Tag Archives: 英国

においがするステッカー

「腐ったにおい」を発するステッカーが、食品ロスを減らす理由

英国に本拠を置くイニシアチブ「Too Good To Go」が、食品がまだ食べられるかどうかがわかるステッカー「Smell By labels」を開発した。
Smell By labelsは、英国で廃棄されることが多い4つの食品(卵、オレンジジュース、ビール、オーツ麦)を対象につくられており、このステッカーをこすると、その食品が本当に食べられなくなったときのにおいがする。消費者は実際の食品のにおいをかぎ、ステッカーのにおいと比較することで、まだ食べられるかどうかを判断できる。
現在、日本の食品廃棄量は年間643万トンと推計されており(※2)、世界ではその量が約13億トンにも上るという。食糧不足によって苦しむ人がいる一方で、人の消費のために生産された食料の約3分の1が廃棄されている今、食品ロスは世界全体で取り組むべき課題である。実際に食品が悪くなったときのにおいがするステッカー「Smell By labels」は、私たち消費者一人ひとりの意識を向上させ、食品廃棄削減に貢献するかもしれない。

ニュースのあり方を考えよう。問題だけでなく、解決方法も報道する「ソリューションジャーナリズム」

「ソリューションジャーナリズム」と呼ばれるジャーナリズムの形があることを知っているだろうか

食品廃棄量を50%削減。飲食店向け食品ロスのモニタリングシステム

今、食品ロスは世界的な問題として取り上げられているが、問題解決までの道のりはほど遠い。農林

ライバル同士が手をつなぐ。ロンドンで始まったコーヒーカップのサーキュラーエコノミー

欧州経済の中心地、ロンドンの朝は温かい飲み物で始まる。まだ薄暗い道を強風に震えながらオフィ