Tag Archives: Education for Good

人間の“感覚知”を再起動せよ。便利さの代償を取り戻す、フランスの「ローテクラボ」
もし明日、スマホもAIも使えなくなったら、私たちは自分の力だけで生きていけるでしょうか。ローテクを通じて「便利さの裏にある喪失」に向き合い、自らの感覚やスキルを取り戻す旅に挑む、冒険家コランタン氏の実践と思索を追います。

【7/4-11/3開催】突然日常が無くなる災害を考える。「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」
2025年7月4日(金)から、東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTで、災害が訪れるそのときについて想像できるような展示が始まります。企画展「そのとき、どうする?展 –防災のこれからを見渡す–」です。

私たちはなぜ歩き、なぜ自転車に乗るのか。「移動」が再構築する、人と都市の関係性
パリの街を歩いていると、パン屋の香りや花の匂い、子どもの笑い声に気づきます。移動はただの手段ではなく、都市との関係性を築く行為です。歩くことで、私たちは社会とつながっているのです。

星降る“暗闇”を楽しむ、旅の新潮流「ダークスカイツーリズム」
ダークスカイツーリズムは、無駄な人工光を排除し、真っ暗な夜空の中で星々と静かに向き合う時間を提供してくれます。この特別な体験が、心を深く癒し、自然とのつながりを再認識させてくれると同時に、地域経済にもポジティブな影響を与えているようです。

イギリス、「自然史」を中学の卒業試験科目に導入。学びの場を教室から森へ
新たな試験科目が、イギリスの学生たちを教室から森へと誘うこととなりました。イギリス政府が2025年3月21日、同国内の中等教育修了資格の一つであるGCSE(General Certificate of Secondary Education)の科目として、「自然史(Natural History)」の導入を発表したのです。

米国すべての州で「修理する権利」法案導入。加速する法制化の動き
「修理する権利」に関する法案が、アメリカの50州すべてで導入されました。この法案により、消費者は自分で修理するか、選んだ修理業者に依頼して修理できるようになります。

もし誰もが“平等に”不快になるデザインがあったら?34本脚のテーブルが問いかける現代社会の矛盾
匿名のアート集団・キャピタリズムがさまざまな素材や形状の34本の脚を持つテーブルを発表しました。「不快感を民主化する」ために制作されたこの作品にはどのようなメッセージが込められているのでしょうか。

奪われた森を再生し、利益を再分配。貧困の連鎖を断った、インド・パチガオン村の物語
インド中部マハラシュトラ州のパチガオン村は、地域の森林資源を活用した産業で、10年の間に経済的成功を収めました。住民主体の取り組みにより貧困問題を克服し、持続可能なビジネスモデルとして注目を集めています。

世界全員で太平洋を“所有”する?脱炭素のための海洋破壊を防ぐNFTキャンペーン
太平洋深海採掘に反対するために、海域の一部を「所有」する権利を主張するキャンペーンが発表されました。この背景には、世界のエネルギー事情と海洋生物たちの存続の危機が密接に関わっています。

倫理的なカカオ調達方法をオープンソース化。Tony’s Chocolonelyが業界に強制労働ゼロを呼びかけ
オランダのチョコレートメーカー「トニーズチョコロンリー」はカカオ豆の倫理的で開かれたサプライチェーンを目指しています。彼らは調達原則を設定し、他の企業も加盟できる仕組みを構築しました。

2025年までにすべての学校で気候教育を義務付け。ブラジルの国家気候カリキュラム
ブラジルが、2025年までにすべての学校に気候カリキュラムを導入する計画を発表しました。世界で進む気候教育ですが、ブラジルのように全国的に義務化する取り組みは他国と比べても先進的です。気候教育を受けた若い世代が、新しい産業で活躍することで、持続可能な未来に向けた道筋が大きく開けてくることでしょう。

蘭・ハーグ市が、世界で初めて屋外化石燃料広告を禁止
オランダのハーグ市が、世界で初めて屋外化石燃料広告を禁止しました。反対意見も多い中、決定された今回の条例は、今後他都市にも影響を与えていきそうです。

すべての人の「ちょっとそこまで」を快適に。独ミュンヘンの近距離モビリティサービス
ミュンヘンで市の中心地と旧市街地エリアの間、約500メートルを結ぶモビリティサービス実現に向けたテストプロジェクトが実施されました。すべての人にとって快適な移動は実現できるのでしょうか。

勤務シフトは従業員自身が決める。チェコの働き方改革、製造業やサービス業にも波及するか
チェコの議会で、すべての労働者が自分の勤務スケジュールを決定する選択肢を要求できる労働規則の改正案が採択されました。業種を問わず進むこの変化は、労働者と雇用主にどう影響するのでしょうか。

不登校に、世界一たのしい革命を。「トーキョーコーヒー」が親と子の新たな居場所に
日本各地で増え続けている活動の場所「トーキョーコーヒー」。不登校の子供が増え続ける現状で、子育てや教育、社会について「大人」が考え対話を生むための活動の場です。

16歳の新有権者をサポート。選挙のいろはを教える、ベルギーの「移動式投票ブース」
2024年欧州議会選挙で、有権者年齢が16歳以上に引き下げられたベルギー。初めて投票するティーンのため、街中に登場したのが移動式のブースです。証明写真機に似たこのブースの中では選挙のいろはを学べます。