Tag Archives: CO2削減

水素を燃料とする、エアバスのゼロエミッション航空機

航空業界のCO2排出量は全世界の約3%、人為排出量全体では2%を占めており、2050年には3%に達すると予測されている。脱炭素化を目指して電気飛行機やハイブリッド電気飛行機の開発が行われている中、今回仏エアバスが注目したのは水素だった。同社は水素を燃料とする世界初のゼロエミッション民間航空機「ZEROe」の3つのコンセプトを発表。2035年までの就航を目指すことを明らかにした。

CO2を回収してシャンプーボトルに。ロレアルのカーボンリサイクル

フランスの化粧品大手ロレアルは、米LanzaTechと国際石油資本の仏トータルと共にCO2からできたシャンプーボトルを開発。産業排出の炭素ガスを回収し、独自の生物学的プロセスを使用してエタノールに変換。次にトータルが、燃料製造サービスの仏IFP Axensと共同開発した革新的な脱水プロセスでエタノールをエチレンに変換し、化石由来と同じ技術的特性を持つポリエチレンを製造する。最後にロレアルが、このポリエチレンを使用して、従来のポリエチレンと同じ品質と特性を持つ容器を製造する。
この容器は、2024年までにシャンプーとコンディショナー用ボトルとして使用される予定だ。同3社は、このような持続可能なプラスチックの生産拡大を目指して協力を続けていき、他社との協働にも期待を寄せているとしている。

コカ・コーラ、紙製ボトルのプロトタイプを発表。ごみのない世界を目指して

コカ・コーラが、紙製ボトルのプロトタイプを発表しました。すべてのボトルや缶のリサイクル、100%リサイクル可能な包装などを目指す同社の目標は「ごみのない世界」の実現。包装の素材が変わりつつある飲料会社の今後に期待です。

スーパー

カーボンフットプリントに応じて食品の値段が変わる、スウェーデンのスーパー

スウェーデンの大手食品ブランドFelix(フェリックス)がオープンした新たなスーパーでは、売られる食品の価格がカーボンフットプリントに基づいて計算されます。

ベジタリアン

DAY-6「変える」ベジタリアンになってみよう【10 Day Earthly Challenge】

10 DAY EARTHLY CHALLENGE 〜いつもより地球のことを想う10日間〜

Good Nature Station

ホテルは消費者と地元企業が出会う舞台。京都にできたサステナブルなホテル「GOOD NATURE STATION」

大手鉄道会社京阪グループが運営するホテル「Good Nature Station」では、ホテルに関わるさまざまな人々が多様に交わり、館内は新しいライフスタイルに気づきがあるような設計になっています。

千舟堂

「輪島塗食器」で三方よしを実現。環境・伝統・ヒトを育てる千舟堂

コロナ禍で輪島塗の無料貸し出しキャンペーンを行った輪島塗ブランド千舟堂が、さらなる環境負荷の低減に挑むと同時に、国産漆の復活をめざし、若手職人の育成をはかる「国産うるしプロジェクト」を立ち上げました。

ウォルマート

地球を再生する小売業へ。ウォルマートの「リジェネラティブ・カンパニー」宣言

世界最大の小売業者・スーパーマーケットチェーンのウォルマートが、サーキュラーエコノミーを超えた、「リジェネラティブ」な企業になると宣言しました。規模が大きいだけに、この取り組みは大きなインパクトを生み出すことが期待されています。

イオンインタビュー

地域に根差し、地域とつながる、イオンの脱炭素戦略

イオン株式会社は1980年代後半から、いち早くサステナビリティへの取り組みを推進してきた。

海を守り、地域を潤す。横浜市のサステナブルな循環型事業「横浜ブルーカーボン」

横浜市は、独自のカーボン・オフセット認証取引制度「横浜ブルーカーボン」事業を運営しています。CO2をオフセットしながら環境と経済の循環を目指すユニークなプロジェクトについて、横浜市温暖化対策本部のお二人に伺いました。

スコットランドの森を作る

スコットランドのブルワリーが、広大な森をつくる理由

2020年6月、シベリアでは38度を記録し(※1)、8月末にはカリフォルニアで600件以上

災害時にも活躍。CO2を排出しない空飛ぶタクシー「CityHawk」

近年、石油や石炭などの化石燃料の代わりに、水素を利用したエネルギーが増加している。化石燃料

食品業界のトレードオフ

過剰包装されたオーガニック食品はサステナブル?食品業界の矛盾を描くアート作品

色々な企業が「SDGs」を掲げ、環境への取り組みをアピールしています。しかし一見環境に配慮しているようで、実態はそうではない取り組みも…… スペインでは、食品業界の隠れたトレードオフを描いたアート作品が登場しました。

【わかる、えらぶ、エシカル#7】地域経済や働き手を応援できる。 「地元生産加工」「就労支援」商品を買おう

「エシカル消費」という言葉を知っていますか? エシカル消費とは、人や社会、環境に配慮した消

Tシャツから始まる気候アクション。パタゴニアのリジェネラティブ・オーガニック

地球環境に大きな負荷をかけてきた、これまでの工業型農業。アウトドア企業のパタゴニアは、そんな現状を変えるために、地球を再生する農業、リジェネラティブ・オーガニックに取り組んでいます。