Tag Archives: スタートアップ
ソーシャルグッドなアイデアを形にしようと取り組む世界中のスタートアップの最新情報をお届けしています!

メンタルヘルスの改善に。旧たばこ工場がヨーロッパ最大の垂直農園へ
スペインのサンタンデールに垂直庭園が誕生しました。手がけたのは、垂直庭園や都会のグリーン化を専門とする、スペイン・セビリア大学発のスタートアップ「Terapia Urbana」。庭園内には、32種類に及ぶ植物がおよそ2万株植えられています。栽培される植物は屋内でも生存できるよう、太陽光学に基づいた緻密な計算のもと選ばれたものです。

「あいつ元気かな」と思ったら花束を贈る。男性のメンタルヘルス向上キャンペーン
オーストラリアの自殺件数のうち、約75%は男性。人々に助けを求めることができない男性は多くいます。そんな時、ある花屋が男性が男性の友人に花束を贈ってコミュニケーションをするキャンペーンを打ち出しました。元気にやってるいるかどうか気にかけてくれる人の存在は、明日も前向きに生きる活力になります。

廃棄建材を、一点もののアクセサリーに。アップサイクルブランド「KiNaKo」
私たちは普段、仕事をする中でたくさんのごみを目にしています。洋服をつくるときに余った布きれや、一度しか使わなかった大量の紙の資料。何に使えるのかはわからないけれど、そのまま捨ててしまうのはなんだかもったいない。そんな想いを形にしたのが、アップサイクルのアクセサリーブランド「KiNaKo」を手がける木上奈都子さんです。木上さんは、建築物をつくるときに出る端材や建材を、一点もののピアスやリングに生まれ変わらせています。

壁じゃなくて橋を築こう。手仕事でパレスチナと日本をつなぐ「架け箸」
パレスチナの職人と一緒にパレスチナの伝統刺繍や特産品のオリーブを使った箸づくりを企画、制作し販売を目指す「架け箸」。立ち上げた髙橋さんの活動の原点は、パレスチナを訪れた際にホストファミリーに言われた、「わざわざ来てくれてありがとう」という言葉でした。ありがとうと言われることがなくなるくらい、多くの人にとって“普通の選択肢”になることを目指して、ポジティブなパレスチナを発信し続けているのが架け箸です。

ジーンズからジーンズへ。land down underが投げかける循環ファッションの未来
「循環するジーンズ」を提供するland down under。代表の池上慶行さんは、「廃棄物をなくす」さらにいえば「廃棄物という概念をなくす」ことを念頭に、ジーンズづくりと循環の仕組みの構築に励んでいます。

【わかる、えらぶ、エシカル#16】今からでも備えたいアイテム。「災害対策商品」を買おう
「エシカル消費」という言葉を知っていますか? エシカル消費とは、人や社会、環境に配慮した消

宝石も脱炭素化。「空気」生まれのダイヤモンド
アメリカ・シカゴのスタートアップ企業Aetherが、空気中の炭素を集めてダイヤモンドをつくりました!スイスにある機械で集められた空気中の炭素は、シカゴに送られ、そこでダイヤに生まれ変わります。世界発のカーボンネガティブなダイヤモンドです。さらに、デザインも重視されたこの美しいジュエリーは、炭素の削減だけでなく、化石燃料の採掘により発生していた搾取や森林破壊などの防止にも貢献しています。

ケニアのスタートアップ、再生プラからレンガを開発。ごみを暮らしのインフラに
ケニア・ナイロビのスタートアップGjenge Makが、廃棄されたプラスチックと砂を原料とするレンガを開発。通常のコンクリートと比べて、5倍から7倍の耐久性があるといいます。生態系や景観を傷つけてしまうプラスチック廃棄物が地域内で再利用され、暮らしを支えるインフラ材に生まれ変わる。生活者の根源的な問題解決と基本的なニーズのどちらにも応えるGjenge Makersのレンガは、今後アフリカが持続可能な発展を遂げる上で欠かせない製品となるでしょう。

捨てられる光学ガラスを雑貨に変身させる「νd」
株式会社エイ・ケイ・コーポレーションが、新事業「νd(ニュー・ディー)」にて、光学部品の生産で発生する光学ガラスの廃材を使った製品をクラウドファンディング中です。

教育へのアクセス拡大を。3Dプリンターでつくる学校、マダガスカルに誕生
アメリカの非営利団体である「Thinking Huts」と建築設計事務所の「Studio Mortazavi」は、世界中の子どもたちが教育にアクセスできるようにと、3Dプリンターで学校を建てる取り組みを始めています。3Dプリンターを使うと1週間もかからずに学校を建てることができるため、学校施設が不足している国や地域にとっては特に嬉しい取り組みです。建設業の人手不足が起こっている地域にとっても朗報となります。

駐車場の空きスペースが、食品ロスを救う。関西で始まった「野菜のドライブスルー」
駐車場予約アプリの「akippa(あきっぱ)」を運営するakippa株式会社と、直売所・農園の検索サービスの「YACYBER(ヤサイバー)」が連携し、駐車場で野菜のドライブスルー販売を開始しました。

ポルトガル発、コルクを活用した100%植物性のレザ―バッグ
株式会社コレットウェブは、ポルトガルのコルク・アクセサリー製作会社Corkor(コーカー)と正規代理店契約を締結し、12月10日よりMakuake(マクアケ)にてブリーフケース、メッセンジャーバック、ミニマリストウォレットの予約販売を開始しました。

部屋の空気を浄化する、水耕栽培のスマートガーデン「Respira」
Respiraは、土を入れ替える必要がない水耕栽培のIoTスマートガーデン。ユニットの上部から空気を取り込んできれいな空気に換える機能があるだけでなく、その時々にあわせて除湿をしたり冷気を発したりすることで、部屋の状態を快適に保つことができる優れものです。植物は、トロピカル、ヴァイブラント、ポトスの3種類の異なるキットから選択し、どこにいてもスマートフォンで植物の生育状態と、部屋の空気の質を観察することができます。

ドイツ発、店内で野菜を育てる垂直農業テック「Infarm」都内スーパーに展開
ドイツ・ベルリン発、都市型農場野菜のプラットフォームであるInfarmが、2021年から日本に展開をしています。スーパーの店内で野菜やハーブを育て、その場で売るというサービスです。対象となるスーパーは、東京都内にある紀ノ国屋インターナショナル(青山店)、Daily Table KINOKUNIYA 西荻窪駅店、サミットストア五反野店の3店舗です。

ご近所同士のシェアリングサービスPeerbyが目指す、地域循環コミュニティ
家庭にあるものの80%が1か月に1回も使われていない――この現状に目をつけ、ご近所から家庭用品を借りられるプラットフォームを始めたスタートアップが、オランダのPeerbyです。

家庭環境による格差を無くしたい。福岡のフリースクール運営者に聞く「オルタナティブ」な教育
福岡には、日本の教育にオルタナティブ(他の選択肢)を増やそうとする団体があります。ICTを活用した学習塾やフリースクールを運営する、NPO法人エデュケーションエーキューブです。同法人のミッションは、Anyone can be anything!どのような家庭環境で育ったとしても、誰もが夢を持ち、自分の持っている才能や特性をいかして将来への道を切り開くことができる、という意味です。