手足が不自由でも簡単に着られる、トミーヒルフィガーのクールな新ラインナップ

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ファッションは単に外見を着飾るものではない。それは自身の表現そのものであり、たとえ障害を持っていたとしても誰でも等しく可能であるべきだ。そんな思いを形にした先進的ファッションブランドがある。クラシック・アメリカン・クールなスタイルを、遊び心に溢れた形で進化させたトミーヒルフィガー(Tommy Hilfiger)だ。

“Tommy Adaptive”、それが同社が新たに販売を開始した商品ラインナップの名前だ。Adaptiveとは適応性があるということ、すなわちあらゆる人にフィットするという意味が込められている。イノベーティブで”Disablity Friendly(障害を持った人にも使いやすい)”として大々的に告知された。

Image via Tommy Hilfiger

発売キャンペーンでは、障害者コミュニティにおいて絶大な人気を誇る著名人がTommy Adaptiveを着てその魅力を発信している。18歳の自閉症シェフのジェレミー・ジョーセイ、車椅子ダンサーのチェルシー・ヒル、パラリンピック陸上競技で金メダルを取ったジェレミー・キャンベルなど錚々たるメンバーだ。

「Tommy Adaptiveのミッションはインクルーシブであること、そしてすべての人がファッションを通じて自らを表現する能力を高めることにある」とプレスリリースは伝えている。このラインナップにはシャツ、パンツ、ショーツ、ドレス、ジャケットなどの基本的なアイテムがすべてあり、子どもから大人まであらゆる人が手に取れるようになっている。

Image via Tommy Hilfiger

Tommy Adaptiveの特徴は、何と言ってもその着脱の簡単さだ。片手で動かせるジッパー、広がりが調節できる裾、ゴムで締まる留め具、磁石で作られたボタンなど、障害を持った人を含むあらゆる人にとって使いやすい。

ファッション雑誌Elleによれば、同社はこのファッションラインラップを作るにあたり、実際に障害を持った人からのフィードバックを非常に重視したため、今回公開された商品はかなり洗練されたようだ。

Image via Tommy Hilfiger

Tomy Adaptiveコレクションは、すでにオンラインストアで購入できるようになっている。手足が不自由だということで諦めていた、Tommy Hilfigerのファッションで自己らしさを表現できることを喜ぶ人は、世界中にいるはずだ。ユーザーの体験に向き合った優れたデザイン、そして新しい世界を明確に示す、同社のミッションの勝利だと言えるだろう。

【参照サイト】Tommy Adaptive