段となりそうです。

「自然を守る」への違和感。人間と人間以外に切り分ける二元論から脱却するために

自然保護や自然環境……環境問題をめぐる議論で何度も耳にする「自然」という言葉。その意味を見直してみると、言葉が人間と世界の関わり方を形作っている背景が見えてきました。

Mother nature and future generations

「自然」と「未来の世代」を取締役に。声なき声に耳を傾ける、英国インテリアブランド

イギリスのインテリアブランド「House of Hackney(ハウス・オブ・ハックニー)」は2023年11月、「母なる自然」と「未来の世代」を正式に取締役に任命した。エセックス大学で講師を務めるブロンティー・アンセル氏が幅広い分野の専門家の意見を参考にしながら意見をまとめ、「母なる自然」と「未来の世代」の代弁者として同社の経営に意見を述べることとなった。

みさまとおうち

お供え物は、日光だけ。日本古来の「八百万の神」を自宅で感じるインテリア・オブジェ

モダンな神棚や神具のオンラインショップ「かみさまとおうち」が、透明度の高い樹脂の中に水・米・塩を封入したオブジェをつくりました。自然現象に宿る尊い何かを、感じてみませんか。

自然で遊ぶ子供

スウェーデン流、自然の楽しみ方「ヨークオッタ」とは?

スウェーデン語の「ヨークオッタ」。日本で身近なものに例えるなら「禅寺での瞑想」のようなものと言えるでしょう。自然と調和し、ゆったりとした時間を過ごす休日もいいかもしれませんね。

なぜ人は、植物に名前を付けるのか?思考する「植物フェス」東京・文京区で開催へ

2023年11月上旬、東京都文京区で「小石川植物祭 2023」が開催されます。植物を軸に、街のこれからを考えるプロジェクトです。

「森が森を管理する」新世代のWeb3プロジェクトとは

ドイツ発のアート作品「terra0」は、森自身が所有する森です。国、企業、個人などが森を所有する状況に対する、オルタナティブを提案していると言えます。