Tag Archives: リサイクル

廃棄自転車を「てんとう虫図書館」に。中国のアップサイクル
中国では2014年、北京大学の在学生が起業した「ofo社」がシェアサイクルのサービスを始めたことをきっかけに、数十社の会社が一気に参入し、急速にサービスが拡大。その3年後の2017年には、合わせて約2000万台のシェアサイクルが都市に投入されたが、シェアサイクルユーザーのマナーの悪さや、業者の乱立による自転車の供給過多により、行政はシェアサイクルに対する規制の強化を余儀なくされました。今回は、「廃棄される大量のシェアサイクル」という社会問題解決に挑戦する大学教授の活動について紹介します。

Googleマップ、サステナブルスポットを探しやすくするナビ機能を導入
Googleマップが2021年4月から、リサイクルを受け付けている店を探しやすくなったことはご存じでしょうか?Googleはユーザーと協力し、サステナブルなビジネスに焦点を当てようとしています。

廃自動車の窓ガラスをアップサイクルした食器「mado」
拓南商事は手作りガラス工房の「琉球ガラス村」と協業し、廃自動車の窓ガラスを破砕・収集し、琉球ガラスの職人の手によって食器に生まれ変わらせるプロジェクト「mado」をスタートしました。

週一配送でCO2削減。リユース梱包でごみを減らす「Olive」
オンラインショッピングで増える段ボールごみ。米スタートアップ「Olive」は、消費者がオンラインで注文した様々なブランドのアパレル商品を再利用可能な箱にまとめて、週1回配達するサービスを提供しています。

廃プラスチックで「木のデッキ」をつくる。米Trex社のアップサイクル
2,250枚のプラバッグを1枚のデッキボードに。アメリカのリサイクル会社Trexは、たくさんのプラスチックのパッケージや袋を集め、庭や建物の外壁に使うデッキボードに生まれ変わらせています。

廃棄食材で染める服。アパレル発の食品ロス活用プロジェクト「FOOD TEXTILE」
捨てられる予定の食品残渣を染料にアップサイクルし、新たなファッションアイテムを生み出す「FOOD TEXTILE」。繊維商社が立ち上げたこのプロジェクトに秘められた思いとは?

ポイ捨てごみをコースターに。海洋プラ問題を考える「RETTER」始動
NPO法人グリーンバードが、全国各地でポイ捨てされたプラスチックごみを活用して、アップサイクルするプロジェクト「RETTER」を始動。その第一弾として、コースターを製品化しました!

【わかる、えらぶ、エシカル#17】変化を楽しみ、長く大切にしたい。「一生モノ」の商品を買おう
みなさんは「一生モノ」を持っていますか?一生モノは人の一生、つまり数十年間使い続けることができるものを意味します。デザインや質の良さが際立つ一生モノは、持っているだけで気分が高まる人も多いのではないでしょうか。長く使ううちに思い出が増え、手入れをする度に愛着が増し、自分だけの色や形になる経年変化も楽しみの一つです。一生モノといえば、ジュエリーやバッグなどが思い浮かぶかもしれませんが、文具や家具、調理器具などにも一生モノの商品があります。また、かつては多くのものが数十年間使える一生モノでした。例えば、今では使い捨ての代名詞になってしまった傘は、江戸時代では壊れた部分だけを取り換え、修理を繰り返して長く大切にされていました。長く使い続けられるデザインや使い勝手の良さ、丈夫で壊れてもメンテナンスできるなどといった一生モノが持つ特徴は、ものを使い捨てにせず、資源を無駄に使わない点でエシカルです。さまざまなものが大量につくられ、いつでもどこでも買えるからこそ1つ1つの寿命が短くなってしまいがちな今。もう一度、一生モノの良さを見直してみませんか。エシカルなポイントとともに、事例をご紹介します。

商品の環境負荷が分かる。米コスメブランドの「カーボンラベリング」
今、カーボンラベリングは様々な業界の注目を集めており、2021年3月にはアメリカのビューティブランド「cocokind」が、製品パッケージにカーボンラベルを付け始めました。「サステナビリティに関するファクト(sustainability facts)」と名付けられたこのラベルには、製品の原材料調達から生産、流通、廃棄まで、ライフサイクルの各段階におけるカーボンフットプリントが表示されています。

コーヒー豆の殻で家を建てよう。コロンビアの農村部を救う新素材「WPC」
コロンビアの首都ボゴタにあるWoodpeckerは、身近な「廃棄素材」なコーヒー豆の殻に着目。再生プラスチックを組み合わせた木材・プラスチック複合材(WPC)を開発しました。

ケニアのスタートアップ、再生プラからレンガを開発。ごみを暮らしのインフラに
ケニア・ナイロビのスタートアップGjenge Makが、廃棄されたプラスチックと砂を原料とするレンガを開発。通常のコンクリートと比べて、5倍から7倍の耐久性があるといいます。生態系や景観を傷つけてしまうプラスチック廃棄物が地域内で再利用され、暮らしを支えるインフラ材に生まれ変わる。生活者の根源的な問題解決と基本的なニーズのどちらにも応えるGjenge Makersのレンガは、今後アフリカが持続可能な発展を遂げる上で欠かせない製品となるでしょう。

OKIPPAを通じて再配達ゼロを。社会インフラの変革を目指す、日本発ベンチャーのYper
「再配達」がもたらす課題を解決しようと奮闘している企業、Yper(イーパー)株式会社。Yperは、荷物を指定した場所に置いてもらう、「置き配」という宅配方法で荷物を受け取ることができるサービスOKIPPAを展開している。サービス設計の背景からこれから目指すビジョンについて、代表の内山さんにお話を伺いました。

サステナビリティを日常へ。H&Mが目指す新しいファッションの形
流行のデザインと手ごろな価格で知られるアパレルブランドH&M。実は、サステナブルファッションの実現に取り組んでいることをご存知ですか?革新的なモノづくりを通して社会の持続可能性を牽引するその活動を覗いてみましょう。

捨てられる光学ガラスを雑貨に変身させる「νd」
株式会社エイ・ケイ・コーポレーションが、新事業「νd(ニュー・ディー)」にて、光学部品の生産で発生する光学ガラスの廃材を使った製品をクラウドファンディング中です。

ポルトガル発、コルクを活用した100%植物性のレザ―バッグ
株式会社コレットウェブは、ポルトガルのコルク・アクセサリー製作会社Corkor(コーカー)と正規代理店契約を締結し、12月10日よりMakuake(マクアケ)にてブリーフケース、メッセンジャーバック、ミニマリストウォレットの予約販売を開始しました。

ごみからできた食品トレー、ブラジルのマクドナルド店舗で導入へ
ラテンアメリカ最大のフードチェーンとなるアルコス・ドラドス・ホールディングスがブラジルの20の州都にある30のマクドナルド店舗で、食品ロスや家庭ごみから作られたUBQと呼ばれる素材を使った食品トレー7,200枚を導入すると発表しました。