新型コロナウイルスによる世界的なパンデミックにより、ビジネス環境や私たちの生活スタイルは一変しました。こうしたなか、日本マーケティング学会 サステナブル・マーケティング研究会がオンラインセミナーを開催します。本セミナーでは、コロナ禍におけるグローバル企業の対応内容調査の報告および有識者によるパネルディスカッション、ESG投資の観点から求められるマーケティングがテーマです。
オンラインセミナー概要
- 開催日時:2020年7月31日(金)15:00~17:00(14:50より入室可能となります)
- 参加費:無料
- 参加人数:50名
- 会場:オンライン(zoom)
- 参加者の方々にはオンラインセミナーの招待をさせて頂きます。
- 主催:日本マーケティング学会 サステナブル・マーケティング研究会
プログラム内容
第1部:「Covid-19における企業対応の国際比較」
スピーカー:青木 茂樹(駒澤大学 教授)
Covid-19に対して、国内外のグローバル企業はサステナビリティの観点からどのように対応し、メッセージを発信しているのか。企業向け調査結果をもとに、国際間や企業間のコロナ対応比較を行います。
第2部:パネルディスカッション
企業対応の国際比較調査をもとに、ウィズコロナ・アフターコロナの世界で企業はどのようにサステナビリティ戦略を推進し、消費者をはじめとするステークホルダーに対して発信を行っていけばよいのか、アカデミア、マーケティング、ESG投資、メディアなど様々な分野の視点からディスカッションを行います。
ファシリテーター:青木 茂樹
パネリスト:
・江戸 克栄(広島県立大学 大学院 教授)
・原 裕(株式会社 メンバーズ 執行役員)
・加藤 佑(ハーチ株式会社 代表取締役)
ゲストパネリスト:
・小山 嚴也(関東学院大学 経営学部 教授)
第3部:「ESG投資×マーケティング」
スピーカー:三上諒子(キャスレーコンサルティング株式会社)
投資家の目線、企業経営の目線からSDGsをはじめとする国際的な共通アジェンダを経営に取り入れることの重要性についてお伝えしたうえで、ESGの視点を取り入れたステークホルダーとのコミュニケーション(マーケティング)のあり方について掘り下げていきます。
このような方におすすめです
- コロナをきっかけに自社のサステナビリティをより推進したい
- ウィズ・ポストコロナにおける新しいマーケティング戦略を模索したい
- 新型コロナウイルスにおける国内外のグローバル企業の具体的な対応を知りたい
- ESG投資・サステナビリティ経営の最新トレンドを知りたい
登壇者プロフィール
青木 茂樹(駒澤大学経営学部市場戦略学科教授)
サステナブルな社会構築へ向けて、企業のエンジンたるマーケティングやイノベーションをいかにサステナビリティに結びつけるかを問う。地域の活性化に自然資源や人的資源を結びつける実践として、NPOやまなしサイクルプロジェクトを立ち上げ、山梨県をサステナブルな”サイクル王国やまなし”へと導くイベント”南アルプスロングライド”や、啓蒙事業”信玄公サイクルロードレース”を催す。またサステナビリティのグローバルな潮流を日本企業が共感・思考・実践する機会となるように、サステナブル・ブランド国際会議東京のアカデミック・プロデュースを手がける。近著「宗教のCCM:曹洞禅(ZEN)の全米における教化プロセス」『文化を競争力とするマーケティング(共著)』中央経済社,2020年、「サステナブルなまちづくりの象徴としての自転車環境の推進」『駒大経営研究』第51巻第3.4号,2020年など。
原 裕(株式会社メンバーズ 執行役員)
1984年にアメリカン・エキスプレス・インターナショナル日本支社に入社。アメリカの広告代理店を経て、1999年よりデジタル・マーケティング支援会社「メンバーズ」において、大手企業のデジタル・マーケティング支援を行う。2011年には社会課題をマーケティングで解決し、持続可能な社会を共創するためのマーケティング支援会社「エンゲージメント・ファースト」を立ち上げ、「社会課題解決×マーケティング×デジタル」をテーマに様々な企業のコンサルやプロモーション企画・実施を行う。多数のソーシャルメディアやUX関連書籍他、2020年6月には、「SDGsが生み出す未来のビジネス」(インプレス)上梓。
江戸 克栄(県立広島大学大学院経営管理研究科教授)
県立広島大学大学院経営管理研究科教授。株式会社サーベイリサーチセンター元顧問,株式会社リスペクトインスティテゥート主任研究員として多くの企業や自治体のマーケティング及びマーケティングリサーチに参画。戦略研究学会元理事,地域デザイン学会理事,芝浦工業大学非常勤講師,講演や研修など多数。
加藤 佑(ハーチ株式会社 代表取締役 / IDEAS FOR GOOD 編集長)
1985年生まれ。東京大学卒業後、リクルートエージェントを経て、サステナビリティ専門メディアの立ち上げ、大企業向けCSRコンテンツの制作などに従事。2015年12月に Harch Inc. を創業。翌年12月、世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」を創刊。現在はサーキュラーエコノミー専門メディア「Circular Economy Hub」、横浜市で「Circular Yokohama」など複数の事業を展開。英国CMI認定サステナビリティ(CSR)プラクティショナー資格保持者。エストニアe-resident。
三上 諒子(キャスレーコンサルティング株式会社)
大阪市立大学商学部学士課程修了。2020年4月キャスレーコンサルティング株式会社入社。学生時代にESG投資の有効性に関する研究を行い、学内の最優秀論文賞受賞。その後、サステナビリティサービスを手掛ける外資系コンサルの7ヶ月間のインターンシップにて現場経験を積む。現在はESG投資における情報開示の重要性に着目し、同社で企業の社会的インパクト評価のフレームワーク開発に取り組む。今後、インパクト評価の事業化を目指す。個人では、ファイナンシャルプランナーとしてFPサテライト株式会社にてライターの活動を行う。地球のサステナビリティには最終的に消費者の力が必要と考え、消費者行動に影響を与えるファイナンシャルプランナーを目指す。日本FP協会認定AFP。
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【参照サイト】日本マーケティング学会 サステナブル・マーケティング研究会