Tag Archives: ヨーロッパ

女性議員

インドで導入された、3分の1の議席を女性に割り当てる「女性クオータ制」とは?

日本と同じく、女性の社会進出が低いランクのインド(ジェンダーギャップ指数は127位)が、思い切った改革に。インド下院が、その3分の1の議席を女性に割り当てるという、女性クオータ制の「歴史的法案」を可決しました。

青と白の曇り空の下、緑の草原に立つ白い風力タービン

羽根から橋へ。捨てるしかなかった「風力発電機」のアップサイクル

再生可能界のリーダー、風力発電。寿命を迎えたその羽根は、これまで‘ごみ’として処分されていました。北アイルランドでは、羽根の強靭さを活かして橋や家具にアップサイクルする研究が進められています。

ロンドンで注目される、食品廃棄グラノーラ。実際に買って食べてみた!

料理をしていると、どうしても残ってしまう野菜や果物の皮や芯。普段どのようにしていますか?ロンドンでは、そうした食品の廃棄されてしまう部分を使ってできたグラノーラが販売されています。

分断された社会でユダヤ人は世界をどう体験したのか?暴力を映し出す「鏡」の壁

ポーランド・ワルシャワの街中に現れた壁。片方は鏡で、もう片方は半透明になっています。博物館が主体となったこの取り組みには、ユダヤ迫害の歴史を伝えたいという願いが込められています。

バルセロナ

歩行者にやさしい街の経済効果とは?「車のない街」バルセロナを歩く

世界中の都市の中心部では、歩行者や自転車などを中心にした道をつくる“カーフリーシティ”に転換する動きが広まっています。今まで自動車中心だった道路を、歩行者視点から再設計することによって、より安全な場所に変えると同時に、大気汚染や騒音公害を大幅に削減できることが示されています。

リラックスできる時間

10月10日はメンタルヘルスデー。あなたの心に寄り添う8つの言葉を紹介

まったりすごすデンマークの「ヒュッゲ」、あえて何もしないオランダの「ニクセン」、何事もほどほどにするスウェーデンの「ラーゴム」……今回は、心をすこやかに保つヒントになる欧州の文化を8つご紹介します。

その絵、解説します。イギリスの美術館が先住民族アートと生態学の専門家をガイド採用

イギリスのテート・ギャラリーで新たなキュレーター2名が採用されました。気候危機を宣言した同美術館は今回、「先住民族によるアート」と「生態学」という新たな視点からアートを理解しようと取り組んでいます。

思わず安全運転したくなる?フランス西部に突如現れた「走りにくすぎる道」

「この道は運転し慣れているから」「急いでいるから」──ついついスピードを出しすぎてしまうことはありませんか。フランスの小さな村で、スピード減速を促す視覚的なアプローチの試みが行われました。

生理用品

スペイン・カタルーニャ州の薬局で「オルタナティブ」な生理用品を無料配布へ

スペイン・カタルーニャ州では、月経のあるすべての人がサステナブルな生理用品を無料でもらえる取り組みをはじめます。事前にアプリをダウンロードし、アプリ内に表示されるQRコードを提携薬局で見せることで、月経カップ、布ナプキン、吸水ショーツの3つの選択肢から好きな製品を受け取ることができます。2024年の第1四半期から実施される予定で、所得に関係なく、月経のあるすべての人が対象です。もちろん、ノンバイナリーやトランス男性で月経がある人もプログラム内に含まれています。

「これってグリーンウォッシュ?」気候ビジネスを客観的に評価してくれるAIチャットボット

気候変動に取り組む企業、本当に信頼できるの?新しいAIチャットボット「ChatNetZero」がその答えを提供してくれます。企業や政府のネットゼロ計画を立てる際のお助けツールが誕生しました。

人新世の“新しい語彙“を生み出す、イタリアの「言語現実局」

「気候変動による激動の時代を表現できる言葉を持たなければ、人々は今何が起きているかさえも完全には把握できない」──人々のモヤモヤから、新しい語彙を生み出すプロジェクトがイタリアにあります。

飛行機雲

きれいな飛行機雲、実は地球に有害?世界の最新テックでその解決法を探る

実は、飛行機が排出するCO2よりも飛行機雲による環境への影響のほうが大きいことが判明。近年のテクノロジーにより、費用を抑え、即効性がある航空業界の脱炭素化を実現する方法が開発されてきています。

ヘッドフォン

オランダ発、廃棄を出さないヘッドフォンのサブスクモデル「Headphone as a Service」

音楽を聴く用のヘッドフォンをサブスクで使うという発想、それが「ヘッドフォン・アズ・ア・サービス」です。オランダの「使った分だけ支払う・修理が簡単・永久保証」サービスを紹介します。

School

IT先進国スウェーデン、学校で「紙と鉛筆のアナログ教育」に戻る計画を発表

大規模なICT教育を進めてきたスウェーデンのソレントゥナ市が、紙と鉛筆での学習に戻すことを発表しました。賛否が分かれたこの決定から、教育とデジタルの関係を紐解き、再考します。

家で寝て過ごすよりサステナブル?環境を楽しく守るヨーロッパのフェス【欧州通信#19】

今回の欧州通信のテーマは「サステナブルなイベント運営」です。コロナ禍を乗り越え、日本各地でもお祭りやフェスが戻りつつある今、ヨーロッパでは環境に負荷をかけない新たなイベントの在り方も注目されています。

なぜ、アイスクリーム屋が地域の「場づくり」の役割を持つのか

アイスクリームで街を変える?プレイスメイキングのアプローチで、公共空間が賑わいの“居場所”に生まれ変わる。アイスクリームスタンドがもたらす交流と活気、その魅力を紹介します。