All posts by 戸沼 君香

母の日に“本当に欲しかったもの”は?アメリカで広がる、育児のための休暇キャンペーン
母の日、本当に欲しいのは花よりも有給休暇!切実な願いがアメリカで叫ばれているのを知っていますか?連邦レベルで育休の保障がない国のリアルと、働く母親たちの声。あなたはどう思いますか?

【5/10-11開催】死別を経験した人から、してない人へ。日常の大切さを届ける「死んだ母の日展 ーすって、はいて、たしかに、そこにー」
2025年5月10日と11日、「母親とのささやかな時間」をテーマにした10点のアートと手紙の展覧会「死んだ母の日展 ーすって、はいて、たしかに、そこにー」が渋谷区で開催されます!

「AIは、気候変動に対する感情に甚大な影響を与えている」最新の研究が示すアルゴリズム
AIはヒトの気候変動に対する感情にどんな影響を与えるのか?ストックホルム・レジリエンス・センターが、2025年3月に発表したレポートのなかで「AI(人工知能)とSNSが、気候変動に対するヒトの感情に、前例のない規模で影響を与えている可能性がある」と明らかにしました。

「ニュースを信じない人」の声をメディアがもっと聞くために。分断のアメリカで公開された、Trusting Newsの対話ガイド
アメリカで、「メディアを信じない人」の声をメディア業界が聞くためのガイドラインが公開されました。自分たちの発信しているニュースを見ない層の人たちを特定し、決して反論せずに話を聞き、自分の報道に生かすというものです。

イギリス、「自然史」を中学の卒業試験科目に導入。学びの場を教室から森へ
新たな試験科目が、イギリスの学生たちを教室から森へと誘うこととなりました。イギリス政府が2025年3月21日、同国内の中等教育修了資格の一つであるGCSE(General Certificate of Secondary Education)の科目として、「自然史(Natural History)」の導入を発表したのです。

「そうだ、パンツを土に埋めよう」スイス全土に広がった、市民による土壌調査
1,000枚のパンツを使って土壌の健康状態を調査するプロジェクトが、スイス全土で実施されました。市民が自らデータを収集し、科学に貢献する「シチズンサイエンス(市民科学)」の好例です。

増える花粉症、なぜ?最新の研究から考える、システミックなアプローチ
厄介な春の風物詩である花粉症は、なぜ生まれるのか。その根本的な原因を明らかにするとともに、花粉症に苦しむ人を減らすために国内外で進む研究について紹介していきます。

メディアで表現される「アジア人」のステレオタイプを変えることはできるのか
世界最大級の写真画像代理店ゲッティイメージズが、「アジア人を表現するときの、歴史的・文化的な背景を考慮するビジュアルガイドライン」を発表しました。ステレオタイプな「アジア人」像について考えます。

高級娼館に潜入取材。アンダーグラウンドで働く女性たちの渇望を描く映画『ラ・メゾン 小説家と娼婦』
2019年、フランス。発表と同時に賛否両論を巻き起こした一冊の小説。身分を隠して、2年間娼婦として活動した気鋭の女性作家エマ・ベッケルの衝撃の自伝小説『La Maison』です。小説を原作とした映画『ラ・メゾン 小説家と娼婦』が、12月29日(金)から新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国の劇場で公開されます。

デザイン教育を脱植民地化する。「リスペクトフル・デザイン」提唱者インタビュー【多元世界をめぐる】
「今日のデザイン文化は、人を傷つけ続けています」カナダのオンタリオ州立芸術大学・初の黒人女性学部長に、今よりもっと人を尊重できるデザインについて聞いてみました。

中米の小さな町が「空から降る魚」で生計を立てるまで
中米ホンジュラスにある小さな町ヨロでは、春から夏にかけて「魚の雨」が降る──今回は、そんな空から降ってきた魚が、地域経済を支えるブランド魚になった取り組みについてご紹介します!

インド最下層カースト女性たちが立ち上げた新聞社の“闘い”を描く映画『燃えあがる女性記者たち』
インドのカースト制度のなかでも最下層、被差別カーストの「ダリット」である女性たちが運営する新聞社カバル・ラハリヤ。そんな新聞社で働く女性たちの闘争と悩みの日々を描いたドキュメンタリー映画を紹介します。

オランダ発、廃棄を出さないヘッドフォンのサブスクモデル「Headphone as a Service」
音楽を聴く用のヘッドフォンをサブスクで使うという発想、それが「ヘッドフォン・アズ・ア・サービス」です。オランダの「使った分だけ支払う・修理が簡単・永久保証」サービスを紹介します。

アシックスが「CO₂排出量世界最少スニーカー」発売。その開発の裏側を探る
国産スポーツアパレルで知られるアシックスが、これまでにない“CO₂排出量世界最少スニーカー”を発売。この商品の開発の裏には、どんな苦労があったのでしょうか?メディア発表会に参加してきました!

ヨーロッパの研究者は、なぜ今「脱植民地化」を学ぶのか【多元世界をめぐる】
人類の歴史で、最も多く植民地を持ったイギリス。強大な力を持ち、数々の地域を支配してきたイギリスが、いま過去のあり方を反省し、「脱植民化」に進もうとしています。

人間社会の「当たり前」を解体する、芸術人類学【多元世界をめぐる】
「ヒト」を研究する学問、人類学。科学的でデータ重視の研究の世界に、もし感覚的なアートの要素を組み合わせたら……?長年、秋田で「芸術人類学」を教える石倉さんに話を聞いてみました!