Tag Archives: ヨーロッパ

舞台セットをごみにしない。英国で「循環するエンタメ」を模索する“Re-Set Scenery”
イベント・エンタメ業界のリニアなシステムを、地域で解決できないか?そうして立ち上がった、スコットランドの「Re-Set Scenery」に、エンタメ業界をサステナブルにする秘訣を聞きました。

フィンランドに学ぶ、森林資源の「サーキュラー」な使い方
豊かな森林資源を、経済に組み込む「バイオエコノミー」への転換を、20年以上前から進めてきたフィンランド。スタートアップも多数登場しています。今回は、ビジネスの観点で同国のサーキュラー戦略を聞いてみました。

「反カルト」を掲げるフランス。人権侵害を許さないシステムとは?
フランスでは、1980年代から統一教会信者のトラブルが多発したことを受けて、カルト対策が国会レベルで論議されました。その結果、2001年に「反セクト法」(Loi About-Picard)が成立。反社会的な活動を行った法人に対し解散、活動禁止、司法的監視などを命じることができるようになっています。

速報のないニュースメディア「Tortoise」に聞く、これからの時代の生き抜き方
目まぐるしく情報が飛び交う現代で、あえて速報を出さずスローなジャーナリズムを実践するイギリスのメディア・Tortoise。彼らが大切にしていることとは?お話を伺いました。

レシピ本なのに、食べ物の写真が一切載ってない「No bees. No food.」の秘密
スウェーデンの食品ブランドが、「食材や料理の写真やイラストが載っていないレシピ本」を制作しました。一流のシェフや料理家のレシピが載っているその本に、「食べ物」の写真だけがない理由とは──。

今、どんな旅したい?英国のサステナブルトラベラーに聞いた「スロー」旅行の魅力
今、あなたはどんな旅がしたい?イギリスを拠点に活動するサステナブルトラベルの専門家ホーリーさんに、お話を聞きました。

地球にも自分にもやさしい、植物生まれのヴィーガン・エビ
和洋中、様々な料理で重宝されるエビ。世界で食べられているエビの大部分を生産する東南アジアでは、エビを養殖するために、マングローブ林が破壊されているといいます。そんななか誕生したのが、植物うまれのヴィーガン・エビです。

ウェルビーイングを高めるヒントが満載。ヨーロッパ各国の休日の過ごし方【欧州通信#04】
ハーチ欧州メンバーがさまざまなテーマで現地からお届けする、「欧州通信」。第4回目のテーマは「休日の過ごし方」です。ウェルビーイングを向上させるために各国で工夫されていることとは?

ハイテク自転車ライト「See.Sence」道路のデータ分析で英国流まちづくりに寄与へ
イギリスの企業・See.Senceが開発した小さな自転車用ライト。そのライトは、自転車に乗る人が快適に過ごせるようなまちづくりのためのデータを収集します。

【8/23開催】欧州在住者が見る、オランダ・フランス・ドイツ・英国のサーキュラーエコノミー最前線
廃棄物や汚染などが発生しない製品・サービスの設計を行い、原材料や製品の価値をできる限り高く保ったまま循環させ続けることで、自然を再生し、人々のウェルビーイングや環境負荷と経済成長のデカップリング(分離)を目指す、サーキュラーエコノミー。サーキュラーエコノミーの実験を、世界を牽引しながら進めているのが、欧州諸国です。このたび、2021年に設立された欧州在住メンバーによる事業組織「ハーチ欧州」のメンバーが、サーキュラーエコノミー先端都市と呼ばれる欧州の政策や、オランダ・フランス・ドイツ・英国のユニークな最先端事例を解説したレポート第一弾を2022年8月17日に販売することになりました。今回のイベントでは、本レポートに収めた見どころを一挙ご紹介します。

オランダの「家で見ても面白くない映画」は、なぜ移住者を魅了するのか
オランダ・アムステルダムのスローテルダイクは、居住者にもっと街の歴史や魅力を知ってもらおうと、アムステルダム市とデベロッパー、不動産所有者、地元雇用者の協力を借りて、ウォーキング映画『Toerd’amour』を制作しました。

「最近どう?」男性が精神的な悩みを相談できるヘアサロン
英国では毎週125人が自殺をしている――そんな現状へのアプローチとして、ロンドンに精神的な悩みを相談できる理髪店がオープンしました。メンタルヘルスの講習を受けた理容師に、ヘアカット中の会話で気軽に悩みを相談できます。

プライバシーゼロなのに大人気。壁も屋根もないホテルがスイスにできた理由
1泊4~5万円のホテルと聞けば、そこそこ豪華な部屋を想像する人も多いと思います。しかし、スイスに新たに誕生したこのホテルは、壁も天井もなく、さらにはガソリンスタンドの横にあります。その理由とは……?

「しっかり寝ることが、気候変動を食い止める」研究に注目
日本人の睡眠時間は平均6~7時間未満で、これは世界トップレベルのショートスリーパーであるといえます。しかし、働きすぎや睡眠不足は環境負荷を増やすという研究成果があります。睡眠は、人間の活動のなかで最も地球にやさしい──レストランに外食に行けば、ゴロ寝しているよりも、20倍ものCO2を排出してしまうことを考えれば、それは明らかです。

政治参加の機会を。ドイツで進む「くじ引き民主主義」とは?
欧州を中心に選挙以外の民主主義の機会として、「くじ引き民主主義」を導入する動きが強まっています。アイルランドでは憲法評議会に抽選で選ばれた市民が参加していたり、フランスの気候市民会議でも、無作為抽出の市民が議会に政策を突き付けるなどしています。さらに東ベルギーでは抽選制市民会議が常設されるようになりました。

小売の世界的大手マークス&スペンサーによる、3つの食品ロス対策
黒い斑点のあるバナナや売れ残ったパンを売るには、どうすればいいか。イギリスの小売大手マークス&スペンサーの食品ロス対策を紹介します。