Tag Archives: Education for Good

戦後生まれが、戦争と向き合うということ。戦後80年の今、特攻の出撃地・知覧を再び訪れて

戦後80年を迎える今、戦争を知らない世代である筆者が再び知覧を訪れ、特攻隊員たちの遺書や手記に向き合いました。語られた言葉だけでなく、語られなかった沈黙の奥にある想いに耳を澄ませ、私たちが戦争をどう語り継ぐべきかを考えます。

広島に育つ植物から、戦後を考える企画展示「ひろしま みどりとりどり」【8/17まで東京開催】

「75年は草木も生えない」と言われた戦後の広島。そののち多様な植物が芽を出してきたものの、近年は倒木も相次いでいるといいます。そんな戦後の広島と植物の関わりに光を当てた企画展「ひろしま みどりとりどり」が東京で開催されています【東京 8/1〜8/17】

「料理人は自然を翻訳する」MAZ東京のシェフが語る、食と哲学の交差点【持続可能なガストロノミー#14】

東京・紀尾井町「MAZ」のシェフ、サンティアゴ・フェルナンデスさんは「料理は自然を翻訳する手段」と語ります。ペルーと日本をつなぐ独自の哲学で、食を通じたサステナビリティを追求しています。

【10月開催・募集開始】Dutch Design Week視察ツアー2025。“過去・現在・可能性”から未来のサステナブルデザインを探る旅へ

2025年10月、世界最大級のデザインイベント「Dutch Design Week」への視察ツアーが開催されます。テーマは「PAST. PRESENT. POSSIBLE.」。アイントホーフェンとアムステルダムを巡り、未来の社会や循環型デザインについて学ぶ濃密な6日間です。サステナビリティに関心のある方におすすめの旅となっています。

藍は生きている。剣道着の文化から「生きる力」をひもとく

藍染の剣道着。その色は生きて変化し、所作には人を整える力が宿ります。便利さの陰で失われがちな「生きる力」や「本当の強さ」を、藍染文化を通して見つめ直します。

【7-8月 東京・広島開催】「1945年8月6日」以前の“平和な一日”に触れる。暗闇の対話プログラム・PEACE IN THE DARK

暗闇の中で、1945年8月6日以前の“ある一日”を追体験できる体験型プログラム「平和のためのダイアログ・イン・ザ・ダーク PEACE IN THE DARK」が東京・広島で開催されます🕊️【東京 7/5〜8/31|広島 8/2〜8/11】

人間の“感覚知”を再起動せよ。便利さの代償を取り戻す、フランスの「ローテクラボ」

もし明日、スマホもAIも使えなくなったら、私たちは自分の力だけで生きていけるでしょうか。ローテクを通じて「便利さの裏にある喪失」に向き合い、自らの感覚やスキルを取り戻す旅に挑む、冒険家コランタン氏の実践と思索を追います。

企画展「そのとき、どうする?展」の展示アート

【7/4-11/3開催】突然日常が無くなる災害を考える。「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」

2025年7月4日(金)から、東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTで、災害が訪れるそのときについて想像できるような展示が始まります。企画展「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」です。

私たちはなぜ歩き、なぜ自転車に乗るのか。「移動」が再構築する、人と都市の関係性

パリの街を歩いていると、パン屋の香りや花の匂い、子どもの笑い声に気づきます。移動はただの手段ではなく、都市との関係性を築く行為です。歩くことで、私たちは社会とつながっているのです。

星降る“暗闇”を楽しむ、旅の新潮流「ダークスカイツーリズム」

ダークスカイツーリズムは、無駄な人工光を排除し、真っ暗な夜空の中で星々と静かに向き合う時間を提供してくれます。この特別な体験が、心を深く癒し、自然とのつながりを再認識させてくれると同時に、地域経済にもポジティブな影響を与えているようです。

イギリスの学生

イギリス、「自然史」を中学の卒業試験科目に導入。学びの場を教室から森へ

新たな試験科目が、イギリスの学生たちを教室から森へと誘うこととなりました。イギリス政府が2025年3月21日、同国内の中等教育修了資格の一つであるGCSE(General Certificate of Secondary Education)の科目として、「自然史(Natural History)」の導入を発表したのです。

米国すべての州で「修理する権利」法案導入。加速する法制化の動き

「修理する権利」に関する法案が、アメリカの50州すべてで導入されました。この法案により、消費者は自分で修理するか、選んだ修理業者に依頼して修理できるようになります。

もし誰もが“平等に”不快になるデザインがあったら?34本脚のテーブルが問いかける現代社会の矛盾

匿名のアート集団・キャピタリズムがさまざまな素材や形状の34本の脚を持つテーブルを発表しました。「不快感を民主化する」ために制作されたこの作品にはどのようなメッセージが込められているのでしょうか。

奪われた森を再生し、利益を再分配。貧困の連鎖を断った、インド・パチガオン村の物語

インド中部マハラシュトラ州のパチガオン村は、地域の森林資源を活用した産業で、10年の間に経済的成功を収めました。住民主体の取り組みにより貧困問題を克服し、持続可能なビジネスモデルとして注目を集めています。

世界全員で太平洋を“所有”する?脱炭素のための海洋破壊を防ぐNFTキャンペーン

太平洋深海採掘に反対するために、海域の一部を「所有」する権利を主張するキャンペーンが発表されました。この背景には、世界のエネルギー事情と海洋生物たちの存続の危機が密接に関わっています。

倫理的なカカオ調達方法をオープンソース化。Tony’s Chocolonelyが業界に強制労働ゼロを呼びかけ

オランダのチョコレートメーカー「トニーズチョコロンリー」はカカオ豆の倫理的で開かれたサプライチェーンを目指しています。彼らは調達原則を設定し、他の企業も加盟できる仕組みを構築しました。