All posts by 丸山勝己

都内

企業が「ネイチャーポジティブ」に正面から向き合うには?国内事例5選

2030年までに生物多様性の損失を食い止め反転させる「ネイチャーポジティブ」が国際社会の共通目標となっています。目標達成に向け、企業ができることとは?

Bコープ

B Corp取得企業は経済危機に強い?改めて考える、収益と社会性の関係

B Coprorationの認証団体であるB Labが、B Corpの収益力に関する興味深い調査レポート「Financial Performance and Resilience of B Corps(Bコーポレーションの財務パフォーマンスとレジリエンス)」を発行しました。

ネスレ、ウォッシュ疑惑のある「カーボンクレジット」でのオフセットを中止

現在、世界の温室効果ガス排出量の80%以上が、カーボンニュートラルの誓約の対象となっています。そんな中、カーボンオフセット頼みの脱炭素はグリーンウォッシュの懸念が広がり、より確実な脱炭素計画の実行が求められています。

世界80か国に広がる、差別なき未来のためのマイクロファイナンス投資「Kiva」

「女性の方が男性よりもローンを受けにくい」事業ローンへのアクセスの不平等是正にとりくむKivaは、借り手の約8割が女性で、無利息・無手数料。25ドルの小額からローンを行っています。

“広告が嬉しいSNS”は存在する?ロンドンの寄付型ソーシャルアプリ「WeAre8」

SNSが普及するにつれて、悪質な広告による被害も生じています。その背景には、広告代が全てSNS運営会社の収入となっていることがあるようです。この現状に立ち向かう新たなSNSが、社会貢献まで出来ると話題になっています。

ビール

英ビール醸造所の投資モデル「Equity for Good」に見る、企業と株主の新しい関係性

英国にある、廃棄されてしまうパンの耳やパンくずをビールに変えるクラフトビール醸造会社。同社が採用した投資モデル、Equity for Good(エクイティ・フォー・グッド)とは?

Faith In Natureとパタゴニア

取締役を「自然」にする会社と、株主を「地球」にするパタゴニア。二つの事例から考える、企業のあり方

「地球を唯一の株主」にしたパタゴニアが話題になりましたが、英美容ブランド「Faith In Nature」は世界で初めて「自然」を取締役に任命。これら企業の動きから見る、これからの企業の「在り方」とは?

昆虫食

欧州がコオロギを「食品」認定。代替肉から昆虫食まで、食糧危機を救う「未来のたんぱく質」

欧州委員会が、ゴミムシダマシの幼虫、イナゴに続きコオロギを3番目の「新しい食物(Novel Food)」として正式に承認しました。世界で拡大する代替肉や昆虫食が進む背景は?

蜂と魚

米カリフォルニア州が、ミツバチを「魚の一種」と認定した理由

今年5月、米国カリフォルニア州の裁判所で実に珍妙な判決が下されました。なんとミツバチを魚の一種と認めるという内容です。冗談のような話ですが、もしかするとこれが人類の未来を救う判決として歴史に刻まれる可能性があります。

クローゼットと女性

クローゼットが預金口座に早変わり。30秒で服を売れる英国発アプリ「Twig」

Z世代に人気のフリマアプリの中でも、自宅のワードローブをまるごと銀行口座に変えてしまうサービスがあります。ロンドンに拠点を置く「Twig」です。Twigの強みは、なんといっても取引に要する時間の短さ。ユーザーが売りたいアイテムをTwigに登録すると、わずか30秒程度で買い取りオファーが提示されます。その価格に納得すれば即座に取引完了。一般的なフリマアプリでは買い手が決まるまで数日から1週間以上かかるなかで、Twigは、40以上の中古品販売業者とのネットワークと機械学習を用いたアルゴリズムにより、待ち時間ほぼゼロを実現しました。

SEOUL LOOP

韓国の上空に現れる「人工光合成」建築、まちのCO2削減へ

韓国のソウルで、近年開発が進んでいる人工光合成パネルを屋上に設置した建物“SEOUL LOOP”の建設が計画されています。既存の建物の上に広がる空間を利用して、カーボンフットプリントの削減を目指しています。