Tag Archives: 差別
9月21日は国際平和デー。編集部が選ぶ、戦争と平和を考える映画と本まとめ
毎年9月21日は国際平和デー。停戦と非暴力の日とされています。そんな今日だからこそ見たい映画や読みたい本を、編集部のおすすめとしてご紹介します。平和について改めて考える時間をつくってみませんか。
「学名」にも差別が?植物や菌の名前からアパルトヘイト由来の表現削除へ
アパルトヘイト政策は終わったように見えますが、その傷は現在まで残っています。その一つが植物の学名でした。しかし2024年7月、植物・藻類・菌の学名から差別的な表現を撤廃することが合意されたのです。
建国の日か、占領の日か。「オーストラリア・デー」への賛否の声から多文化共生を考える
1788年にイギリスの艦隊が未開拓の地であったオーストラリアに上陸した日。それが現在オーストラリアの建国記念日です。しかし、それは「占領」の始まりの日でもあったとして、近年では批判の動きが強まっています。
メディアで表現される「アジア人」のステレオタイプを変えることはできるのか
世界最大級の写真画像代理店ゲッティイメージズが、「アジア人を表現するときの、歴史的・文化的な背景を考慮するビジュアルガイドライン」を発表しました。ステレオタイプな「アジア人」像について考えます。
インドで女性のバス乗車が無料に。背景にある、深刻なジェンダー格差
2019年以降、インド国内で女性客のバス運賃を無料化するプログラムが導入され始めています。多くの人が交通手段とするバスの無料化により、改善点を伴いつつも、女性の労働や教育にも良い影響を与える可能性が見えてきました。
デザイン教育を脱植民地化する。「リスペクトフル・デザイン」提唱者インタビュー【多元世界をめぐる】
「今日のデザイン文化は、人を傷つけ続けています」カナダのオンタリオ州立芸術大学・初の黒人女性学部長に、今よりもっと人を尊重できるデザインについて聞いてみました。
分断された社会でユダヤ人は世界をどう体験したのか?暴力を映し出す「鏡」の壁
ポーランド・ワルシャワの街中に現れた壁。片方は鏡で、もう片方は半透明になっています。博物館が主体となったこの取り組みには、ユダヤ迫害の歴史を伝えたいという願いが込められています。
ヨーロッパの研究者は、なぜ今「脱植民地化」を学ぶのか【多元世界をめぐる】
人類の歴史で、最も多く植民地を持ったイギリス。強大な力を持ち、数々の地域を支配してきたイギリスが、いま過去のあり方を反省し、「脱植民化」に進もうとしています。
「太った?」「子どもはいつ?」性差別あるあるを気づかせる、女性が絶対に“遊びたくない“すごろく
女性の人生に立ちただかる罠や、陥りがちな悩み……つい目を逸らしたくなるようなマスが並べられたすごろくができました。実はこれ、アメリカのとある企業が想いを込めてつくったものだったのです。
オーストラリアは、どう先住民へ敬意を示すのか。現地在住者がみた3つの事例
もともとその土地で暮らしていた先住民の人々の言葉や文化を奪い、成立してきたオーストラリアでは、いま過去の姿勢を見直す動きが出てきています。人々の関心を高め、先住民の人々の文化を繋いでいくための仕組みとは?事例を紹介します。
「白人以外は入り口が別」南アフリカのアパルトヘイトを追体験する博物館
南アフリカのアパルトヘイトミュージアムは、来館者に、本人の人種にかかわらず「白人」もしくは「非白人」と書かれたチケットを渡します。来館者の目の前には、白人用の入口と、非白人用の入口があります。
もっと生きやすい社会のためのジェンダー・ポジティブ動画ができました『誕生日おめでとう、わたし』
私たちが生きている社会は、コンプレックス広告に溢れています──ダイエット・脱毛・アンチエイジングなど。では「どんなストーリーなら見てみたいのか?」を考えたワークショップから2年。ついに動画が完成しました!
男性なら「情熱的」、女性なら「ヒステリック」?無意識の言葉選びを考えるキャンペーン
自信に満ちている(assirtive)⇔威張りたがり(bossy)……同じ特性を指していても、女性に使われる言葉はネガティブになりがちです。そんな無意識の言葉の使い方を考えるキャンペーンが登場しました。
「もしもし、ヘイトさん?」“嫌い”の感情に向き合う電話ボックス、オーストリアに登場
オーストリアの劇場に突如現れた電話ボックス。一見すると普通の電話のようですが、友人にも家族にも電話できません。受話器を取ると、代わりに、自分の中のヘイト感情に向き合うヒントを教えてくれます。
いじめやDV、セクハラまで。当事者の“苦しみ”を追体験して学ぶVR「Spotted」
ヘッドセットを装着することで360度パノラマ映像による仮想空間を体験できるVR(仮想現実)
ニュースルームに、多様性はあるか。世界的メディアの失敗に学ぶ「別視点」の大切さ
メディアや広告の炎上の背景には、多様性の欠如がある──。今回は、そんなニュースルームにおける多様性についてのコラムを、世界経済フォーラムよりご紹介します。