サーキュラーエコノミー専門プラットフォームCircular Economy Hubがお届けするオンラインイベント「Circular X(サーキュラーエックス)」。2023年4月のテーマは「サーキュラーエコノミーを促進するトレーサビリティの本質を考える〜情報が変える新しいモノの価値とは?〜」です。
製品のライフサイクルに沿ったトレーサビリティの適切な確保は、サーキュラーエコノミー実現の重要な鍵になるとされています。トレーサビリティ向上により、サプライチェーン内のステークホルダーはさらなる循環性向上に向けた行動が取りやすくなり、結果として新たな循環市場創出にもつながります。海外では、デジタル製品パスポート(DPP)やCatena-Xなどをはじめとして、その動きが加速していることは周知の通りです。
そんななか、トレーサビリティは本当にサーキュラーエコノミーを促進させるのか、どんな環境で循環性向上の効果を発揮するのか、本当にヒトとモノの関係性を変えていくものになるのか、こういった問いについて考えるべきタイミングに来ていると言えるのかもしれません。
そこで、今回のCircular Xではトレーサビリティにさまざまな角度から取り組む下記3社とともに、上記について考える機会を設定。前半は各社に事業・取り組み紹介をいただき、後半は「サーキュラーエコノミー視点で見るトレーサビリティ」をテーマにパネルディスカッションを行います。
住友商事株式会社 非鉄金属原料部 栗山真哉氏
同社は2022年12月、分子レベルで物質に個別の目印を付けることが可能な独自技術を有するイスラエルのスタートアップ企業Security Mattersと連携。鉱石や製品などサプライチェーン上の生産過程を把握・管理できるサービス展開を目指す。
参考リンク:イスラエルのスタートアップ・Security Mattersと 非鉄金属分野におけるグローバルな総代理店契約を締結
Removing Microaggression Products Project(パナソニック株式会社 デザイン本部 FUTURE LIFE FACTORY 小川慧氏/SOLIT株式会社 代表取締役CEO 田中美咲氏)
豊かな暮らしを実現するための先行開発に特化したデザインスタジオFUTURE LIFE FACTORYと、誰もどれも取り残さないオールインクルーシブな社会を目指す受注生産型ファッションサービスを展開するSOLIT株式会社によるコラボレーションプロジェクト。「生産者のくらしや想い」というパーソナル情報を可視化する独自基準のトレーサビリティによって、共感から生まれる未来の購入体験を模索する。
参考リンク:Removing Microaggression Products Project
ゲスト紹介
ゲストスピーカー:栗山真哉
住友商事株式会社 非鉄金属原料部。
2006年に住友商事入社 鉄鋼ビジネス従事。2012年には米国駐在(ピッツバーグ、シカゴ)。2017年に帰国後、事業会社出向。2020年に資源ビジネス従事。
社内ビジネスコンテスト(ゼロワンチャレンジ)に”紛争鉱物 x トレーサビリティ”として応募。Security Mattersとの取り組みの基礎となる。2022年 Security Mattersとの非鉄分野におけるグローバル総代理店を締結。
ゲストスピーカー:小川慧
パナソニック株式会社 デザイン本部FUTURE LIFE FACTORY。2018年入社。海外の電設資材のプロダクトデザインを経て、FUTURE LIFE FACTORYに在籍。主にスペキュラティブデザインやコンセプトメイキングに従事、英国で幼少時代を過ごした経験から価値感の差や違いをテーマに、未来の新しい視点や思考に取り組む。
ゲストスピーカー:田中美咲
SOLIT株式会社 代表取締役CEO。1988年生まれ。立命館大学卒業後、東日本大震災をきっかけとして福島県における県外避難者向けの情報支援事業を責任担当。2013年8月に「防災をアップデートする」をモットーに「一般社団法人防災ガール」を設立。Sparknewsが選ぶ世界の女性社会起業家22名に日本人唯一選出、優勝を果たす。2018年2月より社会課題解決に特化したPR会社である株式会社morning after cutting my hair創設、代表取締役。2020年9月より「オール・インクルーシブ経済圏」を実現すべくSOLIT株式会社を創設。世界三大デザインアワード「iF DESIGN AWARD 2022」にて最優秀賞GOLDを受賞。
日時
2023年4月26日(水)17:00-19:00
(※オンラインでのリアルタイム配信は18:00までとさせていただきます。18:00からのパネルディスカッションの様子は後日アーカイブ動画にてご視聴いただけます)
会場(会場参加とオンライン参加を選択できます)
会場参加:MIRAI LAB PALETTE
(住所:東京都千代田区大手町1-6-1大手町ビル 2階 イベントスペース)https://www.sumitomocorp.com/ja/jp/palette/index.html
※MIRAI LAB PALETTEは住友商事様が運営するオープンイノベーションラボです。
オンライン参加:オンライン会議ツール「Zoom」の会議機能を利用
内容
- トレーサビリティを活用した各社のサーキュラーエコノミーの取り組み
- サーキュラーエコノミー実現におけるトレーサビリティの役割とは?
- トレーサビリティや情報の可視化によるモノや製品の価値の変化はありうるか?
当日の流れ
17:00 ~:オープニング(5分)
17:05〜: Circular Economy Hub メンバーによる解説(10 分)
17:15 ~:ゲスト紹介プレゼンテーション(15分×3社)
①住友商事株式会社 非鉄金属原料部 栗山真哉氏
②パナソニック株式会社 デザイン本部FUTURE LIFE FACTORY 小川慧氏
③SOLIT株式会社 代表取締役CEO 田中美咲氏(オンライン参加)
〜オンライン参加の方のリアルタイムでの視聴はこちらまで。パネルディスカッションの様子は後日アーカイブ動画にてご視聴いただけます〜
18:00 ~:パネルディスカッション(40 分)テーマ「サーキュラーエコノミー視点で見るトレーサビリティ」※会場参加者のみ
18:40〜質疑応答&ネットワーキング※会場参加者のみ
19:00 終了
19:00〜19:45 同会場にて、懇親会を行います。会場参加の方はぜひご参加ください。
・簡単な飲み物・お菓子をご用意します
・懇親会は参加費無料でご参加いただけます
定員
会場参加:30名 / オンライン参加:50名(先着順)
申し込み方法
こちらのPeatixページよりお申込いただけます。
参加費用(オンライン/会場参加共通)
- 一般:2,000円(税込)
- コミュニティ会員:無料(Circular Economy Hubへの会員登録後に加入できるSlackコミュニティ内でご案内するクーポンコードを入力)
- 読者会員:1,000円(税込)(本記事下部記載のクーポンコードを入力。ログイン後クーポンコードをご取得ください。)
- ニュースレター登録者:1,500円(税込)(Circular Economy Hubニュースレター4月号(2023年4月中旬までに発信予定)記載のクーポンコードを入力)
※コミュニティ会員・読者会員の詳細はこちら
プログラムを通じた到達イメージ
- サーキュラーエコノミーの移行に関わるトレーサビリティの本質を考える
- デジタル製品パスポート導入の取り組みについて学びを深める。
- サーキュラーエコノミーの視点から見る 、トレーサビリティの役割や今後の可能性についてヒントを得る。
対象者
- サーキュラーエコノミーとトレーサビリティのテーマについて学びを深めたい方
- 所属組織内でサーキュラーエコノミーを推進する⽴場にある⽅
- サーキュラーエコノミーに関する新事業を⽴ち上げたい⽅
- サーキュラーエコノミーに取り組む⽅々とのネットワークづくりをしたい⽅
- 上記に関わらず、サーキュラーエコノミーに関心のある方ならどなたでも
注意事項
会場参加の方
- 16時45分より入館いただけます。会場の入館方法につきましては開催3日前までにPeatixのメッセージよりご案内いたします
オンライン参加の方
- 入室用URLを開始1時間前までにお申込みの皆さまへPeatixのメッセージよりお送りいたします。開場は16時50分を予定しております
- Zoomのご利用が初めての方は開始前にアクセスしてください。機能の制限があるため、極力PCでのご参加をお勧めします
- 講義の時間にはマイクをミュートにさせていただきます
会場参加・オンライン共通
- 後日、Circular Economy Hubのレポート等にて、プログラム開催中の写真を公開する場合がございます
- イベントの内容は録画させていただき、後日申し込みいただいた皆様にアーカイブ動画の限定配信を行う予定です。予めご了承ください
- お申込み後のご返金はお受けしかねますので、あらかじめご了承ください。当日ご参加いただけなかった場合にも後日アーカイブ動画をお送りいたします
- 時間配分は事情により変更になる場合がございます
- 領収書についてはPeatix内のこちらをご参照ください
Circular X について
Circular Xは、Circular Economy Hub編集部からのインプットと各業界・領域のフロントランナーの皆さまの実践や知見とを掛け合わせながら、ご参加いただく皆さまとともにサーキュラーエコノミーを深める化学反応を起こしていくことを目的としています。
【イベント申し込みはこちら】「サーキュラーエコノミーを促進するトレーサビリティの本質を考える〜情報が変える新しいモノの価値とは?〜」ー Circular X ー
※本記事は、ハーチ株式会社が運営する「Circular Economy Hub」からの転載記事となります。