Tag Archives: ヨーロッパ

オランダの駅に、電子機器NGの“オフライン・ゾーン”現る。スマホを預けて、自分と向き合う時間を
オランダ・ユトレヒト駅に登場した「ザ・オフライン・ゾーン」は、スマホを預けてスクリーンから離れることで、自分自身や周囲の人とのつながりを取り戻す空間。保険会社Zilveren KruisとThe Offline Clubが協力し、若年層にデジタルデトックスの大切さを伝える6日間限定の取り組みです。スマホなしで過ごす時間が、豊かな人生を見つめ直すきっかけとなるのでしょうか。

洗濯機は“長持ち度”で選ぶ?フランスで、家電の「耐久性ラベル」導入
フランスで導入された「耐久性指標」により、洗濯機などの家電製品に耐久性が表示され、消費者は製品の寿命や修理可能性を簡単に確認できるようになります。この取り組みは、長寿命製品への需要を促進し、企業にとっても新たな競争の要因となります。

ソーシャルバンクがつくる、もうひとつの経済。ドイツ・GLS銀行50年の実践
50年前の小さな挑戦が、今や世界を動かす。ドイツの協同組合銀行・GLS銀行が50周年を迎え、年次総会で語られたのは、これからの「銀行を超えた銀行」の姿でした。現地の熱気をレポートします。

「安さ」は誰を苦しめるのか?揺れるフランスのファッション規制が映す、“買う側”の代償
フランスで審議されていたファストファッション規制法案が撤回され、低価格商品の拡大が社会に及ぼす影響が浮き彫りに。安さの裏に潜む過酷な労働環境や不安定な雇用に焦点を当て、企業の責任と規制の必要性を考察します。

持ち家でも、賃貸でもない。バルセロナで広がる協同組合住宅とは?
家賃高騰が深刻なバルセロナで所有権を持たずに利用する「使用権付き住宅共同組合」が注目されています。住宅の個人所有はできないため、不動産の投資対象化を防ぎ、家賃を抑えることができる住宅モデルです。

ブリュッセルが描く、10分都市構想。“移動のしやすさ”を可視化するデータがカギに
ベルギーのブリュッセル市が「15分都市」を超える「10分都市」の構想を発表しました。データを駆使して街をデザインするアプローチに注目が集まります。

遠回りしながら「控えめに」デザインする。イタリアの“プロジェッティスタ”に学ぶものづくりの本質【SHIROイベントレポート】
昔イタリアでは、今でいうデザインを「プロジェッタツィオーネ」と呼びました。この実践者たちは「控えめな」創造力を持っていたと言います。彼らの仕事から本物のクリエイティビティについて考えてみましょう。

「そうだ、パンツを土に埋めよう」スイス全土に広がった、市民による土壌調査
1,000枚のパンツを使って土壌の健康状態を調査するプロジェクトが、スイス全土で実施されました。市民が自らデータを収集し、科学に貢献する「シチズンサイエンス(市民科学)」の好例です。

霞んで見えない広告?Netflixドラマの宣伝が映す大気汚染のリアル
イギリスの街にあるネットフリックスの新ドラマ広告。せっかく新しい番組を宣伝したいのに、白い靄がかかって出演者やタイトルが見えないことがあります。なぜ時間や場所によって、見え方が違うのでしょうか?

【2025年3月】英国で初めて、女性医師の数が男性医師を上回る。グッドニュース5選
日々飛び交う悲しいニュースや、不安になる情報、ネガティブな感情ばかりを生む議論に疲れたあなたに。心が少し明るくなるグッドニュースを世界中から5つピックアップしてお届けします!

生態系を振動で感じて。スウェーデンで生まれた、土壌の声を“聞く”ためのウェア
スウェーデンの建築家が開発した、自然の状態を振動で伝えるウェア。昆虫の感覚を模倣し、植物や土壌の変化を“肌で感じる”ことで、人と環境の新たな関係を築きます。

修理アプリに、職人ネットワーク。欧州で加速するリペアサービスの最前線【欧州通信#37】
欧州では、家電や衣類を修理できる場や、システムが広がりつつあります。修理のために使われるアプリや、家電が壊れたときの駆け込み寺まで……各都市の取り組みを紹介します。

「女性に建築はできない」を乗り越えて。ウクライナの住宅修繕ボランティアチーム
2025年2月24日、ウクライナ侵攻から3年が経ちます。未だ停戦に至らない中、国内では若者を中心としたボランティアが活躍。ジェンダーバイアスを乗り越え、時にDJの音楽をかけながら住宅の清掃・修繕に取り組んでいるのです。

【2025年2月】人間より先にビーバーがダムを建設?グッドニュース5選
日々飛び交う悲しいニュースや、不安になる情報、ネガティブな感情ばかりを生む議論に疲れたあなたに。心が少し明るくなるグッドニュースを世界中から5つピックアップしてお届けします!

陸路を選んだら、2日間の休暇を。社員のサステナブルな旅を支えるオランダ企業
オランダの企業Sprinklrが、1年間飛行機を使わなかった社員に2日間の有給休暇を付与する制度を導入。批判ではなくインセンティブでサステナブルな行動を促す取り組みです。

超小型EVからアクセシビリティナビまで、欧州の最新モビリティ事例を探る【欧州通信#36】
欧州では、持続可能なモビリティの実現に向けた取り組みが加速しています。EVのシェアリングや公共交通の無料化、バッテリー交換ステーションの拡充など、日本でも参考にできる事例が各都市で生まれています。