Tag Archives: ウェルビーイング

しんどいときに休める空間「カームダウンスペース」広がる。駅や博物館、大阪万博にも登場

公共空間に「しんどさ」を受け止める場所はあるでしょうか?感覚過敏やストレスを抱えたときに心を落ち着けるための空間・カームダウンスペースが日本の公共の場にも広がりつつあります。

アマゾンにある“音のない公園”。先住民とともに静寂を守る

南米アマゾンのザバロ川流域は、日常聞き慣れた人工音が一切存在しない「静寂を守る公園」に認定されています。そしてその場所を案内してくれるのは、先住民族のコファン族です。

【7/12開催@大阪】電波じゃなく、言葉でつながる1時間「PLAT おしゃべり散歩」

自分の人生にサウンドトラックをつけるなら、どんな曲……?ウェルビーイングをテーマにした43枚の対話カードの問いと一緒に、うめきた公園を「おしゃべり散歩」してみませんか。スマホから離れて会話することで、自分にとってのウェルビーイングが見つかるかもしれません。

「さあここに座って」見知らぬ人の話を聞きながらカナダを旅する、70歳の元ソーシャルワーカー

街角で話を聞く元ソーシャルワーカーの男性がカナダを横断中。無料で話を聞くという彼の活動は、シンプルでありながら奥深く、「話す」ことの大切さを思い出させてくれます。

【6/19開催】「働く」を問い直す。世界から学ぶ、“燃え尽きない働き方”のヒント

「燃え尽きない働き方」は、どこにある?──日本を含む8カ国で約半数がバーンアウトの兆候を感じている今、フランス・ドイツ・オランダからの実例をもとに、「働く」と「生きる」を見直すヒントを探ります。

自然界から「生きる」を学ぶ。愛媛に生まれた通信制高校・あめつち学舎

2025年4月、愛媛県の山間の小さな町に通信制高校・あめつち学舎が誕生しました。ここは生徒たちが、森・農・食をベースに日々「生きる」を学んでいる場所です。設立背景や学びの様子を現地レポートとしてお届けします。

南米のインテリア店が、あえて「散らかった部屋」を展示した理由

散らかった部屋は、うつ病の兆候かもしれません。南米のインテリア用品店は、「見えない心の不調」に光を当てるキャンペーンを実施。店内ディスプレイを通して、気づかれにくいメンタルヘルス問題を可視化しました。

「畏怖の念」は気候変動を解決に導くか。自然への恐れと慈しみを捉え直す

自然は美しいか、恐ろしいか──自然の捉え方は私たちの行動や文化を形づくると言われています。このことから、「畏怖の念(awe)」が気候変動時代に行動変容と新しい文化形成を担うのではと注目されています。

【IDEAS FOR GOOD Museum in PLAT UMEKITA Vol.3】“わたしの心地よさ”に出会う、みんなのウェルビーイング展

IDEAS FOR GOODを運営するハーチ株式会社は、TOPPAN株式会社が運営する大阪

高齢者

暮らしも医療も、ご近所で完結。高齢化に備える、英国マンチェスターの「エイジフレンドリー・シティ」構想

高齢化と都市化が進む今、都市は誰にやさしくあるべきでしょうか?イギリス・マンチェスターで始まった新しいまちづくりの取り組みをご紹介します。

オランダの駅に、電子機器NGの“オフライン・ゾーン”現る。スマホを預けて、自分と向き合う時間を

オランダ・ユトレヒト駅に登場した「ザ・オフライン・ゾーン」は、スマホを預けてスクリーンから離れることで、自分自身や周囲の人とのつながりを取り戻す空間。保険会社Zilveren KruisとThe Offline Clubが協力し、若年層にデジタルデトックスの大切さを伝える6日間限定の取り組みです。スマホなしで過ごす時間が、豊かな人生を見つめ直すきっかけとなるのでしょうか。

ウェルビーイングは「買う」もの?ヨガに瞑想、トレーニングの商品化へのアンチテーゼ

ヨガや瞑想、ジムでのトレーニング……ウェルビーイングを高めるはずが、たくさんの「商品」を追い求めることになっていませんか?ウェルビーイングへの注目が高まる今、それらが商品化されている現状に疑問を投げかけ、ウェルビーイングと経済の位置付けについて捉え直します。

「ボール禁止」の看板を、バスケットゴールに。外遊び促進で子どものウェルビーイングを守る英国のキャンペーン

街中にある「ボール遊び禁止」の看板が、「ボール遊びをもっと」に書き換えられ、バスケットゴールになってしまいました。これはイタズラではなく、子どもたちが外で運動し健康に過ごせることを目指した、NGOによる企画です。その背景には、子どもたちの運動不足がありました。

実証実験に採択された事業者5名が並んで立っている

循環経済をまちづくりの根幹に。産官学で作る「サーキュラーシティ蒲郡」の現在地

2021年11月にサーキュラーシティを表明した、愛知県蒲郡市。3年半近くが経った今、市内ではどのような変化が起こっているのでしょうか?表明の舞台裏から2024年度の実証実験の結果までを取材しました。

「SDGsの〇番に取り組んでいます」への違和感。ポスト2030に必要な問いとは

SDGsは目標を「切り取る」ことができてしまった。次の目標で重要なのは課題の「相互依存性」の視点ではないか──ポストSDGsやBeyond SDGsが議論される今、根本的な課題解決に必要な観点を探ります。

「待つ」はデザインできる。世界のバス停から、都市における“ムダな時間”を問う

忙しなく動き続ける都市のなかで、「待つ」という行為は、ときに無駄な時間とみなされがち。しかし、バス停で過ごすわずかな時間には、人と空間、そして他者との関係性を映し出す静かなケアの営みが潜んでいます。スウェーデンやアメリカ、オランダの事例をもとに、公共空間における「待ち時間」のデザインが、人々のウェルビーイングやまちのあり方にどのような影響を与えているのかを読み解きます。