Tag Archives: ヨーロッパ
脱ペットボトルへ。デンマークのビール醸造大手カールスバーグ、紙製飲料ボトルを発表
デンマークのビール醸造会社カールスバーグが、紙製の飲料ボトル「グリーンファイバーボトル」の試作品を発表しました。木材繊維で作られており、自然のなかで生分解可能です。さらに、コカ・コーラやロレアルもメンバーに加わる紙製ボトル・コミュニティで、持続可能なパッケージングをともに進めていくことも発表されました。そう遠くない将来、コンビニに紙製ボトルの飲料が並ぶ日が来るかもしれません。
CO2排出量で宿泊費が変わる。森と湖の国が提案する究極のエコツーリズム
フィンランドに2022年オープン予定のリゾートでは、ゲストが滞在中に排出したCO2量に基づいて金額を決める予定。電気や水の消費を抑えたり、自然のアクティビティに参加したりすればそれだけ割引されます。
永遠の都ローマをエコに巡る。ペットボトルと交換で地下鉄が割引になるサービス
街に暮らす人々に、リサイクルの習慣をつけてもらうには?イタリアのローマでは、空のペットボトルと引き換えに地下鉄の乗車券が割引される取り組みが始まっています。
賛否を巻き起こした、英TESCOヴィーガンソーセージCM。その3つの意義とは?
英小売TESCOが10月から放映しているヴィーガンソーセージのTVコマーシャルが、世界中で議論を巻き起こしています。反論も起こっていますが、「動きを起こすのは新しい世代であること」「家族という小さなコミュニティでも変化が起こり始めていること」「Tescoのような大企業にも段階的な変化が求められていること」の3点を示していることに、このTVコマーシャルの大きな意義があります。
魚の鱗や皮でつくる生分解性バイオプラスチック。 使い捨て袋の代替となるか
私たちが何気なく捨てている魚のウロコや皮。これを使って代替プラスチックをつくりだした大学生がいます。製造のエネルギーもかからず、数年で生分解されるプラスチックのこれからに期待です。
年間約30キロの廃棄物削減。ゴミを減らす次世代のゴミ箱「Hetta」
生ゴミなどの有機性廃棄物を乾燥させて水分を減らすことにより、ゴミの量を減らすことができるゴミ箱が開発されました。1年間に約30キロの廃棄物を減らすことができます。
パッケージを見てハッとする。フィンランド発、絶滅危惧種の動物をあらわす塗料が登場
フィンランドの塗料メーカーTikkurila(ティックリラ)が、絶滅危惧種の動物の色を表現した塗料「Endangered Colors」を新たに発表。この商品が1つ売れるごとに、1ユーロが動物保護活動に寄付されます。
英ワイト島で、海岸のゴミをかばんにアップサイクルする「Wyatt and Jack」
イギリスのワイト島にある「Wyatt and Jack」という会社は、海辺に捨てられたビニールのおもちゃデッキチェアなどを、かばん、ポーチ、アクセサリーにアップサイクルする取り組みを行っています。
サーキュラーエコノミーを実現する、環境に優しいエシカルスマホ「Fairphone3」
オランダ発のスタートアップ企業Fairphoneは、サーキュラーエコノミーを実現するスマートフォンを2013年に発売して以来、人や環境に優しいスマートフォンとして認知を拡大しています。ユーザーが故障した部品だけを交換することで、同じスマートフォンを長く使い、E-wasteやCO2の削減につながります。
ドイツ鉄道が無人運転電気バスのテスト運航。地方の個人移動をエコに自由に
ドイツ鉄道が、南部バイエルン州で、無人運転電気バスのテスト運航を開始しました。農村部の近距離交通を充実させ、個人の移動にかかる環境負担を減らすことが目的です。
料理中の油を石鹸にアップサイクル。シンクからの水質汚染を防ぐ「Sápu」
料理のときなどに出る油脂を、たった数分で石鹸に生まれ変わらせるデバイス「Sápu(サプ)」。シンクに流すと水質汚染や配管の詰まりを引き起こす油を利用し、価値あるものにアップサイクルする画期的なアイデアです。
機内食をごみゼロに。コーヒーかすでできたトレイと海藻やバナナの葉からできた容器
英ロンドンでは、機内の使い捨てプラスチックを削減するために、コーヒーかすから食事トレイ、藻類やバナナの葉から食事の容器やフタ、ココナッツの木からカトラリー等などの再利用可能なモノをつくる取り組みが行われています。
農家が取り組む食品ロス削減。規格外のブロッコリーでスナックを作る「Growers Garden」
スコットランドの農家の人たちがGrowers Gardenという有限会社を立ち上げ、規格外のブロッコリーでスナックを作り販売しています。食品ロスの削減とサステナブルな農業の実践を使命に掲げる彼らは、すべての野菜を等しく消費者に届けることで、食品ロスの問題を解決しようとしています。
社会とのつながりを。難民による美術館の案内ツアープログラム「Multaka」
ドイツの美術館で行われている、難民に館内ガイドのトレーニングを提供するプログラム。より多くの難民が美術館や博物館に訪れ、受け入れ国であるドイツとの社会的なつながりを育んでもらうことを目的としています。
ロンドン市民の環境活動をつなぐ。パタゴニアのポップアップカフェが登場
IDEAS FOR GOODではこれまで、海洋プラスチックをリサイクルしたプラダのバッグや
目と地球を守る。コーヒーかすからできた生分解可能なサングラス
本来であれば捨てられるはずのコーヒーかすを、100%天然由来素材のサングラスにアップサイクルしたOchis。プラスチックを使用しておらず、土壌内でたった10年で生分解されます。