Tag Archives: 雇用

「定年制」はエイジズムにあたるのか?少子高齢化が加速する社会の、シニア雇用を考える

一定の年齢に達したことを退職の理由とする「定年制」は、年齢差別(エイジズム)なのでしょうか。日本国内外の現状や社会的背景から高齢者雇用のあり方について議論すべきという声が高まっています。

デモ行進

住宅開発を推進する市民運動「YIMBY」は、公正なまちづくりを実現するか

開発に反対する「NIMBY」の反対に、欧米で深刻な住宅危機を受けて開発を推進しようとする「YIMBY」運動を題材に、持続的で包括的なまちづくりのあり方を考えます。

格差是正の一手となるか。「富裕税」がいま再注目されるワケ

最近、「富裕税」への関心が再び高まっています。富の二極化に直面する中、富裕層への課税が社会的公正や公共サービスの向上に貢献するのか?過去の事例を振り返りながら、富裕税の利点や課題を探求します。

パン

ドバイが無償でパンを提供。豊かな都市の、別の一面を知る

「豊かな国」という印象が強いドバイに、無料でパンを提供する機械が設置されました。ドバイにも、食事に困るほど貧しい人たちがいる。そんな現実に気づかされます。

若者

貧困層の若者へのベーシックインカム、米国ロサンゼルスで開始へ

アメリカ・ロサンゼルスでは、2022年8月末から若者に月1,000ドル(約15万円)を3年間無条件に支給する、ベーシックインカム・プログラム「TAY portunity収入保証プログラム」を開始しました。対象となるのは、経済的に困窮している18歳から24歳までの若者で、ロサンゼルスの就労支援サービスに登録している者のうち無作為抽出された300人です。

BlocPower

ニューヨーク、急成長する「気候テック」への就職率を上げて治安の改善へ

銃犯罪の多いブルックリンの町の治安を改善する──その方法は、雇用を生み出すことでした。これまで1,500人以上が雇用され、実際に犯罪率が低下したという研修プログラムは、一体どのようなモノなのでしょうか?

元受刑者を積極採用。チャットツールSlackが始めた「機会の平等」プログラム

Slackは、元受刑者がエンジニアの仕事を得るための訓練プログラムを実施しています。Slackでも、3人の元受刑者がエンジニアとして働いているそうです。

信頼があるから外にも出られる!?インドの「オープンすぎる」刑務所

インドのラジャスタン州にある開放型刑務所では、受刑者が自由に仕事を選べ、仕事に行くために刑務所の外に出ることができます。受刑者の自律を促しながら、社会とのつながりを維持してもらうことを目指しています。

英国で広がる「マカロン作り」の職業訓練。失業中の若者を支える仕組みとは?

若者の失業率の高さが課題となっている、英バーミンガム。社会的企業のMiss Macaroonは、マカロン作りのトレーニングを通して、失業中の若者に働く自信とスキルを身につけてもらおうとしています。

ロンドンの中学校、「週4授業」を目指す。先生が健康に働ける環境づくりへ

週4日労働制を導入する企業があるのなら、学校も週4日制を検討してもいいかもしれません。2019年以降、週4.5日制に移行しているForest Gate Community Schoolは、週4日制への移行を視野に入れています。

Eco-Soap Bank従業員とさミールさん

“捨てられるはずの石鹸”が、命を救う。「Eco-Soap Bank」が作る、三方よしの循環経済

石鹸は、高級品。そんな地域があることを、ご存じですか?Eco-Soap Bankでは、石鹸工場で廃棄されるまだ使える石鹸を女性たちの手でリサイクルし、石鹸を必要としている学校や難民キャンプに届けています。

9,000万人が視聴。バングラデシュの「料理動画」が地域をよくする理由

フォロワー数420万人のYoutubeの料理動画は、レシピを紹介する、一般的な料理動画ではありません。動画を制作しながらバングラデシュの村の経済を活性化させ、雇用を生み出す。その仕組みとは……?

ロンドンバス

ロンドン名物の二階建てバスがホームレス相談所に

ホームレスにバリスタトレーニングを提供し、自立支援を行っているイギリスのコーヒー会社 Change Please。同社はロンドン名物の二階建てバスを、散髪や歯の手入れなど、ホームレスを支援する場所に変えました。

ナイジェリアの女性たち

太陽光で動く冷蔵庫が、ナイジェリアの女性たちを救う理由

水産物の35%は、冷蔵設備が足りないせいでフードロスに。それなら…と立ち上がったのがナイジェリアのスタートアップでした。太陽光で動く低価格な冷蔵庫を開発し、廃棄を減らすだけでなく現地の女性の収入を増やしています。

太陽光パネルの設置を行うようす

ブラジルのスラム街が「再エネ」発信地になるまで【ウェルビーイング特集 #32 格差】

ブラジルのファベーラ(スラム街)で始まった再エネプロジェクトは、街に安定した電力を供給するだけでなく、住民たち自身の手で貧困を抜け出すための大きなきっかけとなっています。担当者のエドアルドさんにお話を伺いました。

格差

自己責任論がうまれるのは「怖い」から。こども食堂支援の第一人者と考える、日本の格差【ウェルビーイング特集 #31 格差】

「日本の福祉は家族頼み」「民間と行政では言語が違う」「自己責任論がうまれるのは『こわいから』」……今回は、90年代から格差是正支援に取り組み続ける湯浅誠さんに、日本の格差について伺ってきました。