Tag Archives: Social Good

SEBASTIAN KAULITZKI/SCIENCE PHOTO LIBRARY:ゲッティイメージズ提供

飼料に混ぜるだけ。腸内細菌を整え、牛の健康もメタン削減も実現する添加物

牛のげっぷから出るメタンは、地球温暖化の原因の一つ。新たに開発された飼料添加物は、牛の腸内細菌を調整してメタン排出を大幅削減。環境保護と畜産業の生産性向上を同時に実現するかもしれません。

道端のタイルを剥がし、緑を植える。街の“呼吸”を取り戻すオランダの市民発プロジェクト

オランダでは、住民が自らコンクリートのタイルを剥がし、草花を植える「タイル剥がし」運動が広がっています。都市の過剰な舗装がもたらすヒートアイランドや浸水リスクへの市民からの応答であり、公共空間を取り戻す新たな動きとして注目されています。

言葉の“可視化“で、もっとやさしい社会は作れるか。「世界に字幕を添える展」レポート

誰もが当たり前に対話できる世界になるために。意思疎通支援アプリで声や音を可視化する社会実験に参加した様子をレポートします。

【6/19開催】「働く」を問い直す。世界から学ぶ、“燃え尽きない働き方”のヒント

「燃え尽きない働き方」は、どこにある?──日本を含む8カ国で約半数がバーンアウトの兆候を感じている今、フランス・ドイツ・オランダからの実例をもとに、「働く」と「生きる」を見直すヒントを探ります。

イベントバナー

【6/23開催】アジアから循環する未来をどうデザインする? 〜 台湾と日本の最新サーキュラーエコノミー動向と実践から考える 〜【Glass Rock × REnato lab × Circular Economy Hub】

【6/23】循環経済への移行が求められる中、私たちはどのようにアジアの文脈に沿った循環する未来をデザインし、世界の循環経済への移行に貢献できるのでしょうか?日本×台湾で学び合うイベントを開催します!

スタバ、コーヒーかすリサイクルを1,000店舗に拡大。年間約4千トンの廃棄削減めざす

2025年6月、スタバの「コーヒーかすリサイクル」がついに1,000店舗に!国内店舗の約半数に近づきました。牛のエサや肥料、地元農家との連携…10年以上続く挑戦が着実に広がっているようです。

自然界から「生きる」を学ぶ。愛媛に生まれた通信制高校・あめつち学舎

2025年4月、愛媛県の山間の小さな町に通信制高校・あめつち学舎が誕生しました。ここは生徒たちが、森・農・食をベースに日々「生きる」を学んでいる場所です。設立背景や学びの様子を現地レポートとしてお届けします。

「原風景を守る」ための地域需要を。バリ島のハイパーローカルなレストラン

バリ島の超ローカル型レストラン・Locavore NXTが提供するのは、原生の食材を活かした料理。その存在は、伝統の食文化と自然環境の維持にも寄与します。山でのフォレジングと取材の様子をお届けします。

子どもは大人より7度も暑い?「こども気温」をもとに6月も熱中症対策を

「今日はそこまで暑くないよね」と思っても、地面と近い子どもたちは大人より7度も高い気温を感じているかも。大人の感覚に頼らない“こども気温”の視点を、サントリーが広げようとしています。

イギリス初、「気候正義」の学部が創設。需要高まるグリーンスキルの獲得へ

気候変動を「誰の物語」として語るのか?──イギリス・サセックス大学が、気候正義に特化した学士課程を2026年9月に開設すると発表。環境と社会の交差点で、誰もが取り残されない未来を探る学びが始まります。

ASDの特性に寄り添うエリアも。バルセロナ「0歳から99歳のための遊び場」に学ぶ“開かれた”公共デザイン

なぜ街に公園は必要なのでしょうか?スペイン・バルセロナ市では、年齢や文化、障害の有無などによって分断されがちな世の中で、多様なバックグラウンドを持つ人たちの交流を促す新しい公園が注目されています。

ごみのリサイクル率98%のバリ島リゾートホテル。成功のカギは「従業員のポジション」にあり?

バリ島にあるリゾートホテル・Potato Headは、わずか8年でリサイクル率98%を達成したことで知られています。成功のカギは何にあるのでしょう?現地を取材し、社内での「きっかけ作り」が重要だと分かってきました。

「街のフルーツ、ご自由にどうぞ」ネスレの“果物マップ”が中米で栄養不足の解消へ

フードロスが発生しているのに、栄養不足の人が多い?そんなジレンマを解消すべく、ネスレとパナマ市が「自由に果実を収穫していい街路樹」をマップにして公開しました。

循環の「技術」を超えて「正義」を問う。WCEF2025ブラジルから読み解く次のパラダイム

世界最大級のサーキュラーエコノミー国際会議「WCEF2025」。その注目セッションでは、循環型経済の新たな軸として「公平性」や「地域主導」が浮き彫りに。次回開催地インドが象徴する転換点とは。

南米のインテリア店が、あえて「散らかった部屋」を展示した理由

散らかった部屋は、うつ病の兆候かもしれません。南米のインテリア用品店は、「見えない心の不調」に光を当てるキャンペーンを実施。店内ディスプレイを通して、気づかれにくいメンタルヘルス問題を可視化しました。

AIは環境の“味方”か、それとも新たなリスクか?貢献と負荷のトレードオフを考える

AIは環境の味方?それとも新たな負荷?再エネ最適化や自然保護の裏で、大量の電力と水が使われている現実も。環境負荷の「トレードオフ」の前提を見つめ直します。