ケニアの女性たち

仕事を休んで木を植えよう。ケニアの新たな祝日「植樹の日」

東アフリカの国ケニアに、国民に植樹を推奨する新たな祝日「植樹の日」ができました。市民参加型の環境政策の背景には、どんな未来が待っているのでしょうか。【植樹の日】

芳香剤

森林火災を啓発する、アルゼンチンの「山火事の匂いがする」芳香剤

森林浴の香りが変化する日が来るかもしれません。実際、南米アルゼンチンのグリーンピースでは、現代の森を象徴する香りの車用芳香剤を開発しました。【山火事の香りの芳香剤】

アンネ・フランクの家。筆者撮影

「アンネ・フランクの家」がオランダ総選挙の投票所になったワケ

2023年11月22日に行われたオランダの総選挙の際、アムステルダムのアンネ・フランクの家が投票所として使われました。その背景には、ある想いが込められていました。

ネットゼロ目標達成まであと何年?英国の「自治体ごとの進捗」可視化ツール

国や自治体が掲げているネットゼロ達成目標。目標年までの達成は本当に可能なの?と疑問に思ったことはありませんか。イギリスでは各自治体のネットゼロに向けた進捗状況を示す新たなツールが誕生しました。

世界最先端のサステナブルアイランドへ。地球の環境問題の縮図、対馬の挑戦【対馬未来会議2023レポート・後編】

「2050年までに、対馬を世界最先端のサステナブルアイランドにする」という目標のもと、一般社団法人ブルーオーシャン・イニシアチブが主催する「対馬未来会議2023」が行われました。自然豊かでありながら、海洋ゴミなど環境課題の文脈で語られることも多い対馬。後編となる本記事では、実際の視察やディスカッションの様子を、参加者の反応や地元の方々の声と共にお届けします。

“宝の海”を守りたい。対馬から問いかける地球の環境課題のいま【対馬未来会議2023レポート・前編】

「2050年までに、対馬を世界最先端のサステナブルアイランドにする」という目標のもと、一般社団法人ブルーオーシャン・イニシアチブが主催する「対馬未来会議2023」が行われました。自然豊かでありながら、海洋ゴミなど環境課題の文脈で語られることも多い対馬。前編である本記事は、歴史や地理的視点から対馬を紐解くと共に、直面している海洋環境課題や、市が掲げるサステナブルな島づくりのビジョンを紹介します。

DDW

【現地参加レポ】オランダのDutch Design Week 2023受賞作品が映し出す、デザインの今

毎年オランダで開催されるダッチ・デザイン・ウィーク。アイントホーフェン市内110以上の会場で革新的なデザインの展示会やトークセッションなどのイベントが開催されます。参加者は新進のデザイナーから業界のベテランまで多岐にわたり、デザインの価値や役割を広めるためのプラットフォームとして、国際的な注目を集めています。

スコットランドのリトリートハウス

環境活動家の夫婦が運営するスコットランドのファームハウスで、自分と自然を再生する

スコットランドの田舎町に、贅沢なリトリートを体験できる場所があります。グラスゴーから電車とフェリーを乗り継ぎ2時間ほどの場所にある「Auchgoyle Farm」です。

【パリ現地レポ】世界最大級のスタートアップ施設で見る、フランスの気候テック最新動向

2023年11月7日~8日、フランスのパリのインキュベーション施設「Station F」で

インドで女性のバス乗車が無料に。背景にある、深刻なジェンダー格差

2019年以降、インド国内で女性客のバス運賃を無料化するプログラムが導入され始めています。多くの人が交通手段とするバスの無料化により、改善点を伴いつつも、女性の労働や教育にも良い影響を与える可能性が見えてきました。

【2023年11月】世界初、マッコウクジラのための海洋保護区。ちょっと心が明るくなる世界のグッドニュース5選

日々飛び交う悲しいニュースや、不安になる情報、ネガティブな感情ばかりを生む議論に疲れたあなたに。2023年11月に起きた、心が少し明るくなるグッドニュースを世界中から5つピックアップしてお届けします!

三井化学レポート

三井化学×IDEAS FOR GOOD「欧州のバイオマスプラスチック採用事例」ホワイトペーパーを無料公開

地球温暖化やプラスチックごみ問題が叫ばれる中、世界中で「脱プラスチック」の動きが進み、ストローやカップなど、身近なプラスチック製品が敬遠されている昨今。その一方で、プラスチックの可能性を再考する企業があります──それが、プラスチック製造を行う化学メーカー「三井化学株式会社」です。今回は、そんな三井化学株式会社とIDEAS FOR GOODが共同リサーチを行い、ホワイトペーパーを作成しました。

久保田さん

ベトナム発ピザ屋「Pizza 4P’s」日本出店に学ぶ、地球とのつながりを取り戻すヒント

ベトナム発のピザ屋「Pizza 4P’s」が初の日本出店を決意し、2023年11月24日、麻布台ヒルズに東京店をオープン。コンセプトは、「Earth to People -oneness-(地球から人々へ-ワンネス-)」。ワンネスの意味とは?なぜ今日本出店に至ったのか?カンボジアのゼロウェイスト店舗を立ち上げ、日本プロジェクト チーフディレクターとして東京店の立ち上げ責任者を務める、久保田和也(くぼた かずや)さんにお話を伺いました。

キーワードは再生と分配。生態系全てを幸せにする「ドーナツ中心デザイン」とは

私たちが幸せに暮らすために環境負荷を増やす必要があるのか。同じように、環境負荷を抑えるためには幸福を犠牲にするべきか。この両面にアプローチする21世紀のデザイン「ドーナツ中心デザイン」をご紹介します。

生物多様性

「人類滅亡から1年後、世界はどうなる?」都市デザイン専門家が出した答え

「もし人類が絶滅したら、一年後の地球はどうなっているだろうか?」この質問に答えた都市デザインを研究する准教授は、人類がいなくなったあとの地球の姿を想像することで、私たちがこれまで地球に与えてきたダメージを明白にすることができると話します。

ロンドンのまちを“脱植民地化する”アーバニスト。地名に込められた「支配の歴史」が紐解かれるまで【多元世界をめぐる】

ロンドンのまちに刻まれた帝国主義の歴史。それを根本から捉え直し、新しいまちづくりを実現しようと奮闘する建築家がいます。「脱植民地化」の議論をめぐるロンドンのいまを聞きました。