ココロのカッコよさも追求しよう。FABRIC TOKYOが手がけるフェアトレードオーダーシャツ

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あなたは「フェアトレード」という言葉を聞いたとき、どんなイメージを思い浮かべるだろうか。貧困の撲滅に向けて適正価格で取引された、ハンドメイドのチョコレートやコーヒー豆。農家の人々の輝く笑顔。

色々なイメージがあるだろうが、「洗練されたスタイリッシュな何か」を思い浮かべた人はそれほど多くないかもしれない。しかし、そんな一般的なイメージをよい意味で覆してくれるアイテムが、5月2週目の「世界フェアトレード・デー」のタイミングに合わせて登場した。

オンライン発のカスタムオーダーファッションレーベル「FABRIC TOKYO」が6月から新たに発売するのは、フェアトレードコットンを使用して作られたオーダーシャツだ。国際フェアトレード認証を受けたコットンを原料とするオーダーシャツの販売は、日本で初めてとなる。

このシャツの魅力は、その品質の高さにある。原料に使われているのは3年間無農薬の農家で栽培されたオーガニック100%のコットンで、その中でも最高ランク品質である超長綿を80番手の極細の糸に紡績し、双糸加工することで、シルクのような滑らかな光沢を保つ糸に仕上がっている。

さらに、シャツの生地を作っているのは日本のシャツの産地として知られる兵庫県播州地区の職人だ。絶えることなくクラフトマンシップを受け継いでいる職人たちが、半世紀以上前に製造されたヴィンテージの織機「ションヘル」を用いてゆっくりと丁寧に織り上げることで、最新の機械には実現できない独特の風合いを生んでいる。

スタイリッシュなカスタムメイドのシャツを手がけているFABRIC TOKYOが、なぜ今回フェアトレードに目を向けたのだろうか。その答えは、同社のモノづくりに対する考え方にある。

FABRIC TOKYOは、自社で企画・製造した商品を直接自社のECサイトで販売する「D2C(Direct to Consumer)」というモデルをとることで、生産から発送までを一括して管理し、商品に関わる全ての人とダイレクトに繋がる仕組みを築いている。

D2Cモデルにより高品質な製品を適正な価格で消費者に届けるだけではなく、サプライヤーに対しても正当な対価を還元するという同社の考え方には、フェアトレード取引と多くの共通点があるのだ。

「だれもが自分らしいライフスタイルを自由にデザインできるオープンな社会をつくる/Fit Your Life」という理念を掲げる同社にとって、フェアトレードシャツは理念の実現に向けた取り組みとしてごく自然な選択なのだろう。

FABRIC TOKYO

一方で、フェアトレードの考え方を大切にしつつも、あくまで消費者から選ばれるための「カッコよさ」に妥協しないのも同社の特徴だ。FABRIC TOKYOの商品開発代表者は、こう語る。

「企画の段階から、本当のカッコ良さとは何か、を追求しました。社会的意義があるだけでも、ものづくりにこだわったクラフトマンシップだけでもなく、双方が合わさってこそ本当に良い商品だと考えています。フェアトレードのシャツを着ることで、ココロが気持ちいい生き方を提案できるのではと思っています。」

洗練された印象を演出してくれるスタイリッシュなスーツとシャツは、人前に出る機会の多いビジネスパーソンにとって必須のアイテムだ。清潔感とセンスを兼ね備えたビジネスファッションは相手に対する最上のマナーでもあり、自らを大事にしている証でもある。

しかし、本物のカッコよさを手に入れたいという方は、その思いやりを相手や自分だけではなくファッションの作り手にまで広げてみてはいかがだろうか。毎朝シャツに袖を通すとき、その作り手にまで想いを馳せることで、見た目だけではなくココロも洗練されていくはずだ。

【参照サイト】FABRIC TOKYO