Category Archives: ニュース

デモ行進

住宅開発を推進する市民運動「YIMBY」は、公正なまちづくりを実現するか

開発に反対する「NIMBY」の反対に、欧米で深刻な住宅危機を受けて開発を推進しようとする「YIMBY」運動を題材に、持続的で包括的なまちづくりのあり方を考えます。

チリ・アタカマ砂漠「洋服の墓場」のファッションショー。廃棄された服でランウェイを歩く

2024年4月、チリのアタカマ砂漠でATACAMA FASHION WEEKが開催されました。ファッションショーの会場に選ばれたのは、宇宙からも見えるほど大規模な古着の廃棄場でした。

風力発電機

ブレードを黒く塗るだけ?渡り鳥の衝突を防ぐ風力発電機のデザイン

風力発電機に衝突することで、毎年多くの鳥が命を落としていることをご存じですか?今回は、そのシンプルで意外な解決策を紹介します。

地球を持つ少女

「地球の幸福度ランキング2024」が示す、経済発展ではない豊かさ

各国の幸福度を環境持続可能性の視点から評価する指標「地球幸福指数」の2024年度版が発表されました。GDP拡大にとらわれない指標から見えたものとは?

欧州議会投票

ホームレスの人々に選挙権を。アイルランドで、住所がなくても投票が可能に

多くの国や地域では、選挙権を獲得するのに「住所」が必要です。それでは、ホームレス状態の人々はどのように政治家に声を届けたら良いのか?アイルランドの組織がその問題解決に動き始めました。

家族の団欒

精神疾患を抱える人々の「里親」に。ベルギーの町で700年続く、まちぐるみのケア

コロナ禍で特に深刻化したメンタルヘルスの問題。ベルギーのヘールという町では、住民が里親となって精神疾患を抱える人々と共に暮らす制度が、7世紀にわたり続いています。

dancing

ベルギーの老人ホーム入居者がナイトクラブへ。ダンスが孤独と不安を吹き飛ばす

ベルギーの老人ホームでは、入居者たちがナイトクラブに赴くイベントが定期的に実施されています。その背景には施設で過ごす高齢の人々にも「楽しさ」を再び感じてほしいという想いがありました。

Copyright Overland Partners Architects

壁の代わりに緑を。アメリカとメキシコの国境に「二国間公園」が建設予定

アメリカとメキシコの国境に建設され、長く議論になっている「壁」。大規模な壁の建設は、生態系の破壊にもつながることがわかっています。そこで、アメリカの建設会社が計画しているのは、そこに「壁」ではなく「公園」をつくることでした。

ベンチに座る二人

市民が“勝手に”置いたベンチが社会を動かす。誰もが居場所を感じられるまちづくりのヒント

米バークレーの街で、青年がバス停に手作りベンチを設置。その「ゲリラ活動」の意図は?誰もに居場所があるまちづくりのためにベンチが果たす役割とは?

「街とつながる学校」が中国・深センに誕生。週末は市民のための公共空間へ

中国・深セン市は、国内でも非常に人口過密な地域。土地が足りない中で学校も不足するという事態に、驚きの解決策を見出した学校が建設されました。そのカギとなる「多層化」のアイデアによって、公共に開かれた施設が誕生したのです。

音声も文字も「手話」に変換。文字“以外”のやりとりができるAI翻訳ソフト・Signapse

音声アナウンスや字幕のない動画、大量の文字が並ぶWEBサイト……手話が第一言語の人にとって、これらは非常に不便です。そこで開発されたのが、テキスト情報をAIで手話に変換する翻訳ソフトでした。

寝れば寝るだけお金になる?運転手の居眠り運転を防止する、睡眠アプリ

トラックによる貨物輸送が多いブラジルでは、睡眠不足の運転手による交通事故が多発しています。自動車メーカーがその解決のために開発したのは、運転手たちに良質な睡眠を取ってもらう「ご褒美アプリ」でした。

Image via Shutterstock

生態系を支える「無脊椎動物」の人気投票。土の守護神・ミミズが優勝に輝く

英国メディアのガーディアンが、読者が選ぶ「第1回 無脊椎動物の人気投票」を実施しました。優勝に輝いた動物は、私たちの生活を支えてくれる、縁の下の力持ちでもありました。

足元を“水の生命圏”から捉え直す。登山アプリYAMAPが描く「流域地図」

雨水がどの川に流れていくのかという区分を可視化した「流域地図」。登山アプリYAMAPを手掛ける株式会社ヤマップが開発しました。都市化社会において、私たちの“足元”から自然のめぐりの中で生きていることを教えてくれます。

「あなたの古着から、欲しい服つくります」シンガポール遺産局の“仕立て屋に持ち込もう”キャンペーン

気分を変えたいときや季節の変わり目に、新しい服を探して買いものに出掛けてみませんか?シンガポールで始まったキャンペーンでは、地元の仕立て屋があなたの古着から新しい服を製作してくれます。

レバノンでAI大統領が登場?政治不信を乗り超える「#OurAiPresident」キャンペーン

レバノンの新聞社が、なんとAIの大統領を生み出しました。透明性、誠実性、功利主義を理念とし、データと論理主導の意思決定を行う。そしてそれは政治的・宗教的立場を超えて偏りがない─あなたはどう思いますか?