Tag Archives: 環境保護

「それ、ウチなら資源にできます」企業間で余剰電子部品を再利用する、英国のマッチングサービス
電子機器の過剰生産や電子廃棄物の増加が問題視される中、企業間で余剰部品を売買する「部品再配分」が注目されています。不要な在庫を必要な企業に受け渡すことで、廃棄削減とコスト回収の両立を目指します。

世界の環境リーダーを迎えるUAEの「ブルービザ」。脱石油依存につながるか
UAEは2025年に環境保護活動に特化したブルービザを導入し、持続可能性に貢献する専門家に10年間の居住権を提供。脱石油依存を目指し、再生可能エネルギーなどの産業多角化を推進しています。

海藻は未来を救えるか?養殖藻場が拓く海のネイチャーポジティブの可能性
日本の沿岸で進む「磯焼け」。藻場の消失が生態系や漁業に深刻な影響を与えています。グッドシーは、養殖藻場による再生に挑戦。海藻の可能性を広げることで、持続可能な漁業と地域経済の活性化を目指しています。

私たちは良い先祖になれるのか。先住民族アートが伝える「第七世代の原則」
「私たちは良い先祖になれるのか?」─カナダ先住民の哲学「第七世代の原則」を彫刻で伝えるアーティスト、ジェリー・シーナ。消えゆく野生サーモンの声をアートに刻む彼の想いとは?

世界全員で太平洋を“所有”する?脱炭素のための海洋破壊を防ぐNFTキャンペーン
太平洋深海採掘に反対するために、海域の一部を「所有」する権利を主張するキャンペーンが発表されました。この背景には、世界のエネルギー事情と海洋生物たちの存続の危機が密接に関わっています。

倫理的なカカオ調達方法をオープンソース化。Tony’s Chocolonelyが業界に強制労働ゼロを呼びかけ
オランダのチョコレートメーカー「トニーズチョコロンリー」はカカオ豆の倫理的で開かれたサプライチェーンを目指しています。彼らは調達原則を設定し、他の企業も加盟できる仕組みを構築しました。

海を壊さず再生しよう。サンゴ礁に“栄養を与える”日焼け止め
世界で初めてサンゴに栄養を与えることが実証された日焼け止めが登場しました。この商品は、環境を「守る」から「再生する」時代へと変化する兆しになるでしょうか。

疲れた人に、詩を処方。LUSHが開いたメンタルヘルスのための「薬局」
イギリスの化粧品メーカーLUSHのオックスフォードストリート店内に、詩の力を通じて人々の心を癒すことをコンセプトにした「ポエトリーファーマシー」の常設店が登場しました。

COP28に訴えかける。気候危機によって「失うもの」を印刷したレシート
スペイン・マドリードの街中に現れた巨大なレシート。そこに書かれていたのは、化石燃料の使用によって地球上から失われるものだったのです。

「自然」と「未来の世代」を取締役に。声なき声に耳を傾ける、英国インテリアブランド
イギリスのインテリアブランド「House of Hackney(ハウス・オブ・ハックニー)」は2023年11月、「母なる自然」と「未来の世代」を正式に取締役に任命した。エセックス大学で講師を務めるブロンティー・アンセル氏が幅広い分野の専門家の意見を参考にしながら意見をまとめ、「母なる自然」と「未来の世代」の代弁者として同社の経営に意見を述べることとなった。

もし「くまのプーさん」が破壊された森に住んでいたら?環境問題を啓発する新たな物語
くまのプーさんが住む森に、異変が起きました。すべての木が伐採され、100エーカーの森が失われてしまったのです。この絵本が訴えかけるのは、トイレットペーパーの背景にある森林伐採の現状なのです。

沖縄の自然と文化を「感じて」「繋ぐ」旅。サステナブルツアー体験レポ【石垣島編】
日本有数のリゾート地として人気の石垣島。東シナ海に浮かぶ12の有人島からなる八重山諸島の主

伝統技術を守りながら歴史を伝える、南アフリカの図書館
南アフリカの「アフリカの歴史を伝える図書館」。伝統的な穀倉を模倣したこの図書館には、「知識を貯める穀倉」という意味が込められています。伝統技術と近代の技術を組み合わせて作られたサステナブルな建築物です。

スポーツ界の「ネット・ゼロ」。英・飲料メーカーの植林プロジェクト
サッカーの試合が0対0のとき、勝者はいないはず。しかし、今季のイングランドとスコットランドで開催される試合では「勝者」がいます。英の飲料メーカーinnocentは、0対0の試合ごとに50本の木を植えることに決めました。対象は、イングランドプレミアリーグ、リーグ選手権、リーグ1・2、スコットランドリーグ選手権、スコットランドリーグ1及び2、そして女子サッカースーパーリーグ。今シーズン(2020年9月~)開催された試合も対象で、2021年2月時点で127の試合が0-0の結果となり、6,350本の木が植えられた。今シーズン末までには、その数は1万本以上に達すると見込まれています。

生物進化の歴史から思考法を学ぶ。進化思考が導くこれからのイノベーションとは【イベントレポート】
生態系進化の歴史から社会のイノベーションを紐解く、進化の学校が横浜の動物園で開催されました。なぜ動物園?新しい思考法「進化思考」ってなに?自身のビジネスを通じて地球環境にもアプローチをしたい方、必見です。

【わかる、えらぶ、エシカル#18】食を通して季節を味わう。「旬の食材」を買おう
本来食材には季節ごとの気候に合わせて育ち、収穫される「旬」がありますが、売り場で一年中見かける野菜や果物が多くなり、1970年代に比べ近年は一年中販売している食材が増加しています(*1)。日本では、季節のはじめに出てくるものを「はしり」、終わりに出てくるものを「なごり」、その間の出盛りのものを「旬」と呼び、食を通して季節を楽しんできました。こうした習慣はエシカルな視点からみても意義があります。旬食材をテーマに、どのようにエシカルなのかをお伝えします。