Tag Archives: 海洋ゴミ
真珠養殖のごみを、地域の財産に。伊勢志摩で始まった廃漁具の水平リサイクル
真珠養殖発祥の地である三重県志摩市で、廃漁具を新しい漁具に循環させる「漁具to漁具」の水平リサイクルが実現しました。この取り組みが先進事例となり、海の未来を変えていきそうです。
真珠を育むアコヤ貝は、何を語る?伊勢志摩・英虞湾の里海を守る、浜の清掃レポート
三重県の志摩半島南部にある英虞湾は真珠養殖の一大産地。そこにはある地域課題があります。今回の記事では自然との共生を目指す三重県真珠養殖組合の主催で開催された「浜掃除」の様子をレポートします。
世界最先端のサステナブルアイランドへ。地球の環境問題の縮図、対馬の挑戦【対馬未来会議2023レポート・後編】
「2050年までに、対馬を世界最先端のサステナブルアイランドにする」という目標のもと、一般社団法人ブルーオーシャン・イニシアチブが主催する「対馬未来会議2023」が行われました。自然豊かでありながら、海洋ゴミなど環境課題の文脈で語られることも多い対馬。後編となる本記事では、実際の視察やディスカッションの様子を、参加者の反応や地元の方々の声と共にお届けします。
“宝の海”を守りたい。対馬から問いかける地球の環境課題のいま【対馬未来会議2023レポート・前編】
「2050年までに、対馬を世界最先端のサステナブルアイランドにする」という目標のもと、一般社団法人ブルーオーシャン・イニシアチブが主催する「対馬未来会議2023」が行われました。自然豊かでありながら、海洋ゴミなど環境課題の文脈で語られることも多い対馬。前編である本記事は、歴史や地理的視点から対馬を紐解くと共に、直面している海洋環境課題や、市が掲げるサステナブルな島づくりのビジョンを紹介します。
「海のスポンサーになりませんか?」人口1,700人の島国がひらめいた海洋保全アイデア
南太平洋にある島国、ニウエ。海洋生物そして島民の暮らしを守るため、政府が独自のイニシアチブを立ち上げました。【私たちの海のスポンサーになりませんか?人口1,700人の島国がひらめいた海洋保全アイデア】
スペイン、たばこ会社に「ポイ捨て吸い殻」清掃費用の負担を命じる
スペインでは新たな環境規制が導入され、たばこメーカーは路上や海岸に落ちている吸殻を清掃する費用の支払義務を持つことになります。たばこメーカーは廃棄された吸殻を回収し、廃棄物処理のために輸送する責任を負います。
【2023年1月】ビーチプラスチックが3分の1に。ちょっと心が明るくなる世界のグッドニュース5選
オーストラリアのビーチのプラスチックがほぼ3分の1に減少。ウガンダではエボラ出血熱の終息を発表。こんな風に、たまには世界で起こっているグッドニュースにも目を向けてみませんか?
ビーチに眠る“宝”を探せ。ゲーム感覚ごみ拾いイベント「清走中」【参加レポ】
ごみ拾いをゲーム感覚で楽しめる「清走中」。参加者が夢中になる仕掛けとは…?長崎で開催されたイベント当日の様子をレポートします。
幕張のビーチで考える「気候変動が心配すぎる」心との付き合い方【イベントレポ】
海洋プラスチックごみ問題の解決を目指す「UMINARI」と一緒に、ビーチクリーンイベントを開催しました。ごみ拾い、ヨガ、ディスカッションの時間を通して、みんなで環境問題との向き合い方を考えました。
りんごがプラ除去のカギに?信州大学が発見
りんごなどの果物に多く含まれる食物繊維を使って、水からナノプラスチックを分離する研究が発表されました。海洋プラごみ問題の解決につながるかもしれません。
捨てられた貝殻をインテリア雑貨に。韓国とイギリスのアートデュオ「Studio newtab-22」
カキやムール貝……私たちに馴染みのある貝ですが、その殻が今廃棄物として問題視されています。その貝殻を活用すべく立ち上がったのが、粉状にした貝殻から新素材を生み出し、インテリア雑貨を作るプロジェクトです。
フィリピンに「ゼロ・ウェイスト島」が誕生
2021年9月、アポ島がフィリピン初のゼロ・ウェイスト島になりました。約1,000人の住民が、ゼロ・ウェイストに向けて協力。使い捨てプラスチックの使用を規制する条例も制定されたそうです。
「海賊」が川を救う。HUBBUBとコカ・コーラの河川清掃プロジェクト
イギリスの7つの河川で始まった清掃プロジェクト。市民は「海賊」になり、楽しみながら川の汚染問題に取り組みます。ナッジで社会問題にアプローチするHUBBUBとコカ・コーラによる、市民参加型のユニークな活動です。
エコアルフとミシュラン、廃棄ゴムとプラスチックボトルからローファーを開発
サステナブルファッションブランド「ECOALF」とタイヤ製造大手「ミシュラン」がコラボレーション。廃棄プラスチックボトルを原料とした“海の糸”とタイヤ製造の過程で出る廃棄予定のゴムで出来たローファーをつくりました。一足のローファーにはペットボトル5本が使用されており、この方法で製造することで、従来の方法で同じ数を製造する場合よりも、14,773トン相当のCO2排出量を削減できるうえに、384,188リットルの水を節約できます。海洋プラスチックごみだけでなく、気候変動と水資源の問題解決にも貢献できるサステナブルシューズです。
土に埋めると花が咲く、100%生分解性のマスク「Marie Bee Bloom」
オランダのグラフィックデザイナーであるマリアンヌ・デ・フロート・ポンス氏は、地球に優しく、なおかつコロナ禍で人々に笑顔を届けるマスクを販売しています。彼女が作っているのは生分解性100%のマスク「Marie Bee Bloom」で、使い終わった後に土に埋めると花が咲くというもの。マスクには花の種が埋め込まれており、アスター、コレオプシス、ギリアといった花が咲きます。
海洋ごみを自動で回収・分解。海を守る「第8の大陸」構想とは
スロバキアのデザイナーLenka Petrákováは、海洋プラスチックごみ問題を解決しようと、「第8の大陸」と名付けた巨大な海洋ステーションの構想を発表しました。この海洋ステーションでは、太陽光と潮力を利用して得られたエネルギーでごみを回収し、再利用可能な素材に分解します。また、ステーションには研究所も備わっています。海洋の清掃と環境の研究を同時に行うことで、完全に自律して持続可能な海洋保護活動を行うことができるのです。