All posts by 岩田 真奈

格差是正の一手となるか。「富裕税」がいま再注目されるワケ

最近、「富裕税」への関心が再び高まっています。富の二極化に直面する中、富裕層への課税が社会的公正や公共サービスの向上に貢献するのか?過去の事例を振り返りながら、富裕税の利点や課題を探求します。

ヒトの「排泄物」が航空燃料に。実用化なるか?

今日の“うんち”が明日のフライトの燃料になるかもしれません。イギリスの研究チームが、下水を利用した航空燃料の開発に成功しました。炭素排出量も90%削減し、サステナブルな航空産業に向けテイクオフ!

ドバイのダウンタウン

ドバイCOP28閉幕。化石燃料時代の「終わりの始まり」となるか?

ドバイで開催されたCOP28が閉幕。注目すべき「グローバル・ストックテイク」や「損失と損害」、平和、化石燃料廃止など、議論のポイントを解説します。私たちは知ることで、気候変動問題の解決に貢献できます。

モザイク画

自称「歩道の外科医」。街をカラフルにする道路補修アーティストEmemem

フランスの匿名アーティストは道路にあいた穴を色鮮やかなモザイク画に変身させます。歩行者の安全を守るだけでなく、その街に「詩的な」効果をもたらす彼の活動とは?

青と白の曇り空の下、緑の草原に立つ白い風力タービン

羽根から橋へ。捨てるしかなかった「風力発電機」のアップサイクル

再生可能界のリーダー、風力発電。寿命を迎えたその羽根は、これまで‘ごみ’として処分されていました。北アイルランドでは、羽根の強靭さを活かして橋や家具にアップサイクルする研究が進められています。

牡蠣の殻

捨てられる牡蠣の殻で紡いだセーター「SeaWell™ Collection」

アメリカのアパレル会社「ロング・ワーフ」は牡蠣の殻から生まれるセーターで世界を驚かせました。開発のヒントは、牡蠣の秘めたポテンシャルと、海への愛。彼らはカキ殻の廃棄を減らし、牡蠣を育て、海の健康を守ります。

Delhi,,India

ニューデリーG20閉幕。ポイントは「アフリカ連合」と「気候変動コミットメント」

「ひとつの地球、ひとつの家族、ひとつの未来」をテーマにした今年のG20 サミットが閉幕しました。喫緊の課題である気候変動にはどのような合意がなされたのか?アフリカ連合のG20加入の意義とは?といった疑問に迫ります。

white dome building near palm trees during daytime

G20サミット、9月9日からニューデリーで開催へ。注目される3つのテーマを解説

インドのニューデリーでG20サミットが行われます。テーマは「ひとつの地球、ひとつの家族、ひとつの未来」。不安定な世界情勢の中、様々な問題への対応が急務となっています。今回は、特に注目すべき3つのポイントを紹介します。

ニューヨークの渋滞

ニューヨーク、渋滞のときだけ通行料を値上げする「混雑税」導入へ

ニューヨークで、ドライバーに通行料を課す「混雑税」プログラムが始まります。渋滞時の通行料を増加することで、渋滞緩和と大気汚染の削減が期待されています。また、スムーズな移動とウェルビーイングの関係性を探ります。

マザー・グッズによる「いかだソファ」の画像

海面上昇しても大丈夫?緊急時に「いかだ」に変身するソファ

海面上昇が起きても、海に浮かぶソファでくつろげます。カクテルを作りながら、海の上で優雅なひとときを。ニューヨークの「マザー・グッズ」は、今日の気候危機において、怠惰な政府や人々への鋭い風刺を込めた作品を発表しました。

水中を漂うクラゲロボット

海洋プラスチックを掃除する、ドイツ生まれの「クラゲロボット」

ヒントはクラゲ。海をプカプカ泳ぎ、海洋プラスチックを掃除する「クラゲロボット」が、ドイツの研究チームによって開発中です。海に流れてしまった75兆個のプラスチック。この海洋汚染問題の解決への糸口となるのでしょうか。

アイキャッチよう

ようこそ、水不足が進んだ未来の食料品店へ

毎日の飲み水は濁った茶色。透明な水は大さじ1杯198ドルです。水不足が深刻化した未来に登場するかもしれないスーパーマーケット「The Drop Store」であなたもお買い物しませんか?ウィットに富んだ商品が、水の大切な役割を教えてくれます。

天気予報

「明日は雨です。なぜなら……」フランスの天気予報が、背景を伝えるワケ

「明日は雨です」だけでは終わらない──毎日の天気を気候変動の観点から紐解き、「明日が雨である理由」を説明してくれる天気予報が、フランスで始まりました。

日本発・海に浮かぶ未来型農場「Green Ocean」

海水で育てた野菜が、未来の食料システムを救う?静岡の海に浮かぶ農場「グリーンオーシャン」が、人と植物、両方にとって快適な環境を模索する取り組みとして注目されています。

Young stylish woman in red beret having a french breakfast with coffee and croissant sitting oudoors at the cafe terrace

スマホに触らなければ1杯無料。“今この瞬間”を百倍楽しむフランスのレストラン

豊かな時間に共通しているのは、「一つのことに真摯に向き合っている」こと。そんな価値観のもと、南フランスの古都アルビにあるレストランは、期間限定で「スマホと距離を置くとドリンク1杯サービス」キャンペーンを行いました。

病院

英国で最もサステナブルな病院が誕生へ

ウェールズにあるがん治療センターが、「英国で最もサステナブルな病院」に生まれ変わります。低炭素で循環し続けられるバイオベースの素材で設計され、人々の憩いの場にもなる予定です。