【第6回:9月28日開催】「サーキュラーエコノミーとコミュニティ」オンライン学習プログラム Circular X

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Circular Economy Hubでは2021年4月27日より、サーキュラーエコノミーが各業界や領域に広がる未来像を学んでいただけるオンライン学習プログラム「Circular X(サーキュラーエックス)」シリーズを毎月開催しています。

CircularX
第6回のテーマは「サーキュラーエコノミーとコミュニティ」です。SDGs未来都市はじめ、地方創生の流れで進むサステナブルな街づくりでもサーキュラーエコノミーの概念に基づく取り組みが広がってきました。今回は、沿線自治体と密接に連携しながらサーキュラーエコノミー志向の街づくりを各地で進める小田急電鉄株式会社と、地元農家との連携を起点にコンポストを触媒とした循環の輪を全国各地で広げているサーキュラーエコノミー専門家の安居昭博さん、東京都三鷹市で「公共コンポスト」を実践する鴨志田農園の鴨志田純さんにお話しいただきます。街のステークホルダーと協働しながら地域住民の力を引き出し、地域を育てるには何が必要か――。皆さんとご一緒に探って参ります。

第6回テーマ:「サーキュラーエコノミーとコミュニティ」

ゲストスピーカー① 正木 弾(まさき・だん)氏(小田急電鉄 経営戦略部 課長 サーキュラー・エコノミー プロジェクト統括リーダー)

正木弾氏

学生時代のバックパッカーの経験から、自然と人が調和する街を実現したいという想いで入社。入社後は、環境関連の新規事業の企画・運営や人事部門を経て、サーキュラー・エコノミー事業への参画を志願して現在に至る。

ゲストスピーカー② 米山 麗(よねやま・うらら)氏
(経営戦略部 DX推進マネジャー)

米山麗氏大学卒業後、小田急電鉄株式会社に入社。主にまちづくり・不動産関連業務を幅広く経験。直近では、目まぐるしく変化する事業環境や人口減少・自然災害などの社会課題を捉えながらの沿線まちづくり戦略立案・推進を経て、現在、サーキュラーエコノミーPJおよびスマートシティPJを担当。DX推進により社会課題を解決しながら既存事業の抜本的改革を進め、未来に向けたまちづくりに取り組んでいる。

ゲストスピーカー③ 安居 昭博(やすい ・あきひろ)氏(Circular Initiatives&Partners代表 サーキュラーエコノミー研究家/サスティナブル・ビジネスアドバイザー/映像クリエイター)

安居 昭博氏

1988年東京都生まれ。ドイツ・キール大学マスタープログラム「Sustainability, Society and the Environment」卒業。世界経済フォーラムGlobal Future Council 日本代表メンバー。2021年、日本各地でのサーキュラーエコノミー実践と理論の普及が高く評価され、「青年版国民栄誉賞(TOYP2021)」にて「内閣総理大臣奨励賞(グランプリ)」受賞。2021年6月に「サーキュラーエコノミー実践ーオランダに探るビジネスモデル」(学芸出版社)を出版。
これまでに50を超える関係省庁・企業・自治体に向けオランダでの視察イベント、200社以上へ講演会を開催しサーキュラーエコノミーを紹介する。複数の企業へアドバイザー・外部顧問として参画。「トニーズ・チョコロンリー (Tony’s Chocolonely)」を初めとしたオランダ企業の日本進出プロジェクトにも参画し、日本とヨーロッパ間でのサーキュラーエコノミー分野の橋渡し役を務める。

ゲストスピーカー④ 鴨志田 純(かもしだ・じゅん)氏(鴨志田農園園主/コンポストアドバイザー)

鴨志田純氏

1986年東京都三鷹市生まれ。ネパールのカトマンズ州ティミ市を中心に生ごみ堆肥化と有機農業のシステムづくりを行う。一般財団法人つちのと理事。熊本県南小国町の温泉地「黒川温泉」のコンポスト事業アドバイザー等。

内容(予定)

・鉄道大手の小田急電鉄は、東京都と神奈川県をまたぐ沿線地域の自治体と密接に連携しながら、持続可能な街づくりを進めています。2019年6月にはかねてから資源循環に取り組む座間市と「サーキュラー・エコノミー推進に係る連携と協力に関する協定」締結するとともに、同市内にある同社の旧社宅をリノベーションした「ホシノ団地」での循環型コミュニティづくりは、WCEF(World Circular Economy Forum:世界循環経済フォーラム)の主催機関でもあるフィンランドのサーキュラーエコノミー推進ファンド、Sitraの「世界を変えるサーキュラーエコノミー・ソリューション」に選定されました。座間市での取り組みを通じて浮き彫りになった、地域でのサーキュラーエコノミー推進に必要な視点についてお話しいただきます。
<参考記事>地域と共に繁栄する。小田急電鉄のコミュニティを大事にするサーキュラーエコノミー(CEHUB 2021年1月掲載記事)

・サーキュラーエコノミー専門家の安居昭博さんと鴨志田農園の鴨志田純さんは、東京都三鷹市を皮切りに熊本県・黒川温泉や鹿児島県霧島市などでコンポストを触媒に地域内循環を作り出す「公共コンポスト」の仕組みづくりを支援しています。お二方からは、公共コンポストを通じて地域の可能性がどのように引き出されるか、公共コンポストが見据える地域の未来像などについてお話いただきます。
<参考記事>堆肥作りは、料理作り。公共コンポストで地域を“発酵”させるサーキュラーエコノミー(Ideas for Good 2020年9月掲載)

当日の流れ

19:00~:オープニング(5分)
19:05~:Circular Economy Hubメンバーによる解説(10分)
19:15~:ゲストレクチャー①:小田急電鉄様(30分)
19:45〜:ゲストレクチャー②:安居昭博様、鴨志田純様(30分)
20:15~:質疑応答/パネルディスカッション(30分)
20:45~:ブレイクアウトルームによるネットワーキング(15分)

※当日の進行に応じて、必ずしも上記のスケジュールとならない場合がございます。

定員

30名(先着順)

参加費用

一般:3,000円
会員:無料

Circular Economy Hub 会員システムはこちらをご参照ください(12月31日までの特典あり)。Circular Economy Hub 会員は、会員登録後に送付されるクーポンコードを入力いただき、チケット(無料)を入手ください。

CircularX 開催の主旨と背景

2020年はサーキュラーエコノミー(循環型経済)という言葉が日本で定着し始めた「サーキュラーエコノミー元年」ともいえる一年でした。2021年は日本政府が表明した脱炭素に向けた取り組みと相まって、日本でもサーキュラーエコノミーがさまざまな業界や領域で、より具体的な形で加速していくと考えられます。サーキュラーエコノミーが広がる社会はどのように変化するのか、具体的に進めるにあたって考えるべきことは何か――。Circular Economy Hub編集部からのインプットと各業界・領域のフロントランナーの皆さまの知見とを掛け合わせながら、ご参加いただく皆さまとともにサーキュラーエコノミーを深める化学反応を起こしていくことを目的としています。

プログラムを通じた到達イメージ

サーキュラーエコノミー実装に向けて、自組織で推進する準備をする
国内外のサーキュラーエコノミー動向について理解を深める
サーキュラーエコノミー推進に向けてのネットワークを築く

対象者

サーキュラーエコノミーの基礎について学びたい方
サーキュラーエコノミーの概念をおさらいしたい方
所属組織内でサーキュラーエコノミーを推進する立場にある方
サーキュラーエコノミーに関する新事業を立ち上げたい方
サーキュラーエコノミーに取り組む方々とのネットワークづくりをしたい方
上記に関わらず、サーキュラーエコノミーに関心のある方ならどなたでも

会場

オンライン(オンライン会議ツール「Zoom」を利用)

申し込み

こちらのPeatixページよりお申込みいただけます。

主催

Circular Economy Hub:Circular Economy Hub は、ハーチ株式会社が運営するサーキュラーエコノミーの推進を目的としたオンラインプラットフォームです。国内外のサーキュラーエコノミーに関する最新情報や事例、洞察、イベント・ワークショップ、体験プログラム、ネットワーキング、マッチングなどを通じてサーキュラーエコノミーを推進したい企業や団体、自治体の皆様を支援します。
URL:https://cehub.jp

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