Category Archives: ニュース

教育へのアクセス拡大を。3Dプリンターでつくる学校、マダガスカルに誕生
アメリカの非営利団体である「Thinking Huts」と建築設計事務所の「Studio Mortazavi」は、世界中の子どもたちが教育にアクセスできるようにと、3Dプリンターで学校を建てる取り組みを始めています。3Dプリンターを使うと1週間もかからずに学校を建てることができるため、学校施設が不足している国や地域にとっては特に嬉しい取り組みです。建設業の人手不足が起こっている地域にとっても朗報となります。

駐車場の空きスペースが、食品ロスを救う。関西で始まった「野菜のドライブスルー」
駐車場予約アプリの「akippa(あきっぱ)」を運営するakippa株式会社と、直売所・農園の検索サービスの「YACYBER(ヤサイバー)」が連携し、駐車場で野菜のドライブスルー販売を開始しました。

ポルトガル発、コルクを活用した100%植物性のレザ―バッグ
株式会社コレットウェブは、ポルトガルのコルク・アクセサリー製作会社Corkor(コーカー)と正規代理店契約を締結し、12月10日よりMakuake(マクアケ)にてブリーフケース、メッセンジャーバック、ミニマリストウォレットの予約販売を開始しました。

ごみからできた食品トレー、ブラジルのマクドナルド店舗で導入へ
ラテンアメリカ最大のフードチェーンとなるアルコス・ドラドス・ホールディングスがブラジルの20の州都にある30のマクドナルド店舗で、食品ロスや家庭ごみから作られたUBQと呼ばれる素材を使った食品トレー7,200枚を導入すると発表しました。

部屋の空気を浄化する、水耕栽培のスマートガーデン「Respira」
Respiraは、土を入れ替える必要がない水耕栽培のIoTスマートガーデン。ユニットの上部から空気を取り込んできれいな空気に換える機能があるだけでなく、その時々にあわせて除湿をしたり冷気を発したりすることで、部屋の状態を快適に保つことができる優れものです。植物は、トロピカル、ヴァイブラント、ポトスの3種類の異なるキットから選択し、どこにいてもスマートフォンで植物の生育状態と、部屋の空気の質を観察することができます。

捨てたくなくなる梱包材。サムスンが考えた、インテリアになる段ボール
サムスンは、使い終わった後に「インテリア」に変身する梱包用段ボールを開発しました。段ボールに印刷されているQRコードを読み取ると、マガジンラックや棚、猫の家やおもちゃなど多様な段ボールインテリアの作り方を閲覧することが可能。すべて、特別な道具や技術なしで簡単に作れるようになっています。段ボールの表面に印刷されたドット柄が、切ったり組み立てたりする際のガイドになるのもポイントです。

【2/27イベント開催】“All”から“Whole”へ。100年続く企業に学ぶ、循環する持続可能な組織デザイン in DESIGN WEEK KYOTO
100年続く企業のエッセンスとはどのようなものなのでしょうか?今回は、日本古来の伝統と文化が根付く京都にて、「循環する持続可能な組織づくり」というテーマで、SDGsやサーキュラーエコノミー(循環経済)といった海外の視点を基に日本企業や日本文化の強みを見つめ直しつつ、持続可能な企業と組織づくりについて参加者の皆さんと一緒に模索していきます。

ドイツ発、店内で野菜を育てる垂直農業テック「Infarm」都内スーパーに展開
ドイツ・ベルリン発、都市型農場野菜のプラットフォームであるInfarmが、2021年から日本に展開をしています。スーパーの店内で野菜やハーブを育て、その場で売るというサービスです。対象となるスーパーは、東京都内にある紀ノ国屋インターナショナル(青山店)、Daily Table KINOKUNIYA 西荻窪駅店、サミットストア五反野店の3店舗です。

道の主役を車から人へ。パリ・シャンゼリゼ通りが2030年までに緑溢れる庭園に
フランスのパリにあるシャンゼリゼ通りを、観光客だけでなく地元の人も楽しめる、環境に優しい通りに作り替えることはできないか。そう考えたパリ市が2021年1月に打ち出したのが、この通り全体を2030年までに「並外れた庭園」に生まれ変わらせるというプランです。計画では車線を現在の半分に減らし、その分歩道や緑の空間などを拡張することで、よりサステナブルかつ人々が気持ちよく過ごせる場所にすることを目指しています。

「靴を履く」をバリアフリーに。ナイキの手を使わずに履けるシューズ
ナイキが開発した新作シューズは、手を使わずに足だけで履ける「ハンズフリーシューズ」。障がい者や高齢者、子どもの目が離せない親など……普段靴を履くのに一苦労する人も、手を使わずに簡単に着脱できるバリアフリーな靴です。日本の「靴を脱ぐ」文化から着想を得たというこのシューズは、人々が活動的に生活を楽しめるようにサポートします。

コロナで休業するバーのシャッターに広告を。ハイネケンの飲食店支援
新型コロナの影響を大きく受けているスペインのバルセロナ。ハイネケンは、休業しているバーのシャッターを買い取り、広告を貼るというユニークなキャンペーンを始めました。実はこの施策、飲食店を支援するために始められたものなのです。

世界初、カーボンニュートラルを目指すフィンランドのホッケーチーム
フィンランドには、世界で初めてカーボンニュートラルなプロチームになるという目標を宣言したホッケークラブがあります。同国最高峰リーグで戦う「ラフティ・ペリカンズ(Lahti Pelicans)」です。所属は、「2021欧州グリーン首都賞」を受賞したフィンランド・ラフティ市。これまでに同賞を受賞した都市の中で最も北に位置し、人口はおよそ12万人の小さな都市です。

IKEAシンガポール、誤字プリントのバッグを「限定品」として販売
イケア・シンガポールが販売したKLAMBYと呼ばれるバッグは、本来www.ikea.com.sgと書くべきところをwww.ikea.co.sgとmが抜けてミスプリントしていました。お店の看板とも言えるウェブアドレスを間違ってしまったのです。通常であれば商品名や企業名などをミスプリントしたものはリコールされて廃棄されますが、イケアはあえてそれを回収・廃棄せずに今しかない限定品として売り続けた。間違えても大丈夫。何度でも再利用できる完全な状態のバッグを、スペルミスが理由で無駄にすることはしないという資源を大切にする企業の姿勢が伺えてユニークです。

スウェーデンのハイパーローカルな街づくり。住民のアイデアを形にした「1分間の都市」
「Street Moves」と呼ばれるこのプロジェクトの目標は、「2030年までに、スウェーデンのすべての道を健康的で持続可能で活気に満ちたものにすること」です。「自宅近くの道」をどのようにデザインしたいか、子どもも含む地域住民にワークショップでアイデアを出し合ってもらい、そして実際に、木でできた移動可能な模型にアイデアを反映させ、それを道に設置します。

循環型都市のヒーローはミミズ!オランダの「ワームホテル」にみるサーキュラーなまちづくり
オランダ・アムステルダムのワームホテルとは、幼虫たちが地元の生ごみ、つまり有機性資源を迎え入れるコミュニティ・コンポストのこと。遊び心たっぷりな取り組みに注目です!

ニュースに背景や用語説明などの「文脈」を埋め込むツール、オランダで誕生
正確で建設的なニュースの発信を助けるツールが2018年にオランダで誕生しました。「Newschain」と呼ばれるこのツールでは、ネットニュースの中に用語説明や背景などの文脈が書かれたブロックを埋め込むことができます。