Tag Archives: ヨーロッパ

「紛争はなぜ起きた」から「じゃあどうする?」を語れるメディアへ。「建設的な報道」を研究するドイツの機関に聞く
ドイツ西部の都市ボンを拠点に、建設的な報道を広げるボン・インスティテュートに取材をしました。紛争・戦争など、どうしようもなく希望が奪われるトピックスすらも建設的に語ることはできるのでしょうか?

【6/19開催】「働く」を問い直す。世界から学ぶ、“燃え尽きない働き方”のヒント
「燃え尽きない働き方」は、どこにある?──日本を含む8カ国で約半数がバーンアウトの兆候を感じている今、フランス・ドイツ・オランダからの実例をもとに、「働く」と「生きる」を見直すヒントを探ります。

【2025年5月後半】猫舌を助けてくれる猫。何気ない日常に踊りを。グッドニュース5選
IDEAS FOR GOODの編集部が選ぶ、今月後半のちょっと心が明るくなる世界のグッドニュース。アプリでうつ病を解消できる?世界最大の臨床試験や、猫舌を助ける猫型ロボットなど、ユニークなアイデアをお楽しみください!

“ケアされる人”から“表現する人”へ。高齢者が作ったアート作品をバーチャル美術館で展示
フランスで、施設の高齢者がアートを通じて社会と再びつながる福祉プロジェクトが実践中。作品はバーチャル美術館で世界中に発信されています。

週5勤務が当たり前“じゃない”時代へ?欧州の事例に学ぶ、「働く」の先にあるもの【欧州通信#40】
生産性や効率だけでは語れない「人間らしい働き方」とは何か。週4日勤務、つながらない権利、パートタイム文化、メンタルヘルス──ヨーロッパ各国の取り組みから、これからの社会のあり方を考えます。

なんとなくやりすごす金曜午後を、心が動く時間に。社会と出会い直す新習慣「Social Friday」
金曜午後。多くの人が仕事の手をゆるめ、週末モードへと移行していく時間帯。この人々が「なんとなくやり過ごす時間」を、社会とつながり、自分自身を見つめ直す問いの時間へと再構築するムーブメントが、今世界中で広がっています。

日当たりの良い場所を探せるアプリで心も体も健康に?グッドニュース3選【2025年5月前半】
日々飛び交う悲しいニュースや、不安になる情報、ネガティブな感情を生む議論に疲れたあなたに。心が少し明るくなる世界のグッドニュースを3つピックアップしてお届けします!【日当たりの良い場所を探せるアプリ】

スペインの書店がAIと考えた「総理大臣になるための読書リスト」
AIのアドバイスを鵜呑みにしたら本当に目標や理想を実現できるのでしょうか?スペインでは、AIが目標達成に向けておすすめの「本」を紹介するという、書店によるキャンペーンが話題です。

オランダの駅に、電子機器NGの“オフライン・ゾーン”現る。スマホを預けて、自分と向き合う時間を
オランダ・ユトレヒト駅に登場した「ザ・オフライン・ゾーン」は、スマホを預けてスクリーンから離れることで、自分自身や周囲の人とのつながりを取り戻す空間。保険会社Zilveren KruisとThe Offline Clubが協力し、若年層にデジタルデトックスの大切さを伝える6日間限定の取り組みです。スマホなしで過ごす時間が、豊かな人生を見つめ直すきっかけとなるのでしょうか。

洗濯機は“長持ち度”で選ぶ?フランスで、家電の「耐久性ラベル」導入
フランスで導入された「耐久性指標」により、洗濯機などの家電製品に耐久性が表示され、消費者は製品の寿命や修理可能性を簡単に確認できるようになります。この取り組みは、長寿命製品への需要を促進し、企業にとっても新たな競争の要因となります。

ソーシャルバンクがつくる、もうひとつの経済。ドイツ・GLS銀行50年の実践
50年前の小さな挑戦が、今や世界を動かす。ドイツの協同組合銀行・GLS銀行が50周年を迎え、年次総会で語られたのは、これからの「銀行を超えた銀行」の姿でした。現地の熱気をレポートします。

「安さ」は誰を苦しめるのか?揺れるフランスのファッション規制が映す、“買う側”の代償
フランスで審議されていたファストファッション規制法案が撤回され、低価格商品の拡大が社会に及ぼす影響が浮き彫りに。安さの裏に潜む過酷な労働環境や不安定な雇用に焦点を当て、企業の責任と規制の必要性を考察します。

持ち家でも、賃貸でもない。バルセロナで広がる協同組合住宅とは?
家賃高騰が深刻なバルセロナで所有権を持たずに利用する「使用権付き住宅共同組合」が注目されています。住宅の個人所有はできないため、不動産の投資対象化を防ぎ、家賃を抑えることができる住宅モデルです。

ブリュッセルが描く、10分都市構想。“移動のしやすさ”を可視化するデータがカギに
ベルギーのブリュッセル市が「15分都市」を超える「10分都市」の構想を発表しました。データを駆使して街をデザインするアプローチに注目が集まります。

遠回りしながら「控えめに」デザインする。イタリアの“プロジェッティスタ”に学ぶものづくりの本質【SHIROイベントレポート】
昔イタリアでは、今でいうデザインを「プロジェッタツィオーネ」と呼びました。この実践者たちは「控えめな」創造力を持っていたと言います。彼らの仕事から本物のクリエイティビティについて考えてみましょう。

「そうだ、パンツを土に埋めよう」スイス全土に広がった、市民による土壌調査
1,000枚のパンツを使って土壌の健康状態を調査するプロジェクトが、スイス全土で実施されました。市民が自らデータを収集し、科学に貢献する「シチズンサイエンス(市民科学)」の好例です。